帰宅したら、先日、成虫になった北九州産ヒラタクワガタのメスがフタをこじ開け脱走していることに気づく。あわてて、どこに逃げたのか大捜索が始まる。
周辺をくまなく探したものの、まるで手掛かりなし。寝ている間に布団の下に潜り込んでしまい背中でつぶしてしまうとか、朝寝ぼけまなこで歩いて踏みつぶしてしまうとか、嫌な事ばかりが頭をよぎる・・・。
しばらくすると、ふいに、部屋の隅っこのほうから「ガリ・ガリ・ガリ」とひっかき音が聞こえてくる。「あれ、なんだあの音?」音の聞こえてくる方を見やる。そこには数日前に置いた「ゴキブリホイホイ」が・・・。
「まさか!?」と思って、手にしてみる。そうしたら、うわっ!やっぱり!なんと、逃げ出したメスが体半分まで引っついてもがいているではないかっ(ぷぷっ)。
足がもげないよう、慎重に慎重に剥がしていく。何度か足が痛かったようで、その都度「キーッ!ちょっと、気をつけなさいよ!痛いじゃないの!」と逆ギレした顔つきでぼくを睨んでくる。自分が悪いのに・・・。
救出直後の様子・・・
< もー、ばっちい虫といっしょにしないでくれる!ちゃっ(怒)
その後は、すこし反省したようで新しく移した飼育ケースの中で、じっとおとなしくしていた。もう、これに懲りて脱走なんてしなくなればいいんだけど。