お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはずなのです。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただただ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
「猿橋」近くの酒屋で見つけました。山梨の酒蔵が、山梨に現れた「ヨゲンノトリ」を名前に使った純米酒です。江戸時代に、「疫病が流行って8,9割方が死ぬが、自分の姿を信仰する者は難を逃れる」と予言したことで話題になりました。
女性店主から「アマビエちゃんはかわいいけど、頭が二つあるこの鳥は不気味じゃない?」と自虐的に聞かれました。「これは、これでかわいいですよ」と答えておきました(笑)
味の方は、すっきり目。山梨のお酒としては珍しいのではないでしょうか。でも、まあ、こういうお酒は味がどうのこうのと評論しながら飲むよりも、縁起物なのでラベルに謳われているように「コロナウイルス退散」を祈願しながら飲むのが正しい飲み方でしょう。
肴に注目!
これまた猿橋近くの地元の和菓子屋で売られていました。「あんどうなつ」です。和菓子屋なのに、店頭に大きく「あんどうなつ」と書かれていたので、このお店の名物だと思って買ってみました。
「日本酒×あんどうなつ」という組み合わせを聞いて、気分が悪くなった方も多いのでは?甘甘すぎるでしょ、って。しかし、この組み合わせこそ、じつはけっこう前から感じていた「最高の組み合わせ」なのです。信じられなかったら試してみてください。びっくりすると思いますよ。
ただ、体にはものすごく悪そうなので、けっして無理強いはしません(苦笑)