天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

神代植物公園で春のバラフェスタ、水生植物園でハナショウブ、巡り

 

2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、徐々に「ほかの花を見ること」も楽しくなり、今ではすっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。2月は梅、3-4月は桜、5月はつつじ、6月はあじさい、8月はひまわり・・・というように。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。

 

 

さあ、今日(5月25日、日曜日)は、ここ最近足を運んでいる神代植物公園「春のバラフェスタ」へ。また、分園である水生植物園でもハナショウブが見頃になっていることでしょう。こちらも一緒に巡ろうと思います。

 

京王線布田駅に到着しました。ここから、三鷹通りを北上して行きます。

 

 

多摩を代表する清流「野川」を渡ります。これから、ハグロトンボが飛び交う時期。今年も巡りますか。

 

 

 

まずは、手前に在る水生植物園から。いつもはほとんど見かけない家族連れがけっこういました。みんなハナショウブ目当てなのでしょうか。だとすると、期待できそうです。

 

おー、おー、咲いてる。

 

ハナショウブカキツバタ、アヤメ、説明版を読んでも花の形から判別するのは難しそう。

 

東洋美人的な立ち姿。どこか影があるけど知的な感じがします。

 

ゴッホの絵を思い出される方も多いのでは。

 

ここは、品種改良された園芸種の一角のようです。

 

とくに目についたのは、こちら「若桜」。まるで桜の花のような、ほんのりピンクがかった色合い。その特徴から名づけられたのでしょう。

 

ぐるっと園内を回ってみました。田んぼの水面に、シオカラトンボが一生懸命、産卵していました。逃げるように飛んで行くので、残念ながら画像に残すことは出来ず。まあ、向こうにとっては、邪魔されずにやりたい大事な行為だけに仕方ないか。もしかすると野川にも、すでにハグロトンボが飛んでいたかもしれません。

 

モンシロチョウたちが盛んに舞っていました。しかし、不規則に舞うので、こちらも撮影できす。チョウの撮影は意外と難しかったりします。そんな中、この茶色いチョウだけ葉の上でじいっとしていました。そおっと近づいてパシャっと。でも、もしかすると君はガかな?子ども(イモたん芋虫、ケムたん毛虫)の頃に会わなくてよかったよ。(あのおぞましい姿を見ただけで心臓が止まりそうになるので)。さて、これで水生植物園をあとにします。

 

深大寺の門前を通ると、すごい人出でした。こんなに混雑しているのは初めて。名物・深大寺そばのお店には行列が出来ていました。その長さはまちまちで、成田山門前の鰻屋を思い起こします。実際はどれほど味が違うのか。

 

みなさん、これが目当てでしょうか。「秘仏元三大師大開帳」をやっているようです。参道に貼られたポスターには「坐像にして約2メートル」「日本最大の肖像彫刻」と謳われています。さらに、前を歩いていた老婦人が「一生に一度しか見るチャンスがない像だからね」と気になる発言を。秘仏ですからお目にかかる機会は、そうはないのでしょう。境内を覗くと、とんでもない人数が並んでいました。ちょっと見て行こうか、ぐらいに簡単に考えてみたのですが諦めました。

 

見えてきましたよ。

 

これ、これ。気分が高鳴ります。

 

入場料500円を支払い園内へ。今にも雨が降りそうな曇り空ですが、その薄暗さとしっとり水分を含んだ空気が、生い茂った木々を幻想的に見せてくれます。高い場所に咲く梅や桜は背景が青空でないと映えませんが、そう高くない場所に咲くバラは背景は関係ないので、こんな天気でも良いでしょう。

 

「つばき園」を通ったら、ふいに空から白いものがパラパラ降ってきて、「ヒョウが降るなんて、随分変な天気だなあ」と空を見上げていました。その白いものが杭に落ちていたので、正体を確かめるべく近づいて見てびっくり。白い「雪の妖精」のような生き物でした。なんか、かわいい~

 

わたしの横に立っていた年配夫婦の奥様のほうが、妖精に気づきスマホで検索を始めました。突然、ぎゃっと叫ぶように「カイガラムシの成虫だって」と声を上げました。その虫の名前は、樹木、農作物に甚大な被害を与える害虫として名高く、わたしもよく耳にします。しかし、実際に目にするのは初めてでした。こんなに愛くるしい妖精のような姿なら許してやってもいいのでは・・・なーんてダメですね。

 

定番順路を巡りながら、バラフェスタ会場へ向かいます。まずは「うめ園」。草ぼうぼうで、2月の梅まつりの面影なし。

 

4月、あれだけ美しい花を咲かせていた花桃も、こんな普通の葉っぱぼうぼうの木に。

 

ここが桜並木だったなんて信じられます?

 

家族連れが多く、一家族が一テーブルを占めている中、こっちのテーブルはカラスの一家族が占めていました。みんなして地面を突っついています。何を食べているのやら。

 

自然界において、紫色の花はイレギュラーな感じがあり、異質なので目につきます。「バイモ 別名アミガサユリ」だそうです。

 

おおー、アジサイが良い感じに咲いている。6月のアジサイは、2月の梅、3月の桜と並んで「三大花まつり」というのが、わたしの評価なのです。府中市郷土の森公園、小平あじさい公園が待ち遠しい~

 

池には、池いっぱいのハスが。

 

なんでしょう、この色彩感覚は。「気持ち悪いほどきれい」と言いたくなります。この言い方が日本語として正しいかどうかはわかりませんが。

 

さあ、お目当ての「ばら園」まで来ました。広い公園なので、入園してから1時間かかっています。会場には例年以上の人出が。

 

バラはこういうアーチに良く合います。

 

中に椅子が置いてあるので、みなさん美しいアーチの真ん中に座って撮影していました。品種名はオランダ産「スカーレットオベーション」とのこと。

 

 

主役の「クイーン・オブ・神代」。昨年はフェスタ最終日だった6月第1週目に訪れたので、ほとんど枯れていました。今年はどうか?・・・最終日の1週間前だけに、昨年より増しなことは増しですが、すでに最盛期は過ぎていて力尽きている花もある、といったまちまちな感じです。なかなか難しい問題です。

 

では、目についた品種を順に撮影していきます。

 

 

 

 

 

 

品種名が表示されていないけど(わたしの見落としかも)、一番バラらしい色形をしていたのがこちら。絵に描いたような完璧な美しさ。

 

近くに咲いていましたが、花の形からバラではないようです。ただ、ミツバチたちが狂ったように群がっていたので気になり撮影してみました。ハチを惹きつける特別な何かを発しているのか?この花が気になります。

 

これで、しばらくは神代植物公園には来ないでしょう。つぎは秋の野鳥探しの季節になるかも。期待して待っています。