悲しい別れがありました・・・
これまで、アパート踊り場、その天井にくっついて住んでいるミノムシを定点観測してきました。それが、ふと気づくと、ミノがぼろぼろにほころんでいました。そして、ミノムシ自身の姿はありませんでした・・・。
いつから、あそこに居たのか・・・覚えていません。
いつから、観測をはじめたのか・・・それも覚えていません。
いつからか、はっきり記憶には無いけれど、いつからか、ぼくのアパートに、ぼくの心に住みついていたミノムシ。その習性には知識が無いので、はっきりしたことは言えませんが、成虫になって羽ばたいていったと考えておきましょう。それでいいでしょう。
いつも同じ場所で会えたやつに、もうそこで会えないとなると、例えそれが虫であっても寂しいものです。これからしばらくは、多少の喪失感をかかえて生活していかなければいけないのかも知れません。
いままで、ありがとう・・・。
定点観測、これにて終了~!