お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはずです。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただただ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
中央本線・山梨巡りで買ってきた「七賢」を開けてみました。七賢を的確な表現で言い表すならば、山梨の「帝王」。全国的な知名度でいえば、9月7日の日記で書いた「笹一」と双璧な存在といえるでしょう。
棚のど真ん中には、七賢の「甲斐駒 純米大吟醸」なるものがデーンと控えておりましたが、庶民に一本3000円超のお酒に手がでるわけもなく、その隣にちょこんと愛嬌を振りまいていたこやつに手が伸びました。
味のほうは、山梨の土着のお酒にしては、ややあっさり辛口だったものの、さほど気にならずに飲める感じがしました。いま、「土着」と書きましたが、山梨のお酒には「地酒」という言い方よりも「土着酒」という言い方が合うのです。どこか土っぽい、独特の味わいがあるからです。そんなところに、最近、とりこになっています。
肴に注目!
肴には、高尾山に登った帰り、地元商店街で買ってきた、つぼ萬「ふきのとうと唐辛子のそう菜」を。山岳信仰のお土産屋には、なぜか唐辛子を使ったものが多い気がします。ふきのとうってほんと美味しいんですよね。子供の頃は、まったく口に合いませんでしたけど。大人の味ってやつなのでしょう。
美味しかったなあ~、
ほんと、日本酒に底はなし!ですね~