パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
汗ばむ陽気のこの日(26日)、「河辺(かべ)駅」でパワースポット巡りです。まずは、駅改札口に貼ってある案内地図とにらめっこ。北口にある「塩船観音寺」が面白そうです。ただ、真っすぐ歩いても30分以上はかかりそう。 とりあえず方向だけ覚えておいて、周辺を成り行きで探索しながら向かうことにしました。
北口です。確か、あれは平成元年か二年の頃。大学生だったぼくは、大型スーパーの夜間警備員のバイトでここに来たことがありました。そのとき、駅周辺はこんなに栄えていなかったはず。30年も経てば変わるもんです。
「青梅街道」を越えて、歩いて何分もしないうちに自然豊かな街並みが出現しました。水がたいへん綺麗です。青梅はこうでなきゃ。
パワースポットがありました。師岡(もろおか)町二丁目にある会館です。「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきました。町民が自治会なんかで集まる集会所のようです。ここでやりとりを決めながらパワーを充電できるなんて、うらやましい。このパワーで町の発展を支えているのでしょう。
パワースポット(743)「師岡会館」
汗ばむ額をハンカチでふきふきしながら歩いていきます。まだ午前中だからいいものの、午後になったらどれだけ暑いことやら・・・。やがて、緑の木々でこんもりした丘陵が見えてきました。「吹上しょうぶ公園」です。何組かの親子連れが遊んでいます。入口付近にあった鳥居が目に入りました。位置的に公園の守護神みたいなものでしょうか。これはあいさつしておかないと。
とん、とん、とん。「ケムたん(毛虫)」「イモたん(芋虫)」がいっぱいいそうな石段を足ばやに駆け上ります。そこには、質素な造りながら強い存在感のお稲荷さんが待っていました。「今日一日、よろしくお願いします」と頭を下げてから、ぱん!ぱん!っとしました。
パワースポット(745)「稲荷神社」
「吹上しょうぶ公園」へ。強いわけではありませんが、ここもパワースポットでした。花が咲く時期になれば、もっとすごいのかも。
パワースポット(746)「吹上しょうぶ公園」
恒例の野鳥シリーズ。周りは「霞丘陵自然公園」の一部で、あちらこちらからウグイスの鳴き声が聞こえてきます。しかし、その姿をとられることはできず。というか、今まで一回も見たことありません・・・。
塩船観音寺に向かって、おおよそのあたりをつけて歩いていましたが、ここにきて案内板が建ちはじめました。あとはこれをたどっていけばいいので簡単、簡単。その途中、このような神社がありました。「塩船の郷の鎮守さま」と書かれた謳い文句にそそられます。行ってみましょうか。
ここから見た感じは、地方によくある村の鎮守様という雰囲気。
そして、境内に足を踏み入れると、ぐわっとまるで空間がねじ曲がっているような異様な感覚がきました。
とくに、鎮守の森からは異常なねじれたような感覚がきます。おそらくこの森も「霞丘陵自然公園」の一部。ということは、「本当にすごいのはこの自然公園」ってことですかね。
パワースポット(747)「神明社」
ここにきて汗がだらだらと流れはじめました。とても4月とは思えない気温です。ようやく、1時間ちょいかかって目的地「塩船観音寺」へ到着しました。古刹のいい雰囲気がありありで、期待が大きくふくらみます。
と、そのまえに恒例の野鳥シリーズを。寺門の前にある蕎麦屋に黄色いこやつが。なんか盛んに鳴いていました。
<ツイ!ツイ!ツイ!ツイ!(コロナ禍なんだから不要不急の外出は控えなさい!)
さあ、境内へ。お寺らしいキツメな氣が充満しています。これだから、お寺は苦手なんですよねえ・・・
裏手に回って、こちらが誇る名所「つつじ園」へ。
ぽこぽこぽこぽこ~
ぽこぽこぽこぽこ~
すごい迫力、そしてかわいいです。「つつじ」は昔から庭で普通に咲いているやつなんで「鑑賞するお花」のイメージがありませんでした。でもこうやって、プロが育てた観光名所の花は本当に鮮やかで美しい。また満開の時期に来てみようと思います。
「塩船平和観音」の足元まできました。漂うパワーの質はうって変わって穏やか。さすが、平和を名乗るだけあります。とくにくるところは「御浄財奉納者芳名」の看板辺り。奉納者の志からくるものでしょうか。
パワースポット(748)「塩船観音寺」
《⑧へつづく》