天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット巡り(970)(971)前橋・大将 赤城神社 【令和6年(2024)ゴールデンウィーク 前橋 VS高崎パワースポット対決の旅④】

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!

 

前橋、高崎市犬猿の仲だと聞きます。明治13年(1889)に、時の知事による県庁移転に関する騙し討ち問題があって、それ以来、ゆうに100年を超える戦いが続いているのだとか。そのことを知って、ふと企画を思いつきました。100年戦争を煽るべく・・・じゃなかった、決着をつけるべく、両市のパワースポット神社を巡り「パワースポット対決」で勝敗を決めてみようと。妙案でしょう。これまで(900)を超えるパワースポット巡りをしてきましたが、このような企画は初めてになります。武道の試合と同じように、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5社を対決させて何勝何敗かで勝負を決めるこにします。ただし、一戦ごとにどちらが勝った負けたかについては書きません、さすがにそれは神様に失礼なので。最後の大将戦が終わった後に、どちらの市が勝ったかだけを書くことにします。乞うご期待です。

 

大将戦

前橋側「赤城神社」 さあ、大将戦まできました。事前にネットで、前橋市内の神社を調べたところ、格式、知名度からいって別格な存在がありました。「赤城山」の麓、「大沼」湖畔に鎮座する「赤城神社」です。創建はなんと古すぎて不詳、全国にある赤城神社の本宮とされる、前橋の大将はこちら以外に考えられない古社にあらせられます。

 

京王線中河原駅から出発し約2時間半、前橋駅・北口に着きました。事前にネットで調べた通りに、関越交通バスに乗りまずは富士見温泉に向かいます。そこから、「赤城山ビジターセンター行」に乗り継ぎます。パワースポット巡りでは何度もバスに乗り遠出してきました。しかし、乗り継ぎは初めて。不安もありますが、遠く隔絶された聖域に向かうという期待のほうが勝ります。途中、赤城神社の大鳥居をくぐりました。これから向かう聖地への登竜門です。胸が高鳴ります。

 

約30分で中継点の富士見温泉に到着しました。すぐに乗り継ぐバスの出発時刻を確かめます。つぎは11時10分発で、いまは9時半ちょい・・・。あらら、けっこう時間が空いちゃったなあ。少ししょげていると、バス会社の方が唖然とした表情で「今日は祝日なので(5月3日、憲法記念日)、前橋駅から赤城山への直行便があったのに」と言われました。これには参った、無駄な時間をロスしないようにバスの運行状況ぐらいは事前に調べておくべきでした。かなり反省。

 

周囲を見渡すと、自然環境が抜群で野鳥たちの鳴き声が八方から聞こえてきました。バスが来るまで、野鳥探しを楽しめそうです。とくに、♪トルティーヤ♪トルティーヤという鳴き声が鮮明でした。何の鳥だかわかりませんが、聞いているうちに野菜やチーズをたっぷり挟んだトルティーヤが食べたくなりました。

 

野鳥の鳴き声を追いかけて、少し離れた区画まで来ました。すでに葉っぱが生い茂っていて、その姿を写すことは出来ませんでした。目を見張ったのはスズメで、東京では見ることのできない巨大なやつが飛び交っていました。自然環境が豊かなので、栄養たっぷりなエサには事欠かないのでしょう。

背景にそびえる山。あれが赤城山なのでしょうか?じつは、赤城山がどのような姿をしているのかわからないまま来てしまいました(苦笑)。おそらく、山自体が御神体の霊山なのだろうと。そこに向かって手を合わせたかったのに、わからなければできませんよね。

 

赤城山ビジター行に乗り、山道をクネクネ曲がりながら30分かけて、目的地「あかぎ広場前」バス停に着きました。交通費を節約するために、電車代は新幹線を使わず南武線武蔵野線高崎線両毛線を乗り継ぎ、がんばって1980円で来ました。なのに、バス代は前橋駅から富士見温泉まで700円、富士見温泉からあかぎ広場前まで1300円、同じ市内の移動に計2000円の出費、あー痛いなあ・・・なーんてセコイ気分などいっぺんに吹き飛んでしまう純度の高い自然環境。苦労してやってきたかいがありました。バス停の前には赤城山カルデラ湖「大沼」が広がっています。あの遠くの湖畔に見えるのが赤城神社のようです。こうして見ると、けっこう距離がありそう。

赤城山はあれかな?

 

胸を高鳴らせながら湖畔を歩いていきます。思ったよりも、時間をかけずに到着しました。この駐車場に着いた途端、急激に「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が襲ってきました。大将の座にふさわしいかなり強力なパワースポットのようです。期待していた通りです。

 

ここから境内に向かって橋が架かっていたようです。今はこのように工事中みたい。ぐるっと遠回りしますか。

 

その前に、向かいの「赤城稲荷神社」にご挨拶を。入口付近に構える小さな神社に、まずは挨拶をするのが、天才詩人流の作法なのですよ。

 

「ケムたん(毛虫)イモたん(芋虫)がいませんように」と祈る気持ちで急坂を登っていきます。祠に着きました。「今日一日、赤城山で良い旅ができますように」ぱん!ぱん!と。画面左上に巨石が見えますでしょうか。もしかすると、あちらが発信源で巨石系のパワースポットかもしれません。

パワースポット(970)「赤城稲荷神社」

 

境内へ湖畔を歩いていきます。どれ?どれ?どれが赤城山

 

ドドーン!

うわっ、すごい!目が、目が、赤がまぶしい!境内の建物はすべて真っ赤、しかもデジカメ撮影すると、その赤がかなり強調されて不思議な画像になります。

 

まるで、シュールレアリスムの不思議な絵画の世界に迷い込んでしまったかのような錯覚に陥ります。

 

 

駐車場の対岸にきました。橋が架かっていたら、さぞかし映える写真が撮れていたことでしょう。残念。

 

設置から50年が経ち腐食老朽化が進んだので取り壊したとのこと。通行止めの期間が「~当分の間」と未定になっています。まだまだ時間がかかりそうです。

 

なお、パワースポットとして一番強く感じるのはこちら。

 

神仏習合時代の記憶を残しております。その痛みの性質に、そのような歴史を持つ神社特有の鋭さがあります。

 

大沼からも微弱ながらキーンと痛みがきました。水中に、体長10センチぐらいの小魚が泳いでいます。あれが名物のワカサギなのでしょうか?氣を吸って栄養たっぷりな天ぷらを食べたくなりました。あれが赤城山か?

 

こんな場面も。餌を買って、コイにやることもできるようです。うーん、色のついてないコイにはやりたくないような。壮絶な争奪戦が繰り広げられていました。あそこに落ちたら、わたしもバクバクいかれそう(怖)

 

恒例の野鳥シリーズ

黄色と黒とオレンジの派手な野鳥がポンと茂みから飛び出してきて、高い枝にとまりました。最初は種類がわからず、わたしの前で撮影していたベテランさんに聞いてみたところキビタキとのことでした。初めて見ます。残念ながら手前の小枝にピントが合ってしまいかなりボケた写真になってしまいました。ま、けっこう距離があったので仕方ないかなと。出会えただけで幸せいっぱいな気分になる、そんな魅力を野鳥たちは持っています。

 

こちらはヤマガラ。いつもはやかましく鳴きたてる種類なのに、妙におとなしいやつです。性格に地域性でもあるのでしょうか。


恐ろしいことが書かれているトイレの貼紙。これを見て、標高1000メートルを超えている山の中腹に来ていることを思い出しました。真冬の季節に来たら、とんでもない環境になっていそうですね。

パワースポット(971)「赤城神社
パワースポットあり、神社の建築美あり、野鳥あり、自然環境の豊かさあり、多方面から楽しめる大将格にふさわしい古社でした。惜しむらくは、肝心の赤城山がどこだかわからなかったこと。今後はもっと事前に調べてから巡りたいと思います。

 

さあ、つぎは対戦する高崎側の大将「榛名山」を巡ります。終止符をうつのはどちらの市だ!?