盆栽が「人の手で作られた小宇宙」なら、朽木に別種の小さな命が宿り、命を繋げていく様子は「自然の営みが作る小宇宙」であり、「自然の盆栽」と呼んで良いかと思います。そこに、「わびさび」や「神道による生命観」「大和の精神性」を感じてしまうのです。わたしはこの光景を観るのが好きで堪らないのです。こうして写したものを、やがて画像集にしてみるのも面白いかなあ、と。案外、新展開になるかもしれません。
先日巡った高幡不動のやまあじさい園で。このような盆栽を目にしました。朽木から茎が伸びていて、その先端に可憐なあじさいの花が咲いているというー、盆栽というよりも「生け花」のような雰囲気。
こういうのも良いですね。すばらしいの一言につきます。
