パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!
前橋、高崎市は犬猿の仲だと聞きます。明治13年(1889)に、時の知事による県庁移転に関する騙し討ち問題があって、それ以来、ゆうに100年を超える戦いが続いているのだとか。そのことを知って、ふと企画を思いつきました。100年戦争を煽るべく・・・じゃなかった、決着をつけるべく、両市のパワースポット神社を巡り「パワースポット対決」で勝敗を決めてみようと。妙案でしょう。これまで(900)を超えるパワースポット巡りをしてきましたが、このような企画は初めてになります。武道の試合と同じように、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5社を対決させて何勝何敗かで勝負を決めるこにします。ただし、一戦ごとにどちらが勝った負けたかについては書きません、さすがにそれは神様に失礼なので。最後の大将戦が終わった後に、どちらの市が勝ったかだけを書くことにします。乞うご期待です。
さあ、一方の高崎側の大将はー、「榛名山神社」です。「群馬随一のパワースポット」「関東屈指のパワースポット」「日本最高の聖地の一つ」などなど、パワースポット好きの誰しもが称賛し、パワースポットに興味の無いわたしの知人までもが「あそこは雰囲気が違う」と目を見張り、パワースポット巡り(500)の記念回に選んだ超聖地です。こちらこそ高崎の大将にふさわしいでしょう。
また、前回は雪に閉ざされた季節外れの1月に巡ってしまい、凍るような寒さで聖地を感じるには程遠い状況でした。この間ずうっと、いつか気候の温暖な季節に再訪したいと考えていました。今回の企画は、その思いを実現できる絶好の機会。あの時とはまた別の顔を見せてくれるでしょう。1月と5月現在の違いを比較しながら巡ってみたいと思います。
高崎駅西口・2番のバス停から「榛名湖行」に乗りました。約1時間かけて榛名神社へ向かいます。途中、何組か登山グループが乗ってきました。車内はこんな混雑に。これは予想外でした。何しろ、前回1月では、わたし以外に1名しか乗客がいませんでしたので。如何に、あのときが季節外れだったかわかります。
さあ、榛名神社のバス停に着きました。まずは公衆トイレで用を足します。前回1月ではペキペキに凍っていた洗面台は・・・こんな感じに。平常通りに使える状態です。
5月のまだ桜の花が残る鳥居付近。見える景色が全然違います。
ああ、この辺りだったような。ほとんど面影が無い。
ああ、印象に残っています。秋葉神社。
雪に埋もれた、絵葉書のような美しい画像が写せた鳥居。現在の姿はどうでしょうか?
くぐると、これから先は一気に冷え込み御神氣を感じさせた鳥居。古社にふさわしい雰囲気は変わらずですね。
くぐった後、別の角度から塔をは背景にしてパシャリ。前回1月は寒くて周囲に対する好奇心が散漫になっていたのでしょう。この塔に気づきませんでした。
芸術作品のようだった瓶子の滝も普通の滝に。ここだけは、前回1月のほうが良かったかも。
砂防堰堤は?・・・まるで別世界。
・・・とまあ、前回1月に見せられた風景との違いを楽しみながら巡っていました。しかし!途中で気づいたことがありました。それは・・・まったく「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が感じられないことにです。まるでノー・パワーなのです。何ででしょうか????
双龍門と巨石「鉾岩」まで来ました。すると、右側の拝殿に幕が覆いかぶさるように張られていました。拝殿で参拝することはできましたが、どうやら改修工事中のようです。
御神体「御姿岩」もそのてっぺんがチラッと見える程度で工事中の幕に覆われていました。そこで気づいたのです。まったく氣を感じなかったのは「御神体を幕で覆ったことにより、封印されたからだ」ということに・・・。まあ残念ですが仕方ないことです。改修工事が終わったら、また「こちらに再々訪する理由ができた」と良いように考えるほうが得策でしょう。
パワースポット巡りという点では残念なことになりました。しかし、新緑を楽しむという点では大変有意義な時間を過ごすことができました。どうですか?この新緑と苔の生す「緑・緑・緑」に彩られた風景の美しさときたら。
ああー、心が洗われる。
すべてが生きている世界。とはいえ、雪に閉ざされた時期も、木々はじいっと耐え、このときがくるのをうかがっていたのですから、死んでいる世界ではなかったのですが。
日向ぼっこして、ウトウトしているやつも。この季節を待っていたのですからね。
高尾山に勝るとも劣らない、素晴らしい世界を堪能させていただきました。ありがとうございました。
また、こんなものもー、「関東ふれあいの道」。砂防堰堤の左脇から榛名湖、ヤセオネ峠を結ぶ7kmにおよぶ自然歩道だそうです。
バス停の裏側に登山道が見えました。舗装されているので、けっこうな年配者も登っていきます。おそらく景色の良い展望台のような場所があるのではないか?と推測します。こうした自然環境に触れるためにも、改修工事を終えたころに巡りたいと思います。
すべての対決が終わりました。さて、どちらに軍配が上がるのか?次回お楽しみに。