♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
2013年9月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを国虫にしようという高い志をもつようになりました。そして、ついに、その志を遂げるべく「大日本国虫会」を結成し、総裁をはじめ要職にはわたしが就くことにしました。このブログでその魅力を発信して、全国民をあげての運動に発展させていきたいと決意しております。みなさまの参加をお待ちしております。
総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長(兼)仕入部長(兼)飼育部長 こうやまあきら
先日、北九州ヒラタ一家の幼虫たちを大きな菌糸ビンに移したことを書きました。そのうちの一匹が先頭をきって穴を掘り、その中でじっとうずくまっていました。いよいよサナギになる準備をしているようです。この穴は専門用語で「蛹室(ようしつ)」といいます。幼虫の段階で、いずれ自分がサナギになり、やがて脱皮して成虫になったときに、どれぐらいの体長になるかを計算して穴を掘るのですからすごいものです。そんな能力を本能として備えているのですから驚いてしまいます。
そして、さらにすごいのが蛹室の作り方。穴を掘ったあと、自分のフンで周りを固めて頑丈にするのです。想像してみてください。自分の「ウ×コ」を壁に塗りたくった部屋で、一か月間じっと寝ていなければならないことを。なんて地獄のような生活でしょう。「ほんと人間でよかった」とつくづく思ってしまうのです。