2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、徐々に「ほかの花を見ること」も楽しくなり、今ではすっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。2月は梅、4月は桜、5月はツツジ、6月はアジサイ、8月はヒマワリ・・・というように。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。
梅まつりが始まったばかりだった「府中市郷土の森公園」へ行ってから一カ月半。すでに、まつりは終ってしまった府中市民のサードプレイス(最近、気に入ってこのキャッチコピーを使っています。某全国カフェチェーンのパクリですけど)へ再訪してみました。もう時期的に、かなり散っていると思われますが・・・。
向かっている途中、遊歩道に咲いていた白梅。まだこれぐらい咲いていると嬉しいのですが、どうなっていますやら。

梅まつりのノボリ、横断幕が撤去され、さびしくなった園内入口。青天の休日という絶好のお出かけ日和なのに、ひとっこ一人いない状態でした。一周回ってみても、計10人も会わなかった気がします。まあ、お祭りの後はどこもこんな感じでしょう。

梅園を目指して「ハケ上の道」を歩いていきます。途中で咲いていた「黒田梅」。肉厚な薄ピンク色が華やか。食べたら甘くて美味しそう。

周りの紅白の梅花たちがほとんど落ちているのに、この品種は遅咲きなのか見頃を向かえていました。

「旧三岡家長屋門」を通りました。前回はまったく咲いていなかった「紅千鳥」はどうか?うーん、すでに散ってしまって、ほとんど残っていない。結局、見頃は見られませんでした。

「木道」を渡り「やすらぎの池」のほとりを歩いていきます。目に入ったのがこの派手やかな花。「矢口」と書かれた札がかけられています。梅か、桜か、でも、そのどちらとも少し花の形が違うような。どうやら「花桃」の一種のようです。

ピンク色のティッシュペーパーを丸めてくくったような肉厚な花びら。「(もしかすると、もしかすると・・・梅や桜よりもこっちのほうが魅力的かも)」心の中で。

第3の勢力が台頭か。

これから、花桃巡りを始めますか。

さて、目的の「梅園」へ到着しました。見ての通り、もうこんな状態です。

もうほとんど散っていました。まあ、予測はしていましたけど。

そんな中、早咲なのにまだがんばっていたのが「蝋バイ」でした。いまや「老バイ」ですが。しつれい。

みなさん、今後、ビールはモルツを飲みましょう、もしくは金麦!

こちらは、かなり花が残っていました。しかし、札がかかっていないので品種はわからず。

この公園の絶対王者的存在である「佐橋紅」は!? 完全に終わっていました。残念。

その横で、高らかに咲き誇っている「黒田梅」。紅の紅千鳥、白の白加賀、紅白の横綱がいなくなった今、もはや黒田梅天国。時期をずらして咲くとは、なかなかの策士ですな。これも生き残り戦略か。

おっと、よく見ると、佐橋紅に二輪ほど残っていました。お疲れさまです。また、来年楽しませてください。

もう一つのお楽しみ、野鳥たちはどうかー、
オカメザクラという花が咲いていて、その可憐さに目を奪われていたら、どこからともなく黒い塊が飛んで来て目のまえにピョンと。
謎の黒い塊<いない、いない・・・

謎の黒い塊<ばあー
と、顔を出したのはヒヨドリでした。普段、人が近づくと、あっという間に逃げ出すやつが、本当に目のまえ、手を伸ばせば届く30センチぐらいまで来ました。人への警戒心に打ち勝つほどの、よっぽどの空腹だったのか。

「やすらぎ池」付近まで来たときです。後ろからバサバサと黒い塊が飛んで来て、目のまえの地表に降り立ちました。ヒヨドリでした。こちらも全然、わたしを警戒している様子がない。

さっきのやつのような気が。ヒヨドリはカラスのつぎに頭が良い野鳥と聞きます。もしかすると、今後、親交が深められるかも、ね。

梅園でパタパタ音が聞こえてきました。聞こえてくる方角に目をやると、ジョウビタキのオスがいました。梅園で見るのは珍しいことです。つぎに来るときは、もう本国ロシアに帰っているでしょう。ちょうどお別れができます。政権が変わり、不法外国人は国内にいられなくなりました。でも、君たちは大歓迎、ずうっといてくれてもいいんだけどね。

ざっと見ただけで、6羽のツグミがいました。そのうちの一羽を撮影しようとカメラを向けて、心の中で「(つぎに来る時、君たちはいないだろう。また、来年ここに来てくれよ)」と声をかけました。その瞬間、くるっとこっちに向き、じいっとわたしの顔を見てきました。わたしの心の中を読んで、返事をしているかのようです。
ツグミ<(「また来年もくるよ、カメラの下手くそな兄ちゃん)」

今日の富士山は格別の輝きを見せていました。頭、真っ白。その雄姿が「わが国の『永遠に繁栄していく象徴』」であることに異論はないでしょう。

ジョウビタキのオスが縄張りにしている「ティラノサウルス像」へ。ジャングリアよりも迫力があります、たぶん。ジョウビタキ君は見られず。まあ、さっき梅園で見たからいいですけどね。

つぎの来園は、6月の「あじさい祭り」になります。この冬の期間、あじさいは枯草になってじいっと耐えていますが、中にはポツポツと緑の葉が吹き出しているものもありました。つぎの出番に向けてウズウズしているようです。楽しみでなりません。

目指せ、ユネスコ無形文化遺産「日本の名勝のだんご」!
ふと、レジ近くに置いてある印刷物に気がつきました。手に取ってみると「ハケ上の団子」という名称の意味がわかりました。「ハケ上」は府中地域を指す名称だそうです。だとしたら、もっと地元産を使ったり、意識したり、もう一工夫が欲しいなあ・・・。おっと、独り言です。

明日は、梅まつり最後の名勝へ足を運びます。