ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
3月まで、野鳥探し(幸せ探し)をやっていました。4月になって、国内組は山へ帰り、海外組は故郷のロシアへ帰っていき、葉は生い茂り残った野鳥たちを隠し、さらにわたしの天敵であるケムたん(毛虫)イモたん(芋虫)が跳梁跋扈するにいたって終了となりました。
・・・とはいえ、まったく姿を見せなくなった訳でも、興味を失った訳でもないので、折をみてちょくちょく撮影をやっています。
5月26日
駅前の大型スーパー付近で、イソヒヨドリ夫婦を見かけるようになりました。子育てをしているのでしょう。朝の出勤で定点観測をはじめました。この日も早朝、オスが道路に降りてきて何かを突いていました。あの細長いゴムのようなものは何だろう?
くわえては叩きつけて、を繰り返しています。
うっひゃー、どうやらミミズのようです。あれを見て口に入れようと思いますか、ふつう?人間に生まれてよかったと思う瞬間です。
ものの5分もしないうちに、ちょっと離れた場所で甲虫を見つけたようです。生き物ってこんなに道に落ちているものなのでしょうか?野鳥にとって、食べ物を見つけることは生きるか死ぬかの重大問題。見つける技術や意気込みが違うのでしょう。
ぱくっ、と
ヒナに与えるためか、くわえて飛んでいきました。
5月28日
おや?あそこにいるのはメスのようです。オスのほうが臆病で人を見るとすぐに飛び立ってしまうのに対し、メスは大胆不敵というか人を恐れないようで、かなり近くまで寄ってきます。
オスに比べてとっても地味な姿をしています。
ただ、目が丸くパッチリしていて表情からは優しい性格に感じられます。
毎朝、会えるわけではありません。しかし簡単に会えないところが、なんとかして見つけてやろうと夢中になったり、五感が研ぎ澄まされたりして、逆に良いのかもしれません。出勤という日常がとても張り合いのあるものになりました。