パワースポット!
パワースポッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
《筑波山【後編】よりつづき》
筑波山登拝の後、一泊して翌日はお隣の山「宝篋山(ほうきょうさん)」に登ることにしました。頂上に鎌倉時代の宝篋印塔(仏塔)が建っているから宝篋山だそうです。パワースポットっぽいでしょう。また、筑波山の標高が877mに対し、約半分の461mだとか。こっちは余裕で登れそう~
つくば駅から市営バスに乗りました。乗客がぼく一人という寂しい中、約30分でバス停「小田東部」に到着。乗車賃がたった300円で済んだのも市営だからでしょうか。そこから出発点の「小田休憩所」へ向かいます。休憩所に着くと、駐車場は登山客が乗り付けた車でいっぱいでした。どうやら、地元民が車で来て登る山のようです。どうりで、バスの中はガラガラだったわけだ。
恒例の野鳥シリーズ!
休憩所の周りで、たくさんの野鳥たちがさえずっていました。
<山の中は、ぼくたちの仲間がいっぱいいるよ~、いってらっしゃい
さあ、出発だあー。「小田城コース」を選んでみました。登山道はなだらかで、足元はきちんと整備されているので快適に登山を楽しめます。前日の筑波山の悪路に比べたら、楽ちん楽ちん~
おや、登り始めてすぐのところに、祠やお地蔵さんが。こちらの山が「信仰の山」だったことをうかがわせる形跡がありました。やんわりですが、「枯れたような、こめかみ辺りにキーンとパワースポット特有の痛み」がきます。
さらに進んでいくと、開けて、山の姿が見える場所に来ました。おおっ、山肌が巨石で出来ています。なるほど、そういうことか・・・。こちらも、これまでの信仰の山がそうであったように、お隣の筑波山もそうであったように、古代より、「人びとが巨石から発せられるパワーを御神氣として感じ取り、信仰の対象としてきた」山のようです。
そうとわかれば、意識してパワーを吸収しながら登っていきますよ。おいっちにー、おいっちにー
展望の良い場所で、昨日に引き続き、はるか遠い向こうに富士山が見えました。あれ、なんだか、こっちのほうが高く見えますね(富士山3,776m、宝篋山461m・・・笑)
楽ちんとはいえ、けっこう歩いてきました。段々と足取りが重くなってきます。
おい!どういうこっちゃ。ここまで1.2kmで、ここから2.4km・・・倍あるじゃん。なんで、高さが462mなのに、3.6km歩かされるんだよ。
そんな憤った心を癒してくれるのが、数々の野鳥たちの鳴き声。しかし、残念なことに姿が見えず。
蛾の繭とおぼしき鮮やかな緑色したひょうたんみたいなものを発見しました。春が待ち遠しいでしょうな。・・・ということは、ここにケムたん(毛虫)イモたん(芋虫)がいたってことか。この季節でよかったあー
巨石の上に切り株が立っている辺りで、急に雰囲気が一変しました。神域然としたものを感じます。
開けた場所に出て、目の前にドーンっと巨石の重なりが。
「下浅間神社」様がありました。強力なパワースポットです、キーンがキツい。
そこから急斜面を登っていき、ついに頂上に着きました。こちらが、山名になっている宝篋印塔です。ベンチには家族連れが多くいて、和気あいあいと昼食をとっています。鳥居が建っていて、浅間神社と書かれていましたが、社のようなものは見当たりませんでした。
筑波山の姿が。「おおーい筑波山よ、こっちのほうが高いぞー(筑波山877m、宝篋山461m・・・笑)」
わが国で二番目に大きい湖「霞ヶ浦」が。娘さんが「ああ、あの湖、きれい」と歓声を上げたら、いっしょにいたお母さんが「近くで見たら、汚ったないんだから」と言っていました。それは言わないこと(苦笑)
下山は別の順路「極楽寺コース」を選んでみました。巨石や滝を楽しめるコースになっています。
「カエル岩」-筑波山だったら、きっとそう名付けられている巨石と樹木の共演。枯れ木のカエルが巨石に乗って向こうを見ているような形をしていませんか(笑)
下山して、出発点だった小田休憩所へ向かいます。途中の田んぼからかなり強いキーンが発せられていました。山周辺がパワースポットのようです。
前日、(800)記念で筑波山を登拝した余韻も冷めやらぬまま、翌日に(801)を済ませました。そうです。もう、(900)へ向かっているのです。立ち止まっている時間など無いのです。
(コロナに気をつけながら)さあ、がんばるぞー!
《おわり》