♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
2013年9月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを国虫にしようという高い志をもつようになりました。そして、ついに、その志を遂げるべく「国虫会」を結成しました。総裁をはじめ要職にはわたしが就き、必ずやフリーメーソンを超える秘密結社に発展させたいと考えております。どうか、ご期待のほどよろしくお願い申し上げます。
国虫会 総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長(兼)飼育部長 こうやまあきら
初代の亡き後、その心の穴を埋めるべく「二代目スー」を入手しました。国産のヒラタクワガタほどの大きさだった初代に比べ、こちらは全長91mmという 偉丈夫さ。とくに、大きく広げた大顎から、しゅっとつぼまったお尻を結ぶV字ラインが、他所で見かけるこの種類の中では、ダントツに美しいやつでした。
二代目スー登場! 2014/06/15
さて、本日、新しいスーがわが家に届けられました。発泡スチロールの箱を開けてみて、思わず口に出た言葉が「うへっ・・・き、気持ち悪い」でした。
左の初代スーと大きさを比べてみてください。なに、きみ!?ほんとにクワガタなの!?って言いたくなるぐらいデカくて、気持ち悪いでしょう。同じスマトラオオヒラタクワガタでも、スーパーの売れ残りと、専門店の売れ残りでは、こんなに違うものなんですねえ・・・。
正直言って、「かわいい」と思えるのには、しばらく時間がかかりそうですが、いずれは「国虫会の看板クワガタ」として活躍してほしいものです。
かくれんぼ 2014/6/16
初代は、すっぽりかくれていた木片ですが、二代目が隠れようとしても、この通り・・・
ぼく <も〜、いい〜かい?
二代目スー <ま〜だだよ〜
ぼく <も〜、いい〜かい?
二代目スー <も〜、いい〜よ〜
ぼく <み〜つけた〜(笑)
入札中 2014/07/06
興味をもってのめりこんだものには、お金をつぎこもうとする気持ちを抑えずに、あえて欲望のまま使ってみることにしています。なぜかというと、経験上、そうして「つぎこんだお金と時間は、必ず自分に還ってくる」ことがわかっているからです。興味が冷めたころ、「ああ、なんか無駄遣いしちゃったなあ」と後悔しても、あるとき、そこで得た知識や思い出が役に立つときがくるものなのです。
・・・というわけで、ちょっと高価なモノを、ネットオークションで入札することにしました(笑)
一心同体 2014/08/31
最近、なぜか左の膝が痛くなりました。その痛みを避けるために歩き方が変になり、さらに疲れてしまうという悪循環におちいっていました。
そんな先日、ふと、二代目スーの足を見たら、左足の関節が変なふうに曲がっていました。とても痛そうで、さらに痛みを避けようとしているのか変な歩き方になっています。そこで、曲がっている関節をグキッと元の形になおしてやると、痛みが消えたようで、たちまち元の歩き方になりました。
次の瞬間、不思議なことが起こりました。ぼくの左膝からグキッと音がして、すうっと痛みが消えていったのです。そして、歩き方も元にもどり疲れなくなりました。あー、びっくりした。こんなこともあるんだなあ。
もう、ぼくたちは「一心同体」なんですね。
知性の誕生か(?) 2014/12/19
最近、二代目スーの様子がおかしいのです。
これまで寝ているときと食べているとき以外は、訳もなく大顎を振り回して登り木を攻撃したり、ゼリー皿をひっくり返したり大暴れしていました。ところが最近では、二足で立ち上がり、ケースにへばりついて、外の様相を静かに眺めているのです。どうやら《本能》だけで生きてきたクワガタに、外の世界への《興味》が生まれてきたようなのです。もしかすると、それが《好奇心》を生み、やがては《知性》の誕生へと繋がっていくのかもしれません。「知性をもったクワガタ誕生」というニュースに、世界が驚愕する日が近いかも・・・。
クリスマスを祝おうと思ったら・・・ 2014/12/25
うちのクワガタたちと、クリスマスを祝おうと思ったら、・・・みんな、イスラム圏出身だった。
二代目スー<アラーのほかに神はなし!(インドネシア出身)
女は子供を産む機会 2015/01/10
「女は子どもを産む機械」・・・おっとっと、危ない危ない。そんな発言をして、世間から叩かれまくった大臣がいましたっけ。しかし、人間ではなくクワガタですからいいでしょう。クワガタのメスを見ていると、あながち間違えではないように思えるんですよ。
と言いますのも、オスのほうは、趣味をもったっり(登木用のクヌギを削ったり)、美食を楽しんだり(ゼリーをムシャ喰いしたり)、遊んだり(食べ終えたゼリーのカップを投げたり、串刺ししてみたり)人生を楽しんでいる節が見受けられるのですが、メスといったら、ほぼ土の中でじいっとしているだけ。何かを楽しんでいる様子が見られないのです。楽しみがなければ、何のために生まれてきたのかわからないでしょう。
そんなメスの一生を考えてみると、どうもメスという種族は「子どもを産むために、子孫を後世に残すためだけに生まれてきた」という結論に至ってしまうのです。しかも、愛という感情ではなく本能でやっているので、まさに機械なのですよ。
「スーのお嫁さん」が息をひきとりました。昨年2月に、我が家にお嫁に来てすぐに、相手のスーが死亡。急遽、二代目を購入し、何度かお見合いさせたものの、相性がよくないようで結婚には至りませんでした。もちろん、子孫を残すことはできていません。もし、ぼくの説が正しければ、このお嫁さんの人生には意味があったのでしょうか?かわいそうなことをしてしまった、という懺悔の気持ちでいっぱいです。(かといって、ばんばん子どもを産まれてもその後の飼育が大変で困るのですが)。
ともあれ、このメスには合掌です。長い間、お疲れさまでした。ぱん!ぱん!っと。
手に乗るフェラーリ 2015/01/21
見ていてうっとりしてしまう、低い車体に美しい流線型のボディー・・・
乗りこなすことを拒否する跳ね馬のような性格・・・
こいつを見ていると、つくづくフェラーリに似ていると思う・・・
これからは、「手に乗るフェラーリ」と呼ぼう
ダーク・ヒーロー 2015/02/15
ああー、いつの世も、黒くて、悪くて、強いやつに男の子は心を奪われるもの
おれの心の中に眠っている「男の子心」に火をつけやがる
ぞくぞくさせるぜ、黒くて、悪くて、強い、おれのヒーローたち
・・・ハカイダー
えー、これからは「黒虫会」にします(笑)
二代目スー<♪おれーの名は、おれーの名は(水木一郎調で)
クワガタ中毒 2015/02/15
とあるブログに、「持参したクワガタをファミレスのテーブルに並べて品評会するのは、まわりの迷惑になるからやめよう」という書き込みがありました。
もうすでに、「それが何でやめなきゃいけないことなのか理由がわからない」ぼくは、そうとう毒されているのでしょうねえ(汗)
二代目スー<そんなの、ふつうじゃん〜
かならずくるもの 2015/05/18
もし、世界の国々が持っているすべての武器を捨てるならば、
そして、戦争になったら、すべて自国のクワガタを戦わせてやるとするならば、
世界は今とまったく違ったものになるだろう、
世界はインドネシアとフィリピンの二強を中心にまわることになるだろう・・・
そんな世界のクワガタ強国、インドネシアを代表するのがスー一族(スマトラオオヒラタクワガタ)。わが家の二代目スーも、それはそれは、凶暴で手をやく奴でした。
ところが、そんなスーも最近様子がおかしくなってきたのです。いつもだったら、ケース内を、ヤクザが縄張りを見回るかのように肩を切って歩き回っていたのに、なんだか、お年寄りが徘徊しているかのように、おぼつかない足取りで歩き回っているのです。いつもでしたら、せっかくこっちが餌をやろうとしているのに、その差し入れた手に噛みつこうとしてきたものですが、ちょっと手を近づけても鈍い反応しかない・・・。ほら、このように、手にとってみても、じいっとおとなしくしているのですよ。今まででは、まったく考えられないことです。
どうやら、その時が近いようです。その時は、いつかはくるもの。どんな強者にも、「必ずくるもの」がきたのでしょう。残された時間もあとわずかなんですね・・・。
誰よりもかっこいいV字ライン・・・二代目スーよ、ありがとう! 2015/05/27
二代目スーが息をひきとりました。他所のいろんなスマトラオオヒラタクワガタを見てきましたが、二代目スーほど、かっこいい「V字ライン」な奴を見たことがありませんでした。威嚇するときに大顎を左右にグワっと開くのですが、その開いたときの大顎から、シュッと狭まっていくお尻の先までを結ぶ、いわゆるV字ラインが、他のどのスマトラよりも角度があってかっこいいのです。
さあ、これより会葬をとりおこないます。やがては御神体となって、初代スーとともに会の行く末を見守っていただきましょう。
《三代目につづく》