今日は急用があって茨城県・水戸へ。水戸といえば「関東三大梅林」で有名な「偕楽園」があるところ。ちょうど今、梅まつり巡りをやっている身として、こんな機会を逃す手はありません。待ち合わせ前に時間を作って巡ることにしました。すでに、小田原と越生を巡っているので、これで三大梅林制覇になります。それだけでなく、ここは岡山の後楽園、金沢の兼六園と並んで日本三名園のひとつにも選ばれている格調高い名勝地。わたしの観光歴にも箔がつくってもんですよ。上野駅から特急ときわ号に乗り込みます、いざっ!
上野駅から4駅、約1時間半で「偕楽園駅」に到着しました。梅まつり開催期間にだけ停車する臨時駅のようです。乗っていたときは気づかなかったのですが、平日の午前中にしてはけっこう多くの客が降りてきました。お目当ては、みんな梅なのでしょう。

(最近、どこもこういうのが多くなりましたね)

はて、偕楽園への順路はこれであっているのか?すると、いきなり大鳥居がお目見えしました。格式を感じさせるかなり本格的な構えです。

「常磐神社」。祭られているのは、なんとかの「徳川光圀公」のようです。水戸黄門の歌が脳内で再生されます。子どもの頃、自分も年をとったら時代劇ばかり見るようになるのか、と思っていました(あと演歌も)。しかし、時代の移り変わりの中で、その機会さえ失われてしまいました。水戸黄門、桃太郎侍、暴れん坊将軍、必殺シリーズ、影の軍団、時代劇がテレビで繰り返し放映されていた時代はもう帰ってこないのでしょうか・・・。もう一方、水戸藩主「徳川斉昭公」も祭られているようです。だとしたら、水戸の守護神的な存在といえるでしょう。「梅まつり巡り」と「パワースポット巡り」を同時に楽しめそうです。

「(パワースポット的にはそうでもないなあ)」と思いつつ拝殿に近づくと、急激に「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきました。

さらにー、摂社の「東湖神社」。こちらからはかなり強い!ヒリついた激辛の痛みがきます。拝殿右手の稲荷神社も気になりましたが、この後待ち合わせが控えているのでじっくり時間はかけられず。詳細な鑑定はまた次の機会にします。

拝殿の右手に咲いていた梅。肉厚の花ビラが幾重にも重なりバラのようです。雨に濡れた姿がとっても艶やかでした。こちらでこのレベルですから、本家である偕楽園へ期待が高鳴ります。

パワースポット(1081)「常磐神社」
さあ、表門まで来ました。三大梅林の名声はいかに!?

惜しむらくは背景となる空がこんな感じなこと。再三このブログに書いてきました。梅花は小粒で可憐なので、うすぼんやりした背景ではその魅力が生きてこないのです。

まずは、入ってすぐのところで、目のさめるような梅がお出迎えしてくれました。ピンク一色単ではなく、白とピンクが絞り染めのように複雑に混ぜ合っています。こっちはデジカメでパシャ、

こっちはスマホでパシャと。どっちがお好みかな?

残念ながら、札がかけられていませんでした。なんという品種なのか?気になります。

その横には「見驚(けんきょう)」が。先週、羽根木公園でも見ました。薄ピンク色の花びらがぎゅぎゅっとかたまっている「ぎっしり感」がわたし好み。もしかすると、さっきの横の正体不明は見驚かもしれません。

わが地元「府中市郷土の森公園」では絶対王者に認定している「佐橋紅」。ですが、ここではそれほどでも。あの圧倒的な主役のオーラがありません。

地域や個体によって差があるのかも。

「水戸の梅大使」。記念撮影している団体さんに、わたしも混ざりたかった。

団体客を中心に賑わってきました。画像を見た限りではそうでもないと感じるのは、がんばって他の人が写らないよう注意を払っているから。カメラ撮影にのめり込むにつれ、余計な人間が写り込むのが嫌になりました。今ではすっかり、撮り鉄の気分。

他の梅林では見られない変わった品種を中心に巡ります。
「矮生冬至(ちゃぼとうじ)」。「ニワトリのチャボのことよ」と老夫婦が会話していました。ほんとかな???

「御所紅」。

「水心鏡」。ちょっとピンボケ。

「塒出の錦(とやでのにしき)」。なかなか聞かない名前です。偕楽園は淡いピンク色が多く見られます。

小雨がパラついたりやんだり。そろそろ待ち合わせの時間が気になってきました。

この五差路まで来たときに、突然、ぶわっと氣が流れてきました。パワースポットが近いのか?

どうもその中心にいるようなのが、こちら柵で囲まれた梅でした。

「虎の尾」だそうです。梅の品種名に虎をつけるのが斬新。

パワースポットとの関係はどうなのでしょうか?虎の尾が発しているものなのか?土地からくるものなのか?パワースポットはまだわからないことばかりです。

しかしー、ここにきて大事件が発生しました。虎の尾を撮影していたら、突然、シャッターのボタンを押してもシャッターが作動しなくなったのです。あ、あれ?壊れたのか?まずいぞ・・・やばいぞ・・・やばい・・・野梅!野梅よ!野梅よ!

スマホは花を接写して撮ることは得意ですが、少しでも遠い距離になるとてんでダメになります。地表を歩いていたツグミを撮影しても、せいぜい拡大はこの程度まで。まだしばらく野鳥撮影の日が続きますので、これからどうしたものかと。これからは、「虎の尾から湧きあがる氣があまりにも強いので、デジカメをぶっ壊された」とかいう伝説を作って吹聴して回りますか。

待ち合わせの時間が近づいたので、そろそろ水戸駅へ移動しようと思い、ふと空を見上げました。すると覆っていた雨雲がすっかり薄くなり、ところどころに青空が顔をのぞかせていました。花巡りでよくあることです。ああ、もたいない。かなり広い敷地なので、三分の一も巡れませんでした。三大梅林を堪能するにはほど遠いものになりました。来年は一日を使ってゆっくり巡りたいと思います。ーそれにしても、デジカメの状態が気になります。しばらく休ませて状態をみたいと思います。
