天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

新宿御苑で野鳥探し(幸せ探し) (?)

 

ちょっと空を見上げるだけで

すこし耳を傾けるだけで気づく

豊かな世界「野鳥の世界」

それに気づいて生きるのと

気づかないで生きるのとでは

まるで豊かさの違う

人生になりそうです

 

パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。

そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!

 

 

♪ヒッヒッヒッヒッヒッ

 

この日の朝(11月1日、土曜日)、自宅アパートを出て、2、3分歩いたところで、どこか懐かしささえ感じる鳴き声が聞こえてくる。もしや?聞こえてくる方角に目を凝らす。その先の電線に、オレンジ色のフワフワした綿毛のような物体が見える。やっぱり、ジョウビタキのオスでした。あわてて、デジカメを向けてシャッターを押したけど・・・あれっ、写っていない・・・。しはらくぶりで、すっかり腕が鈍っております。

自宅近くでジョウビタキを見たのは初めて。このまま縄張りとして定住していただければ嬉しいのですが。今回は残念でしたが、ついに野鳥探し(幸せ探し)の季節が来ました。今日はこれから打合せで新宿駅へ行く予定です。せっかくなので、その前の空き時間を利用して、近隣の「新宿御苑」で野鳥探しをやることにしました。

 

京王線→都営新宿線と乗り継いで新宿三丁目駅へ。ここから10分ほど歩いて御苑に到着しました。「新宿門」から入園します。9時台なので人はまばら。野鳥探しにはちょうど良い環境です。

 

森の茂みから、シジュウカラメジロヒヨドリの鳴き声が聞こえてきます。これは大漁だ。しかし、まだ夏の名残か青々とした葉に遮られて姿を見られず。こんなに居るのにもったいない。

 

うっすらと紅葉が始まっていました。来週あたり高尾山に登ってみますか。

 

パワースポット「温室」。今日は時間がないので、その前を通り過ぎるだけにしました。また来ます。

 

おいおい、いつまでも暑い温暖化の影響か、もうサクラが咲き始めちゃったよ・・・と思ったら、名札に「ジュウガツザクラ」と書かれていました。この時期に咲くサクラのようです。

 

この花は?白と紫色の鮮やかな配色が目につきました。盛んに飛び交うモンキチョウシジミチョウたち。引き寄せる良い香りを放っているのでしょうか。

 

いつものことですが、勝手気ままに舞うチョウに手を焼いていると、いつものことですが、タテハチョウが花にじいっととまって、撮影会を開いてくれました。いつもありがとう。

 

府中市郷土の森公園」、「昭和記念公園」、「神代植物公園」とともに、野鳥探しの有名公園として名高い新宿御苑。同好の先輩とおぼしき超望遠カメラを肩に掛けた年配者と何人もすれ違いました。それにしても園内は広大で、何度も足を運んでいるのに、一度にすべてを巡ったことはありません。まだ巡ったことのない場所さえあります。日陰を、耳を傾けながら歩いて行きます。盛んに鳴き声は聞こえてきますが、肝心の姿が見えず・・・。

 

雰囲気のある「玉藻池」。さすがに都会で孤立したこのような池にカワセミはおらんでしょうね。キョロキョロ。

 

いるのはカモだけでした。

 

ここにも居たタテハチョウ。多摩川河川敷でよく見かけるし、水辺が好きなようです。

 

ギャースカ、ギャースカ、ヒヨドリの鳴き声がこだましていきます。その中に、コゲラの♪ギーッも含まれるようになりました。姿は・・・見えず。

 

まるで、絵画のよう。パリの街路樹を彷彿させる黄色く染まったプラタナス並木。もちろん、日本人のわたしの心の中にあるパリの風景ですけど。

 

赤トンボがパタパタ。赤色が風景の良い差し色になっています。


国立競技場がチラッと見えました。あれ?ここは新宿で?あそこは千駄ヶ谷で???都会は位置関係でよく混乱します。路線が違うとまったく違う位置に在ると思いますが、けっこう近かったりします。

 

ツグミを見かけるこの辺りも・・・居ない、誰も。

 

鳴き声はするんだけどなあー。

 

まあ、しょうがない。こういう日もありますよ。ここで方向転換を。野鳥探しから、観光スポット巡りに切り替えました。この建物は「台湾閣」というそう。意匠が明らかに日本風ではなく向こう風。人がどんどん吸い込まれるように入って行きます。

 

「日本庭園」のゾーン。野鳥探しが目的だと、まず寄らない区域です。しかし、本来はこっちが主で、ここを楽しみに来園する人のほうが多いかもしれません。結構な人だかりが出来ていました。また今日は、菊の品評会が開催されていたので、なおさらかも。花壇と池と橋と、背景の新宿のビル群が遠近法できっちり決まり、撮影ポイントとして最高の組合せを形成しております。

 

横溝正史の映画でありませんでしたっけ?菊の観賞会に生首がいけられている恐怖の場面を。あれを見てから菊はちょっと苦手に。

 

池に蠢く黒い影ー。アメンボでした。こんな密集している場面、見るの初めて。

 

ぐるっと回って新宿門に到着しました。もうすぐでお昼という一番良い時間帯なので、入園したときとは打って変わって、大勢の来園者で賑わっています。とくに、目につくのは西洋人観光客の姿。完全に日本人を上回っております。なんか恐いぐらいです。

 

結局、野鳥は見られませんでした。単なる「お散歩」になってしまいましたが、十分に満足できました。みんなが笑顔でいる場所は、自分がそこにいるだけで幸せな気分になれるのですから。来週から本格的な野鳥探しが始まりますよ。