パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!
せっかくなので、隣の終着駅「嵐山駅」まで足を伸ばしてみました。嵐山といえば京都を代表する超有名な観光地、おそらくパワースポットも盛りだくさんでしょう。いつものように、駅前の観光案内図で順路を決めます。車折神社、天龍寺、野宮神社・・・おおっ、そそられる神社仏閣が思ったより多くありますね。ただ、もうお昼近くになりました。これから最後に少し離れた場所へ行きたいので、そんなに時間はありません。京都を代表するパワースポットであること、近場であることを頭に入れて探してみると、うってつけのパワースポットを見つけました「阿部清明公嵯峨墓所」です。「安倍」晴明だと理解していたのですが、ここでは「阿部」なんですね。超有名陰陽師として京都を代表するスーパースターのお墓なので、強力パワースポットであること間違いなし。また、すぐ北に「長慶天皇陵」があるので、一石二鳥で巡ることも出来ますし。よし、決めた! では、順路の確認を。観光地で有名な渡月橋を渡り、河岸を右に真っすぐ進んで角倉町を目安に北上すれば行けるようです。いざっ~

ほー、これが有名な渡月橋ですか。テレビ中継でしか見たことありませんでした。歩いている約7割が訪日外国人のようです。

向こう側に渡って、逆に見上げるとこんな感じ。

桂川。見た目は地元の多摩川とほぼ同じ。ま、川なんてみんなそんなものか。

地図の通り歩いていきます。角倉町という地名が見えてきました。おそらく、この辺りを嵐電嵯峨駅に向かって北上していくと建っているはず。すると、「長慶天皇陵」のほうが先に見えてきました。では、こちらから。

目の前を茶色い小さな、おそらくイタチと思われる小動物が横切っていきました。この辺り、歴史文化資源も豊かですが、自然環境も豊のようです。

「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が充満しています。しかも、かなりの緊張感をもっていて怖ろしくなったほどです。

パワースポット(1053)「長慶天皇陵」
さあ、安倍清明のほうですが、案内地図だとすぐ真下に建っているように見えました。なのに、なかなか見つかりません。何度も同じ道を行ったり来たりしているうちに、東京とは質の違う京都の酷暑にやられてグッタリしてきました。自販機でアイスコーヒーを買い、休憩しながら歩きまわっていました。もう諦めかけて、住宅地へ入る小径を歩いて行くとー、おおっ!見つかりました。観光案内図にあれだけ大きく書いてあるのだから、曲がり角に案内板の一つぐらい立てておいてほしいもんです。地図では「阿」でしたが「安」になっていました。左側に見える石垣と木々は長慶天皇陵、隣り合っていたんですね。

こちらも、張りつめたような緊張感が漂っていました。「また、近いうちに京都へ戻ってパワースポット巡りの続きが出来ますように」ぱん!ぱん!

墓所の真後ろに、まるで背中合わせのように神社が建っていました。「角倉稲荷神社」です。かなりの質素な造り。こちらも、長慶天皇陵、安倍清明公嵯峨墓所と同質の張りつめたような氣が充満しています。天皇と陰陽師と稲荷の3者が背中合わせにがっちりスクラムを組んで、この周辺を護っておられるようです。他には見られない、かなり特殊な地域だと思いました。こちらにも、「戻って来られますように」ぱん!ぱん!っと。

パワースポット(1055)「角倉稲荷神社」
付近をカワラトンボが飛んでいました。清流にしか棲めないトンボです。桂川流域には、清らかな自然環境が残っているようです。今度来たときは、パワースポットだけでなく、こういう環境も巡りたくなりました。

さて、阪急嵐山線パワースポット巡りが終りました。帰りの新幹線まで少し時間があります。この時間を利用して、京都出張が決まったとき真っ先に足を運びたいと思ったある場所に向かいました。
<つづく>