天才詩人こうやまあきらのブログ!

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ミノムシから、一神教批判へ

ミノムシ、みのみの♪

 

近くを歩いていたら、ミノムシが移動中でした。愛くるしい外側とはうらはらに、あの中にいるのはおぞましいイモたん(芋虫)なのですが。

かつて、アパート踊り場天井のミノムシを定点観測していました。生まれ変わった、あのミノムシと再会したような気分になります。

 

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ちょっと気になってミノムシの生態を調べてみました。ミノムシはみんな、成虫になったら蛾になると考えていたけど、蛾になるのはオスだけのようです。メスは成虫になっても、イモムシのままでミノの中にいるそうです。やがて、メスを求めて飛んできたオスとミノの中で交尾をして、ミノの中に卵を産みつけます。そして、ここからが凄い!卵が孵化するころになると、メスは子どもたちの邪魔にならないよう、ミノから飛び降りて自殺するんだそうです。蛾になったオスも気ままに飛んで遊んでいるわけではなく、口が無く栄養を摂ることができないので、体力があるうちにメスを探し交尾して死んでいくのだとか・・・。

何の楽しみもなく、ただひたすら子孫を残すだけの生涯とは、なんて過酷なのでしょうか。もし、どこかの一神教の教えのように、この世界に生きるものすべてが、全知全能の神によって創られたものだとすれば、この設定はあり得ないでしょう。「全知全能を謳いながら、あきらかに設計ミスをやらかしているのではないか?」などと考えてしまうのです(苦笑)


その生涯を知ってしまうと、応援せざるを得ません。みんな、見かけたら「がんばれー!」って声をかけてあげましょう。