2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、徐々に「ほかの花を見ること」も楽しくなり、今ではすっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。2月は梅、3-4月は桜、5月はツツジ、6月はアジサイ、8月はヒマワリ・・・というように。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。
今日(1月31日、土曜日)から、「府中市郷土の森公園」で恒例の「梅まつり」が始まります。自宅アパート近くの駐輪場ではすでに満開になっています。期待しかありません、いざ!
いつものように徒歩で向かいます。途中の下河原遊歩道で見える梅は・・・あれれ、ほとんど咲いてない。

日に当たる梅はポツポツ花開いていますが、日陰の梅はまだ蕾の状態でした。場所による差、個体差があるようです。少し不安も生まれてきました。

20分ちょいで到着しました。わが府中市民の「サードプレイス」です。言い得て妙なので、近年このコピーを使っています。大手カフェチェーンのパクリですが。

梅と並んでこの公園の二枚看板であるあじさい、今は寒さに耐えながら、自分たちの出番をじいっと待っていることでしょう。下記の画像のような華やかな姿を見せてくれる日を楽しみにしています。

▼(25年6月22日の日記より)

「ハケうえの道」を通り、ぐるっと反時計回りで「梅園」を目指します。順路の途中に咲いている梅、梅園の開花状況を察する上で重要な手掛かりとなります。うーん、まあまあな咲き具合。

「冬至梅」。はて?どの角度から撮ればいいんだっけ?もとより難しい梅の撮影だけに、一年間も空白があればそりゃあこうなりますわな。

背景が何だかなあ。土の茶色ではなく、やっぱり青空が背景でないと見栄えしませんね。

「旧三岡家長屋門」の前を通ります。門の内側に咲いている紅千鳥はどうだ?まだまだ先か。

▼(25年3月18日の日記より)

「やすらぎの池」を渡ります。表面が氷で覆われていました。晴れの日が続いていますが、朝晩はけっこう気温が低いのでこうなるのもわかります。

「あじさいの小路」を進んでいきます。木々の葉のすき間から富士山がこっそりと。こういう天気なので、はっきりくっきり見えました。富士山大噴火の噂をよく聞きます。喧伝される経済損失よりも、わたしには噴火によってあの完璧な姿形が崩れることのほうが心配でなりません。人間の建設技術、作業技術が進歩しても、元に戻すことは到底無理なことでしょう。しょせん自然の気まぐれには敵わないのですよ。もうすぐ梅園です。

さあ、着きました。咲き具合はどうだ?

咲いているのはおよそ3割程度か。

まだ早かったようです。では、咲いている個体に絞って巡りたいと思います。
「玉牡丹」。白梅の中で最大勢力を誇る「白加賀」はまだ咲いていませんでした。その代わりに咲き誇っていたのがこちら。「玉」牡丹とはよく名づけたもので、その名の通り玉のような丸っこい花を咲かせています。

だんだん撮影のやり方を思い出してきました。さあ、これからだ。

この公園の「絶対王者」的存在の「佐橋紅」。すでに満開でした。早い時期に咲く品種のようです。

華やかさと大人びた落着きが混じった、深い色合いが特徴です。

これを見れば、わたしが絶対王者を認定する理由がわかると思います。

「雛曇」。小さな爆弾がいくつもパチパチパチパチと破裂しているようなにぎやかさ。

「鹿児島紅」。黒い燕尾服を着て男装している女性がタップダンスを踊っているような、夜の大人の世界を連想させます。

すでに見頃になっている早咲の「ロウバイ」。ぷっくりした蕾を、すでに咲いている花と混合で撮影すると、よりかわいい画像になります。


花なんて、かわいければいいのですよ。かわいいは正義なのです(暴論しつれい)。

紅葉の季節にはまるで絵葉書のような美しさを誇った滝も、季節が外れたら何の変哲もない人工の滝になっていました。また秋に来まーす。

▼(25年12月1日の日記より)

満足した「梅まつり巡り初回」となりました。でも、見頃になったらもう一回来るかもしれません。

この公園のもう一つの楽しみ野鳥探索はどうだったかー
何かの実をかじるヒヨドリが目の前に。いつもは人を見るとさっさと逃げだすやつが、わたしの存在に気づいていながら飛び立とうとせずにいました。よっぽどお腹がすいていたのでしょう。

「梅とメジロ」。古来より絵画の題材になっている組み合わせです。桜との組み合わせもすばらしいものですが、小さく可憐な梅のほうがメジロにはお似合いだと思います。

梅園のある一本の木に、ヒヨドリが群がっていて来園者の足を止めていました。

落ちてくるやつを拾い食いしている賢いやつも。

センダンという実のようです。食べ物のないこの季節に、野鳥たちの命をつなぐ貴重な存在のようです。拍手してやりたいです。

「県木園(高知県のヤナセスギ、和歌山県のウバメガシのように県木が植えられている広場)」にカメラを向けると、そこにはダダダーッとあわてて走って逃げる「ツグミ」が。この広場を縄張りにしている個体は久しぶりかも。ここ2,3年は見ていません。

「芝生広場」にも二羽いました。地味な野鳥ですが、けっこう好きな種類です。おまえの飛来を好きで待っている数少ない人間なんだから、少しは感謝してもらわないと。

そして、そしてー
落葉をガサガサしているやつがいました。パッと見た感じヒヨドリかなあとカメラを向けたところ、何か違うような・・・。しばらく見ていると、全身が黒、茶、黄色のウロコのような模様で覆われている、見たことのないやつだとわかりました。パシャパシャ撮影してからネット検索したところ、どうやら「トラツグミ」という種類っぽい。もしそうだとしたら初めて見ます。ちょっとした感動ですね。



目指せ、ユネスコ無形文化遺産「日本の名勝のだんご」!
梅まつり期間中のせいか甘酒が売出されていました。甘酒とだんごの組合せー、これぞ唯一無二の日本が誇る食文化の最高の組合せでしょう。銀杏サイズだのあれこれ毒づいてきた「ハケ上だんご」も、最近ではすっかり楽しみの一つになりました。もう一工夫してほしい気持ちはありますけれども。
