2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、徐々に「ほかの花を見ること」も楽しくなり、今ではすっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。2月は梅、4月は桜、5月はツツジ、6月はアジサイ、8月はヒマワリ・・・というように。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。
この世で一番酷な仕打ち・・・それは・・・京都への日帰り出張ではないか!?
そんな仕打ちをこの土曜日に受けました。しかし、せっかく京都まで来たのに、商談だけして帰えるなんて、もったいなくて出来ません。そこで、朝早い時間帯に入り、商談前に観光することにしました。事前にネットで調べてみると、「城南宮」という神社で、いま梅が見頃になっていて話題なのだとか。ということは、ここを巡れば、梅まつりとパワースポットの両方を巡れることになります。最寄駅は市営地下鉄の竹田駅といいますから、京都市内からそんなに離れていないー、なんという打ってつけの神社でしょうか。そこで、城南宮に向かいました。
京都駅に着くと、市営地下鉄烏丸線に乗換え竹田駅へ向かいます。4駅、10分もかからず到着しました。改札口を出ると、さっそく案内板がお出迎えしてくれました。駅周辺の看板神社のようです。

そう時間もかからず行けそうです。

途中まで、ほとんど人が歩いていませんでした。しかし、角を曲がって鳥居が見える前に出たら、突然「みんなどこから湧いてきたの?」と尋ねたくなるほど人が現れました。ここまでとは。

大鳥居をくぐると、右手に「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」を放つ小さな摂社が現れました。経験からすると、たとえ小さな身体だとしても門番的な位置に鎮座する神様には挨拶したほうが良いのです。「楽しいパワースポット巡りと梅巡りが出来ますように」ぱん!ぱん!

ここで大きな問題が発生!
大鳥居をくぐったすぐ先に、神職の方が「最後尾」と書かれたプラカードを掲げていました。どうやら、梅が咲き誇る神苑に入るためには、ここに並ばないといけないようです。お昼すぎに人と会うので、ここで待つことは時間的にできません。残念ですが、そこ以外の梅を見て回ることにします。

そこで、摂社の唐渡天満宮へ。印象的な梅がたくさん咲いていました。ますは絵に描いたような花びらを見せてくれるピンクの花をパシャ。

この日はときおり雨がぱらつく生憎の天気。ぼんやり薄暗い背景は、繊細な梅花撮影には天敵なのです。

露出やISO感度の調整に苦労しながらパシャ、

ああ、青空だったらさぞかしピンク色が際立ったのになあ、と思いながらパシャと。

自信の一枚。何度も撮影を試みましたが、どうしてもピンボケになってしまいます。このデジカメ、接写に弱いので度々あるのです。ちょっと周囲をトリミングしましたが、赤ピンクな花と丸くぷっくらした蕾がかわいく共演する一場面が撮れました。

やっぱり王道の撮り方はこれ。神社の建物を背景にしてパシャ。

神社の佇まいと梅花との組み合わせが、古き良き日本を演出します。パシャ


城南宮拝殿のほうへ。左に並んでいるのは神苑へ順番待ちの人たちです(どう考えても、時間的にわたしには無理)。人で混雑しているせいか、拝殿前は摂社に比べて若干弱めでした。人が多いと氣が薄められてしまうせいか、こういうことがたまにあったりします。別の時期に来たら、また変わっていることでしょう。

「熊野詣 出立の地」。白河上皇がこちらでみそぎをしてから熊野三社へ参詣した物語があるようです。こういう物語を知ると、わたしも同じく城南宮から熊野へ徒歩でパワースポット巡りしてみたくなります。いたって単純なので。

境内に枝垂れ梅が咲いていて、その傍らに和装した女性が立っていました。その立ち姿が立派なので、後ろから隙を見てパシャ。なかなかの名場面じゃないですか。顔が写っていないからお許しを。

もうひとつのお楽しみ、野鳥はというとー、
おや、梅の枝に何かの野鳥がとまっているぞ、パシャ。何という鳥だろう?・・・あ、なんだフクロウか。

・・・なーんてことがあるはずもなく、このフクロウは通りすがりのおじさんが撮影用に置いてくれたもの。肩にフクロウを乗せたおじさんがいて、初めは変わった人だと思い避けていました。しかし、梅を撮影しに来た人にフクロウをいっしょに撮らせてくれる楽しいおじさんでした。このおじさんとフクロウが移動すると、カメラマンも移動していき、ちょっとした撮影会になっていました。

自然界では絶対に撮影することができない組合せに大満足。列に並ばなかったからこそ出来た体験になりました。何が幸いするかわかりませんね。

パワースポット(1080)「城南宮」
時間がなくて寄れなかった、道中に見かけた(おそらく)パワースポットたち。「北向山不動院」、

「白河天皇陵」。

誰かの墓跡(説明版が薄くて字が読めず)。じっくり巡れたら、パワースポット鑑定間違いない逸材たちでした。どちらも特徴的なのは、ぞの前を通っただけで「殺気に満ちた」鋭い痛みが放たれている点です。天皇関係や寺院に殺の字を使うことは憚れますが、そう表現したくなるほどの威力でした。また、つぎの機会があれば再訪してみたいと思います。

