パワースポット!
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より強いパワースポットを求めて全国を旅するカテゴリー
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・と、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
パワースポット巡りで、100回、200回、300回、400回、500回、600回という、区切りのいい記念の回には、特別企画として大御所のパワースポットを選んで巡っています。
パワースポット巡り(400)北口本宮富士浅間神社
2017/03/20
ここ近年、山梨県のパワースポットを巡ってきました。そうすると、どこからも「富士山」を目にすることになります。その孤立した凛々しい姿を目の当たりにするにつれ、どんどん心引かれていくようになりました。「ああ、やっぱり、富士山は霊峰なんだ。わが国の信仰の象徴なんだなあ」と。
そこで、パワースポット巡り400回記念を迎えるにあたり、富士山にまつわる神社こそ、それにふさわしいと考えるようになりました。では、富士山にまつわる神社で、それにふさわしい名社はどこだろうと考えると、どうしても外せない神社が二社ありました。「富士山信仰」を代表し、富士山をはさんで北と南で対峙する「北口本宮富士浅間神社」と「富士山本宮浅間大社」です。
では、そのどちらにするかを考えると、北に位置する「北口本宮富士浅間神社」は、いうなれば「北斗神拳」みたいなもので(ぼくの独自の解釈です)、南に位置する「富士山本宮浅間大社」は「南斗聖拳」みたいなものでしょう、と(ぼくの独自の解釈です)。だとしたら、まずは主役の北斗神拳のほうを先に回ってみるべきかなあと思うにいたりました(あくまで、ぼくの独自の解釈ですよ)。
その他にも、面白そうな浅間神社が周りにあるのも魅力的ですし。そこで、北斗神拳を中心とした「浅間神社巡り」で400回を飾ることにしました。
八王子駅からJR中央本線、大月駅で富士急行に乗りかえ小一時間。「富士山駅」で降りると、富士山がもう目の前。高揚感が半端ないですねー。
15分ほど歩いて到着しました、北口本宮富士浅間神社になります。参道はとにかく静謐で、さすが名門の古社といった雰囲気。なにか、無言で語ってくる感じ。
参道にまずは、「角行の立行石」がありました。富士信仰の開祖「角行」がこの石の上で、全身から血を吹き出しながら爪立ちの荒行をしたんだとか。ものすごい話しです。
パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンという痛みがくるのですが、その痛みの気質は、激しさよりも「静謐」な感が。
途中、お手洗いに行った帰りに見つけた「青麻社」と、その先にあった「御神幸橋」。ここからも静謐なキーンがきます。
参道にもどって、いよいよ境内へ。思ったより派手な色合いの拝殿ですね。仏教施設を思い起こさせます。それでもパワーは落ち着いた感があり、とても静謐です。
裏手に広がる摂社の数々。パワースポットとしては、この辺が一番強いかな。それでも、ざわざわっとくる程度の静謐感があります。
(残雪が!?
日陰になっているところには、まだ雪が残っていました。ここが富士山の麓であることを再認識させられました。どうりで寒いわけだ。)
境内に充満する気は、どこも籠もったような静謐さを感じました。でも、それは決して「弱い」のではなくて、「静謐なパワーが激しく出ている」感じ、とでも言いますでしょうか。これははじめて会う感覚だなー。
これで終わりにみえた北口本宮ですが、ふと、境内の裏手から一本の道路が伸びているのを見つけました。そして、その先から胸騒ぎがするような得体の知れない気配がくるのです。なんだ?なんだ?と行ってみるとー、
5分足らずのところで、こんもりとした小高い丘と鳥居、その上に祠が見えてきました。近づいてみると、頭がグラグラするような激しい痛みを放っています。
案内板を読んでみると、ここは「大塚丘(おおつかおか)」と言って、なんとあの日本武尊がらみの古跡なのだそうです。なんでも、東征の途中で日本武尊がこの丘に登り、ここから富士山を遥拝したと伝えられているんだとか。そして、「北口本宮」はもともと、ここで創建されたようなのです。ということは、ここが最も重要な聖地ってことか。
丘を登り、祠の前に立つとグワァン、グワァンと頭が激しく痛みだしました。痛い!痛い!それはもう、冷や汗がでるほどでした。この激しさこそ、日本武尊がらみのパワースポットでよくある気質になります。本社の静謐さと、それに対照的な激しい気質と、真逆の気質を楽しむことができるのもいいかも。
また、参拝客の多い本社に比べ、ここまで来る人はいないようで秘境のような雰囲気がありました。そういった意味でも、貴重な感じがしていいですね。ここはすばらしいパワースポットですよー。
400回を飾るにふさわしいパワースポットに出会えましたー、よかった、よかったー。
パワースポット巡り(500)榛名神社、(501)榛名湖
2018/01/30
さあ、記念すべき500箇所目のパワースポット巡りの地へ。「群馬随一のパワースポット」「関東屈指のパワースポット」「日本最高の聖地の一つ」などなど、パワースポット好きの誰しもが称賛し、パワースポットに興味なんてない知人までもが、「あそこは雰囲気が違う」「ほかの神社にくらべて別格な感じがする」と絶賛する「榛名神社」へ向かいました。
朝の8時30分、高崎駅西口から群馬バスの「榛名湖行き」に乗り、約60分で神社前のバス停に着きました。さっそく公衆トイレに入ったら、洗面所の水が冷えて凍っていました。ひえー、さむそう。なんだか嫌な予感がします・・・。
気をとりなおして、いざ境内へ。古びた古社の佇まいがいいですねー
入っていきなりの巨石発見。橋の両側に巨石がごろごろしています。巨石信仰からくる型の神社(パワースポット)と聞いていましたが、ほんとその通りのようです。これは期待できそう。
本殿には一本道でつながっていて、案内板によると15分で着けるんだとか。そんなに広大なわけではないようです。
ぶらぶら歩いていくと、まず最初のパワースポットが「千本杉」辺りに。「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンという痛み」がきます。
その向かい側に、わかりずらいように「秋葉神社」と書かれた鳥居がありました。気づいている人はいないようだけど、こういうところに行ったほうがいいんですよ。
秋葉神社とはどんな神社?拝殿らしい建物が見当たらなくて道を間違えたかと思ったら、巨石の穴に祠が見えました。どうやら、あちらのようです。山岳信仰らしい、いい雰囲気。「いいパワースポット巡りとなりますように」ぱんぱん、っと。
もとに戻って、参道をさらに歩いていくと、「御神水開運おみくじ」の辺りでまたきました。
ーで、そこの写真を撮っていると、背にしていた(御神木指定されていない)大きな杉から、けっこうな強さが放たれていて、思いがけずびっくり。油断なりませんな。
行く手を阻むようにして、鳥居が建っていました。くぐると、「一気に気温が下がったような感じ」を受けました。それは「御神気を感じたこと」なのかもしれません。なかなかの雰囲気をもつ鳥居です。
鳥居をくぐった先に、岩のトンネルがありました。この中を通っていくようです。おじゃましまーす。
途中にパワースポットがありました。「塞神社(さい、さえのかみしゃ)」様です。ぱんぱん、っと。
トンネルを出ると、辺りには、さらに巨大な岩がごろごろしていました。まるで、「時間が止まった巨人の国に迷い込んでしまった」かのようです。おお、こわっ!
つぎに、雨乞いに使われたとされる「萬年泉」と、武田信玄が願掛けに使ったとされる「矢立杉」という二つのパワースポットがありました。これは、双方ともなかなかの強さ。
さあ、そこの石段を上がると、いよい巨石ワールドの本番へ。
まずは、双龍門の横にある巨石「鉾岩」。おおー!
その奥に、デンっと控えている巨石。でかい!こういうのを見慣れているぼくでも、心に迫るものがあります。
さあそして、こちら・・・、
脳天直下型、雪崩式ブレーンバスター〜!
本社の裏に立っているこちらの巨石。これこそが、御神体とされる「御姿岩」様にあらされます。まるで、コーナーポストの最上段に登り、そこから本社に向けて、雪崩式ブレーンバスターを落とすような態勢。やんちゃな、いたずらっ子のような御神体様ですねー(笑)
そのお姿を一番いい形で撮ろうと、場所を探していたら、ちょうどこの辺り。「倉庫のような建物の前辺り」で、こちらの神社で一番強いパワーが感じられました。これから参拝する予定の方には、この辺に立って、ぱんぱん!っとされることをお勧めします。
と、このように500回という節目の回にふさわしいパワースポット巡りができました。巨石信仰好きにはたまらない時間を過ごすことができました。
しかし・・・惜しむらくは「寒すぎた!」こと。写真を見れば、その寒さが危険なレベルであったことがわかると思います。
塞神社に、今にも落ちてきそうなツララ。(刺さったら、いたそー)
上から下まで完全に凍ってしまった「瓶子の滝」。(ここまでくると芸術作品です)
「砂防堰堤」。(まるで、氷の屏風のようです)
凍ってシャビシャビになっていた手水舎。(この氷水で手を洗えっていうのか?指がひきちぎれるがな〜!)
お手洗いで感じた嫌な予感が的中してしまったようで、空気の冷たさに、ぼくの感度もやや鈍ぶめに。果たして、その魅力のすべてを感じとれたのか自信がもてません。ちょっと時期が早かったかなあ、との印象が残りました。
そこで、「年内にもう一度、万全の体調で臨めたらいいなあ」と思うにいたりました。暖かくなったら、景色も変わると思うので、比較してみるのも楽しいかもしれません。ぜひ、また来てみたいですねー。
パワースポット(500)「榛名神社」
さて、ここから群馬バスに乗れば、約10分ほどで「榛名湖」に行けるようでした。そこで、せっかくなので行ってみることにしました。
ちょうどバスが榛名神社の裏手辺りに回ったところ、窓の外にはゴロゴロした巨石や、巨石が積み重なった山などが見えました。どうやら、この山々一帯が巨石で出来ているようです。この辺り、なかなか興味深い土地ですね。まだまだ、見知らぬパワースポットがありそうです。
来なきゃよかったぜ。冬の湖はなんにもねえ・・・
すべてが死んでいるように見える・・・
榛名湖に着きました。とにかく寒いし、何にも見るべきものがありませんでした。冬に湖なんて来るもんじゃないですねー。すべてが死んでいるように見えるなかで、唯一、生きていたのが、このかわいいピンク色の野鳥。ヒッ、ヒッ、ヒッと元気よく鳴いていました。
帰りのバスが来るまで、仕方なくふらふらしていると、畔に小さい神社がありました。なんでも、この湖には女性の入水説話がいくつかあるそうで、その一人を供養しているようです。キーンときますが、(そういう話を知ってしまうと、先入観からでしょうが)どこかもの悲しい負のパワースポットのように感じてしまいます。
このブログで何度か書いてきましたが、どうも、湖や沼系のパワースポットは苦手。寒さで鈍っているとはいえ、こちらも他と同様に重苦しい雰囲気が漂っていました。でもまあ、パワースポットには変わらないでしょうし、観光客でにぎわう夏にでも来れば、また違う印象を受けるかもしれません。
榛名神社と同じく、年内再訪の検討をしてみようと思います。
パワースポット(501)「榛名湖」