ここ最近、年末に、「その年で一番印象に残っているパワースポットや土地」を再び旅することにしています。そうすることで、よりいっそう、その土地の印象が深まり思い出深くなるからです。
2014年末 大谷吉継の墓参りの旅
2014年末 前世の兄貴へ謝りに猿投山を登る旅
2015年末 山梨ヤマトタケルパワースポット巡りの旅
2019年始 シッペイ太郎と浜松・掛川を巡る旅
さて、足早に過去の年末パワースポット巡りを振り返ってきました。では、この平成31年から令和元年にかけての1年間で、1年を代表する場所はどこだったか?どこを1年を象徴する土地として再訪したいか?を考えてみると・・・掛川・天竜浜名湖線沿線しか考えつきませんでした。ほんと、すばらしい所で、年始に巡ってから、ゴールデンウィークに再訪し、6月にもう一度うかがったほどです。ゴールデンウィークと6月の分は下記に貼りつけておきましたので、読んでみてください。
ということで、沿線でまだ巡っていないパワースポットをまわってみたいと思います。ただ、昨年と同じで、日程的に年末は先用があったりしてキツイので、正月休みの年始か、三連休のいずれかになる予定です。
2019ゴールデンウィーク 天竜浜名湖線パワースポット巡りの旅①
パワースポット巡り(641)事任八幡宮 2019/04/30
第一日目午前中。
雨の東京から新幹線に乗って掛川駅へ。途中、静岡駅辺りまで雨模様だったのに、駅に着いたとたん急に青空になりました。これぞ、「日ごろの行いがいい」ってやつですね。
駅前にはラグビーワールドカップの看板が。この小さな町で四試合もおこなわれるようです。しかも日本戦まで。さばききれるのでしょうか?ちょっと心配になりますね(余計なお世話でしょうけど)。
まずは、第一日目の目的地「事任(ことのまま)八幡宮」へバスで向かいます。なんでこちらかと言うと、日本唯一の「言霊」の神様が祭られていると聞いたからです。言霊を駆使して世と対峙していく「詩人」を名乗る者にとって、守護神のような存在でしょう。近くまで行ったからには、一度、ご挨拶にうかがわなければと。
さて、出発してから20分程で、けっこうな山間まで来ました。乗客はぼく一人、少し心細くなりながら「八幡宮前」に到着しました。パワースポットとして強力な神社だと、境内の外まで「特有のこめかみ辺りにキーンという痛み」がくるのですが、こちらはそこまでではないようです。
この鳥居をくぐった辺りで、急におだやかにきました。
まずは拝殿で御挨拶を。「言霊のお力添えを」という点と「これから三日間の旅ですばらしいパワースポットと出会えますように」と祈願してから、ぱんぱん!っと。古びた風格がいいですね。
でも、まだおだやかな感じ。
横に一直線に並んでいる「稲荷神社」、
「金刀比羅神社」、
「くじら山 みたま石」様にも同じお願いを。
ここまでは、おだやかな感じ。
その先にあるこのよう案内板を見て、登っていくと、
遥拝所の空間に立って、ようやく強めのが。
さらに、その上にある「むすびの神」様からもきました。
その後、参拝客がぞろぞろ赤い橋を渡って道路の向かい側に渡っていくので、ぼくもそっちに向かってみると、「本宮入口」に出ました。さっき、遥拝所から仰いでいたところのようです。ここからが本番か。
271段と書かれていましたが、それぐらいならへっちゃらですよ。よいしょ、よいしょ、
途中、赤い花に数頭の黒いアゲハ蝶が群がっていました。その中の一頭が宝石のような輝きを放っていました。動きがすばやくてうまく撮れなかったのですが、これを見るにカラスアゲハでしょう。なかなかお目にかかれないやつですよ。幸運を呼んでくれそう~♡
さあ、本宮が見えてきました。まばゆいばかりのお社。パワーもさすが本宮という感じで、かなり強烈にきます。最後にきて、超強力なパワースポットだとわかりました。
そして、何といっても、その背後から強烈なものがきていました。頭が痛くて痛くてしかたありません。「禁足地」指定されていないので入っていけるようですがやめておきました。あの向こうはどうなっているんでしょうか。おそらく、「超強力」を上回る「超絶」パワースポットなのだと思います。
最後にー。
帰りのバスが来るまで少し時間がありました。隣接する喫茶店に入ろうと、境内脇のこの通りを歩いていると、強烈な頭の痛みが。どうやら、この通りも超強力なパワースポットのようです。何でここがそうなのでしょうか?不思議ですねー
2019ゴールデンウィーク 天竜浜名湖線パワースポット巡りの旅②
パワースポット巡り(642)~(645)緑町水天宮、くすの木公園の大楠木、三光稲荷神社、龍尾神社2019/05/01
第一日目午後。
さて、事任八幡宮から掛川駅北口に戻ってきました。そこから見えるのが掛川城、町のシンボルになります。熊本城、姫路城と巡ってきたので、どうしてもその小ぶりな姿がコクワガタに見えて仕方ありません(しつれい)。
でも、熊本城や姫路城がそうであったように、こちらのお城の周りにも、神社がまるで包囲して結界を張っているかのように配置されていました。おそらく、それ目的のパワースポットだと思います。巡ってみましょう。
まずは、ほぼ正面に配置されている緑町水天宮から。なんでも、東京中央区蛎殻町の水天宮から勧請されたのだとか。会社のすぐ裏の水天宮じゃあないですか。旅先で少しばかり心細くなっているところに、地元の地名を目にするとなんだかホッとしますね。
やっぱり・・・「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンという痛み」がきます。
パワースポット(642)「緑町水天宮」
また、水天宮は公園の一角にあって、そこにドーンとそびえ立つ楠木からもきました。
パワースポット(643)「くすの木公園の大楠木」
つぎに正面向かって右手、巨大な映画セットのような大手門の裏手にあるこちらの神社へ。小さいながらもきます。
パワースポット(644)「三光稲荷神社」
最後に、裏手にある巨大な神社へ。位置的に掛川城の鬼門封じに建てられたのかもしれません。だとすると、他を圧する特別扱い的な大きさも納得できるかな、と。
なぜかの、ドラえもんの石像がかわいい(というか不気味)。
とくに、こちら「大己貴神社」から強くきます。
ーさらに、拝殿裏をぐるっと回っていると、開かれた扉の向こうが気になりました。何かありそう。長い間、パワースポット巡りをやっていると、勘がさえてくるのです。行ってみましょう。
ー広いところに出ました。
ーさらに、左奥側が気になります。
「順路→」?整備された通路といい、手入れの行き届いた草木からすると、庭園のように見えます。しかるべき季節には、花が咲き乱れるのかも。
順路に従って歩いていると、超強力なパワースポットに出くわしました。「開運神社」です。ああ、やっぱり。さっき感じたのは、こちらが発っしていたものだと思います。強すぎて、頭が痛くて痛くてたまりません。とってつけた感のあるお社ですけど、ほんとにいいこと起こしてくれそう。
近くで、掛川城が見える場所がありました。すばらしい眺め。
そこからも、しばらく順路が続いていきました。けっこうな広さがある庭園のようです。今度は花が咲いている時期に、観賞がてら来るのもいいかもしれませんね。
パワースポット(645)「龍尾(たつお)神社」
2019ゴールデンウィーク 天竜浜名湖線パワースポット巡りの旅③
パワースポット巡り(646)(647)秋葉山本宮秋葉神社下社、六所神社 2019/05/01
第二日目。
新幹線掛川駅フォームに、目を引く広告を出していて気になっていた「秋葉山(あきはさん)本宮秋葉(あきは)神社」へ。なんでも、全国で見かける「秋葉神社」の総本山なのだそうです。
事前の調べでは、バスで行ける秋葉山麓にある「下社」と、約800m登った頂上にある「上社」に分かれているのだとか。二社とも参拝しなければ、意味がないのかもしれません。
ま、でもこれまでに何度も登拝をやってきたことだし、大したことないでしょう。上社から見渡す景色がとてもすばらしいという話しなので楽しみです。
掛川駅から一両編成の天竜浜名湖線に乗り約30分、「西鹿島駅」で降りました。駅舎を出ると、外はもう「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」でいっぱいでした。秋葉神社は、ここからバスで40分ほど離れた場所にあります。もしそこからきているのだとすると、相当なパワースポットになりますね。期待できそー
さあ、到着しました。想像していたより、そうとうな山奥にきました。こういうときは、帰りのバス時刻をチェックするのが鉄則。もし乗り遅れたりすると大惨事になりますので。・・・えーと、西鹿島駅行(カ)は、・・・なぬっ!15時39分しかない!?
おお~と、でましたねえ~、山奥でのパワースポット巡りでよくあるのですよ。現在は午前10時40分。まだ時間があるものの、下社で参拝してから秋葉山を800m登って上社でお参りして、そこから降りてきて15時41分のバスに乗り遅れたりすると、ここで野宿しなきゃならんのです。
さあ、はやめにまわるかー
まずは下社から。境内一帯にスギの巨木が立ち並び荘厳な雰囲気です。河口浅間神社に似ているかも。
拝殿まできました。こちらにも、荘厳なというか厳粛なというか、何とも重々しい空気に包まれています。パワースポットとしては、見た目と同じく物静かなおだやかな感じ。
パワースポット(646)「秋葉山本宮秋葉神社 下社」
そのとき、隣から真逆なキツメなパワーがきました。隣には何があるのだろう?と思い行ってみると、そこにあったのは「六所神社」でした。隣は有名神社ゆえに参拝客が多く、境内もきちんと手入れが行き届いているのに対し、こちらは参拝する人もいなく、荒れ放題な感じが・・・。
このキツメなパワーはそういった理不尽な立場に置かれていることへの怒りなのかもしれません。気を静めていただくために、高額なお賽銭を入れて、丁重にお参りしました。いつもより強めに、ぱん!ぱん!っと。
パワースポット(647)「六所神社」
さて、下社の参拝を終え、いよいよ上社に向かって霊山・秋葉山を登拝します。さあ、がんばるぞー
ーところが。威勢よく歩きだしたものの、すぐに日ごろの運動不足と、昨晩ホテルで地酒「花の舞 純米大吟醸」を深酒したことによる寝不足で、息はゼーゼー、心臓はドッキンドッキン、汗はダクダクに・・・。これまた傾斜がけっこうキツくて、次第に足もガクガクしてきました。最悪だー
途中、あちこちに巨石が転がっていました。普段なら強力なパワー感じるのでしょうが、疲れでもうそれを感じるどころじゃない・・・。
ハ―ハー、
ゼーゼー
永遠に続くと思われる山道を、ひたすら登っていきます。
ハ―ハー、ゼーゼー
そんなぼくを、沿道に咲いている可憐な花たちが応援してくれ(ているような感じがし)ました。
<がんばれー、がんばれー
しかし、40分ほど登ったところで、ぼくのがんばる心を折ってしまうトンデモナイものを目にしてしまいました。それは、上社まであと80分という看板です。
現在の時刻が12時半近く。これから80分かけて登って、参拝してから同じ時間をかけて下山するとなると、帰りのバスまでギリギリに。体力のほうも限界に近いところまできています。
そこで、上社は断念しようと苦渋の決断をすることにしました。
ちょうど、そのすぐ目の先に、こんな鳥居が建っていました。そこで、「ああ、ここに『中社』があるんだ」「上社は行けなかったけど、『中社』までは登ったんだ」「『上社』と『中社』を参拝すれば御利益もあるだろう」などと勝手に妄想を(苦笑)
下山して、こぎれいな喫茶店で一休みしていました。店主が「山を登ってこられたのですか?」と聞いてきました。正直に、「キツくて途中であきらめて下山しちゃいましたよー」と言いました。すると、呆れたような顔になって「えっ、・・・この辺りの小学生のハイキングコースになっていて、みんな登っているんですけど・・・ねえ・・・」と諭すような口調で言われてしまいました。
うわっ、はずかしいー!体力を蓄えて、また近いうちに再挑戦してみたいと思います。
小國神社・再訪 2019/05/01
第三日目。
今年のゴールデンウィークを「天竜浜名湖線巡り」にした第一番目の理由は、遠州一宮・小國神社を再訪するためにあります。前回は、1月9日という正月休み最後の日曜日に行ってしまったために、人が多すぎました。パワースポットであることに間違いはないのですが、そのすべてを感知できたかは疑問が残りました。それ以来、再挑戦する日をうかがっていました。
そして、ゴールデンウィークという再訪するには、もってこいの連休がきました。この機会を逃さない手はないでしょう。ということで、本当の実力を測るべく小國神社へと向かいました。
(1月はこんな混雑ぶりでした)
掛川駅から天竜浜名湖線に乗って約30分、「遠江一宮駅」に着きました。そこから、あのときと同じ歩いて小國神社へ向かいます。あのときと違うのは、季節が移り沿道にお花が咲いていることでしょうか。40分ほど歩きますので、心地よい声援を送ってくれるかのようです。
<がんばれー、がんばれー、もうすこしー、もうすこしー
そして、違わないのが道路工事。まだ、ぜんぜん進んでいなさそう~(苦笑)
山々に囲まれはじまると、「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンという痛み」がきました。さあ、いよいよですねー
さあ、到着しました。まずは鳥居のすぐ裏に鎮座しておられる「飯王子社」様へご挨拶を。門番のような役目をもつ社になられます。「御無沙汰しております。お元気でしたかー」ぱん!ぱん!
境内は1月ほどの混雑がなく、ゆっくり気兼ねなくパワースポット鑑定ができる雰囲気でした。狙いどおりですね。
相変わらず強力ですな。「八王子社」「宗像社」様のおられる島一帯。ぱん!ぱん!っと。
1月には気づかなかったパワースポットを見つけることができました。「神幸所」です。ヒリヒリきます。
境内を囲む大木から、自然発ならではの濃厚でいて澄みきっているような独特の霊氣が漂っていました。前回のように人が多ければ気がつかなかったでしょう。
いったん境内を出て、右側に流れるこちらの川に沿って歩いてみました。ここまで足を運ぶのは、この神社のいいところを知っている常連の方たちのようです。そういうところは当たりが多いのですよ。
すると、あー、やっぱり。まったく混じりけなしの純度100%の自然の霊氣が感じられました。ここはすばらしいですねー
ーそして、
しばらく進んだところで、来た方に振り返ると、そこにあったのはまるで絵葉書のような一場面でした。この光景だけでも、こちらの神社には一生涯足を運んでみたいと思わせる魅力があります。緑色の葉はすべてカエデなので、おそらく11月ごろには紅葉で染まるのでしょう。
小國神社はたいへんすばらしいパワースポットでした。今回の企画は大成功だと思いました。また近いうちに来たいですね。
2019ゴールデンウィーク 天竜浜名湖線パワースポット巡りの旅④
パワースポット巡り(648)~(650)太田茶店、治郎柿原木、下西郷区にある公園 2019/05/02
パワースポットとは必ずしも神社仏閣だとは限りません。三日間巡ってきたなかで、宗教施設ではなかった変わり種のパワースポットを紹介します。
パワースポット(648)「太田茶店」
まずは、遠江一宮駅から歩いて小國神社へ向かう途中にあったお茶屋さんです。お店全体がパワースポットになっていましたが、特に強かったのが入って左側の棚辺りでした。そこで、陳列してあった「特撰大はしり」という高級煎茶を母の日のプレゼントとして購入しました。強いパワーを浴びたこのお茶を飲めば、元気で長生きできること間違いないでしょう。
パワースポット(649)「治郎柿原木」
第三日目に小國神社を巡った後、帰りの新幹線まで時間があったので「遠州森駅」で降りてみました。駅周辺を歩いていたときに見つけたパワースポットになります。今から170年前に、松本治郎という人が田んぼの中で見つけた幼木を庭に植えて育てたところ、たいへん甘くて美味しい柿が成って評判になり、やがて天皇陛下に献上するまでに至った「治郎柿」の原木らしいです。このパワーは原木が発するものなのか、大切に育ててきた松本治郎氏の魂からくるものなのか、どちらなのでしょうか。
次郎柿という柿を知らなかったのですが、今度食べてみようと思いました。
パワースポット(650)「下西郷区にある公園」
この三日間で巡ってきたパワースポットのなかで、「最強パワースポット」というべき場所はこちらでした。掛川城から龍尾神社に向かう途中にあった、滑り台が印象的な公園です。公園名はどこにも書かれていなかったのでわかりませんでした。
パワースポットとして挙げましたが、強すぎて頭が痛くて痛くてしかたないので、もしかすると(というか、かなりの確率で)負のパワースポットなのかもしれません。あまり近づかないほうがいいかも・・・。
以上、三日間に渡るパワースポット巡りの旅をアップしてきました。天竜浜名湖線にはまだまだ、「細谷駅」の「和田岡古墳群」とか、「遠州森駅」の「森の石松の墓」とか、「西鹿島駅」の「光明山遺跡」とか面白そうな場所があるようです。これからも時間をかけて巡ってみたい沿線だと思いました。
「霊力」のある唯一の焼き物 2019/06/02
また来てしまった・・・掛川に・・・
週末の金曜は給料日でした。さっそく、給料を手にして、ぼくが向かったのは掛川にある「遠州みもろ焼」。ゴールデンウィークに「天竜浜名湖線パワースポット巡りの旅」で訪れたお店になります。
どうです、写真で伝わりますでしょうか?ほとばしる「霊力」が。最近、焼き物にはまってあちこち見て回っていますが、他にはない霊力のようなものを感じて仕方ないのです。おそらく、それが感じられる唯一無二の存在ではないでしょうか。
それは、パンフレットに謳われているように小國神社境内から採られた灰、陶石で造られているからなのかもしれません。いずれにせよ、ぼくのなかでは断トツの存在。またお金が手に入れば、とりつかれたように足を運んでしまうのでしょう。
その後、小國神社へ参拝。いつものように混んでいて賑わいをみせていました。パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンと痛みが強力にきます。さすがですね。
横を流れる宮川。もっと水が流れていて、砂利の部分が隠れている時期に来れば、木々の緑色や欄干の赤色が川面に映り、もっともっと美しく見えるかも。
日帰り旅行なので、じっくり時間をかけることができませんでしたが、楽しい一日となりました。ありがと~、また来るよ~。天竜浜名湖線~