盆栽が「人の手で作られた小宇宙」なら、朽木に別種の小さな命が宿り、命を繋げていく様子は「自然の営みが作る小宇宙」であり、「自然の盆栽」と呼んで良いかと思います。そこに、「わびさび」や「神道による生命観」「大和の精神性」を感じてしまうのです。わたしはこの光景を観るのが好きで堪らないのです。こうして写したものを、やがて画像集にしてみるのも面白いかなあ、と。案外、新展開になるかもしれません。
青梅市「梅の公園」は湿気が高いようで地面にびっしり苔が覆っていました。こういう土地に、よく「自然の盆栽」が見られます。予想していたように、各所で見られました。どうでしょうか?なかなか深みのある世界が展開していました。
上部に乗った苔がたまりません。まずは横でパシャ。

タテに長細いので、タテでもパシャっと。どちらが好みでしょうか?あんま、変わらないか。

こういう形もよく見ます。富士山型。びっしり全体を覆った苔が深みを与えております。

苔の他に、別種の新芽が生えていて、さらに複雑な造形を見せています。
