♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
2013年9月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを「日本の国虫にしよう」という高い志をもつようになりました。そして、ついに、その志を遂げるべく「国虫会」を結成しました。総裁をはじめ要職にはわたしが就き、国民運動を巻き起こしたいと考えております。どうか、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
国虫会 総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長(兼)仕入部長(兼)飼育部長 こうやまあきら
ブバババババーッ❗
真夜中、あまりにも暑いので、すこし窓を開けたら、その瞬間、暗闇の遠くのほうからブバババババーッ!!!と爆音が響いてきて、「なんだ?何がくるんだ?」って目をこらしたら、突然こやつが突撃してきやがりました。おー、いてっ!
カブトのメスです。
わたしのように、「クワガタを日本の国虫にしよう」という目標を掲げ、「国虫会」という思想団体のトップを勤めていると、敵対思想を掲げる勢力から攻撃を受けることがよくあります。これもその一環でしょう。「カブトムシを日本の国虫にしょう」と標榜する(あったらの話し)、ライバル団体「鉄兜会」(妄想上の団体ですが、そういうのありそうでしょう)の刺客だと思われます。
事実、【旧ブログより】を読んでもらえればわかるのですが、過去にも同じ攻撃を受けているのです。
本格的に対抗策をとらなければ、つぎは本当に命が危ないかもしれません。
「国虫会」と「鉄兜会」のハルマゲドンが近いのかもしれませんね。
【旧ブログより】
「クワガタVSカブト」ハルマゲドン近し! 2018/08/20
真夜中、あまりにも暑いので窓を開けたら、その瞬間、黒い謎の物体がけたたましい音を羽ばたかせて飛んできて、ぼくの体にぶつかってきました。「痛て!」と、ぼくは悲鳴をあげてその物体を手につかんでみると、なんとそれはカブトのメス・・・。
思えば、「国虫会」を設立してからこの4年間、カブト族からこのような突撃攻撃を受けたのは4回目(それも、なぜかすべてメス)。なかなか、無い経験だと思うのですよ。
まず1度目は、京王線に乗っていて「明大前駅」に着いたときにです。ドアが開いた瞬間、バチン!と何かが飛んできて首筋にとまりました。「痛て!」と悲鳴をあげて首筋にとまった黒い物体を手で払いのけてみると、その正体はカブトのメスでした。明大前駅といったら、かなりの都会にあると思うのですが、まさかここでカブトが飛んでくるとはと驚いてしまいました。(ぼくの悲鳴に周りの乗客がざわめきたち、カブトだとわかると爆笑に包まれていきました。はずかしいー)
2度目は、JR浦和駅で、プラットフォームを歩いていたときのこと。足元へめがけてこれまた黒い物体がブババババッ!とかすめるように飛んできて、あわてて飛び跳ねてかわしたら、カブトのメスでした。(浦和駅だってまわりは相当な都会ですよ、ふつー飛んできませんよね)
3度目は、小田急線西生田駅で改札口を出たとき。まるでぼくが出てくるのを狙いすましたように、カブトのメスがブババババッ!とぶつかってきやがったのです。(まあ、ここは田舎なんで、いてもおかしくはないけど・・・)
このようなことが、たびたびあると、これはもう偶然ではなくて、ぼくを亡き者にしようと狙ってやっているとしか思えないのです(ね、そうでしょう)。
では、なぜか?思い当たる節があるとすれば、それはぼくが国虫会総裁を名乗っているからではないでしょうか?おそらく・・・(ここから妄想)この世には同じようにカブトを日本の国虫にしようという勢力があって、そいつらが刺客を放っているのでは?その勢力は、ーかりに「鉄兜会」と呼ぶことにしてー、おそらく近いうちに総攻撃を仕掛けてくる可能性が高いのではないか?と戦慄をおぼえるのです。
「クワガタVSカブト」のハルマゲドンがやってくる日も近いかもしれませんね。
メスカブトの恩返し(?) 2015/07/21
先日の夕方、JR浦和駅のプラットフォームを歩いていたら、何やら足元にごそごそと動くモノが。ん、なんだろう?と思ってよく見たら、なんと、カブトムシのメス。わが国虫会の宿敵カブト族ではありませんか。本来ならば、ここでヘイトスピーチの一つでも浴びせてやるところですが、けっこう弱っている様子。さすがに、かわいそうになってきて、これから用件があるのに、わざわざ時間をつくって隣の駅まで連れていってやることにしました(駅前に公園があるのを覚えていたので)。
車中、落ちないようにしっかり両手で包んでやっていたら、このカブトのやつ、こっちの気も知らないで必死に逃げ出そうとして暴れまくり、けっきょく腕をつたって肩まで歩いていく始末。周りの視線は完全に、「カブトを肩にくっつけて電車に乗っている変な人」になっていました。もー、こういうデリカシーの無いところが、カブト嫌いの理由なんですよねー。
恥ずかしい思いをしながらも、何とか駅前の公園につき、森の中に逃がしてやることに成功。まあ、敵とはいえ、困っているときはお互い様だし、いいことをすると気持ちがよくなりますからねー。
次の日、帰りの道中で、ふとあのカブトのことを思い出しました。あれから、どうしているんだろう?幸せに暮らしているのだろうか?などと考えながら、アパートの階段を上っていると、ブーンという大きな羽音をたてて何かがぼくの首筋にパチン!とぶつかってきました。うわっ、何だ!?とそいつを手にとってみたら、なんとカブトのメス。あまりの偶然に、ぼくの心の中に、「あのメスが、お礼を言いにきたんだ」と本気で思ってしまうほどでした。うれしくなって、クワガタ用のとっておきの高タンパクゼリーを与えてやると、羽根をはばたかせて喜んでおりました。
それからというものの、このメスはちょくちょくぼくの部屋の前にやってきてはおいしいゼリーをおねだりしていきます。そのうち、よくアパートなんかに「野良猫にエサをやらないでください」という苦情の貼り紙がはってあるように、「カブトムシにエサをやらないでください」と書かれた張り紙がはられてしまうかも知れません。