今日(4日)起きてみると、すっかり晴れていてとても気分の良い朝でした。こういう朝は、無性に高尾山に登りたくなります。
高尾山のことを考えたら、居てもたってもいられなくなり、急遽、京王線に乗り高尾山口駅に向かいました。
中河原駅から30分ちょいで目的地・高尾山口駅に到着しました。すでに駅周辺は登山客でいっぱいでした。わたしのように気分が良い朝を迎えて、急遽、ここに来た人もいるのでは。
いつもの1号路ではなく、6号路を選んでみました。はじめての順路です。上空からヒヨドリやヤマガラの鳴き声が聞こえてきます。ただ、生い茂る葉や枝にさえぎられて姿はまったく見えません。やっぱり、山での野鳥観察は上級者でないと難しいかも。
はい、チーズ、カシャ
「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」を放っているお地蔵さんたち。みんな仲良さそう~
「自然研究路6号路」。ここから始まるようです。樹木に太陽の光がさえぎられて、天気が良いのに辺りは薄暗いほどです。
「沢に響く歌声」。こんな野鳥たちに出会えたら良いんですけどねえ。
登り始めてすぐ、左側面にパワースポットがありました。巨石です。地面にもそこそこ大きな石が転がっています。高尾山が「巨石系パワースポット」であることがわかります。まあ、信仰の山はみんなそうなんですけども。
「岩屋大師」。弘法大師の伝説があるようです。途中、岸壁にくり抜いたような石窟が二つ並んでいて、仏像が置かれていました。真剣味のある女性がお経を唱えていて、邪魔しちゃいけない雰囲気でいっぱいなので早々に退散しました。
「琵琶滝」。案内板を読むとー、
むかし偉いお坊さんが高尾山を歩いていると、琵琶の音が聞こえてきました。どこから聞こえてくるのかわからないでいると、鹿がやってきて道案内してくれました。そこには大岩に座って琵琶を弾いている白髪の老人がいました。その美しい音色に心を動かされたお坊さんが「悟りの道をお教えください」とお願いしたところ、その姿が滝になり、琵琶の調べのような美しい音のする滝になりました、と。
周囲には張りつめたような緊張感が漂い、滝行の場であることが嫌がおうに感じられます。
ビェー、ビェー♪
盛んにヤマガラの特徴のある鳴き声が聞こえてきます。ここでも姿は見られず。
強力パワースポット発見!巨石の並びから、「滝が枯れた跡」のように見えます。第2号路の途中にある「高尾山随一のパワースポット」と構造はいっしょのような気がします。あそこも、蛇滝の近くにあった「滝が枯れた跡」のようなところでした。高尾山の特徴なのかもしれません。
水分を多く含んだ空気により苔がびっしり。こういうの好きなんだよなあ。
「硯石」。唯一、名前がつけられた巨石がありました。やんわりですがキーンときます。
この巨石はスゴい!かなり強めのキーンがきます。
足元がぬかるんできました。大雨の日だったらキツイかったかも。「靴の中がビシャビシャになったあ~」と悲鳴を上げている子供もいました。
しばらくこの状態が続きます。
ふー、気持ち良い~♪ぬかるみが終わり、一気に視界が開けてきました。
出発から約1時間半。さあ、ここまで来れば頂上まであっという間です。家族連れのワイワイした声が聞こえてきました。
メイン路の1号路の登山客と合流し満員電車の状態になって頂上へ。外国人の団体がけっこういました。どうだ、日本の山は!おまえのところにないだろう!うらやましいだろう!?って誇りたくなります。
あと、犬を連れてきている人たちもいました。柴犬はしっかり自分の足で歩いているのに、ポメラニアンはみんなだっこされていました。甘ったれだなあ。犬種によって根性の違いがあって面白かったです。
天気が良いので富士山がはっきり見えました。
よし、決めた!
なぜか年末になると富士山を見たくなります。今年の年末パワースポット巡りをどこにするのか迷ってました。でも、ここで決めました。富士山の近くにしようと。富士山の近くでまだ巡ったことのない、とある場所に決めました。近く発表します。
向かって左側には、パワースポット巡り900回記念で登拝した「大山阿夫利山」が見えました。特徴ある頂上の形ですぐわかります。東京のどこからでも見えるので、江戸時代の人たちが篤く信仰したのでしょう。東京のどこからでも見える筑波山に通じる
ものがあります。
おまけー、
この多額の寄付した人って、あのサブちゃん?(笑)
麓のお土産屋で来年用の「高尾山Tシャツ」を買いました。これで安心して来年を迎えることができます。野鳥が見られなかったのは残念ですが、充分楽しめました。やっぱり高尾山は楽しいなあ~♪