天才詩人こうやまあきらのブログ!

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故郷へ

 

これまでずうっと、アパート踊り場天井裏にひっついていたミノムシを定点観測してきました

 

2020年9月に姿を消してから約2年、さびしい思いでいましたが、なんと昨晩、こんな姿が・・・

 

<おいっちにー、おいっちにー

 

小さなまだ子供のミノムシが一生懸命に柱を登っていくではありませんかー、

 

で、その先にあるのはー、あのミノムシがいた天井裏

 

ミノムシに帰巣本能があるのかわかりません。でも、あそこを目指して登っているのは明白。つまり、子供のミノムシが、「お母さんミノムシのいた場所」へ、「自分が産まれ育った故郷」へ帰ろうとしているのです。見ていて、何だか胸が熱くなりました。

もし、あそこに戻ったら、親子二代の定点観測がはじまります。楽しみです。

 

 

【過去のブログより】

定点観測:ミノムシ・・・終了  2020/09/09

 

悲しい別れがありました・・・

 

これまで、アパート踊り場、その天井にくっついて住んでいるミノムシを定点観測してきました。それが、ふと気づくと、ミノがぼろぼろにほころんでいました。そして、ミノムシ自身の姿はありませんでした・・・。

 いつから、あそこに居たのか・・・覚えていません。

 いつから、観測をはじめたのか・・・それも覚えていません。

いつからか、はっきり記憶には無いけれど、いつからか、ぼくのアパートに、ぼくの心に住みついていたミノムシ。その習性には知識が無いので、はっきりしたことは言えませんが、成虫になって羽ばたいていったと考えておきましょう。それでいいでしょう。

 

いつも同じ場所で会えたやつに、もうそこで会えないとなると、例えそれが虫であっても寂しいものです。これからしばらくは、多少の喪失感をかかえて生活していかなければいけないのかも知れません。

 

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 いままで、ありがとう・・・。

 定点観測、これにて終了~!