天才詩人こうやまあきらのブログ!

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高崎の領主「スズラン百貨店高崎店」

 

地方へ出張したり、旅行したりするとき、よく地方百貨店を見にいきます。県庁所在地の一等地に、ドーンと構える本店を見上げると、まるでお城の天守閣を観光しているような気分になるからです。つい、一地方を領国として支配する「戦国大名」へ、イメージを重ねてしまうのです。
地元民から「贈答用は〇〇の紙包みじゃないとダメ」と言われ、絶大な信頼と誠意の象徴だった地方百貨店も、その隆盛が終わり斜陽産業として風前の灯と化しています。しかし、そこに「滅びの美学」を見出だしてしまったりもするのです。時代の移り変わりにより、やがて消えてなくなっていく運命に、たまらなく心ひかれてしまうのです(すんません、まだそう決まったわけじゃないけど)。
一時期、買い物をして紙袋を集めようとしたことがありました。でも、できませんでした。だって、買いたいものが全然無いから・・・あ、だから斜陽産業なんですね(おっと、しつれい!)。
 ・・・ まあ、そんなこんなで、できるだけ寄った際は写真に撮るようにしています。ただ残念なことに、店内の情景を撮るのは、さすがに憚れます。なので外観だけでもお楽しみいただければと思います。

 

 

 高崎に出張した際、前から行ってみたかったスズラン百貨店に足を運んでみました。事前に得た情報では、地方百貨店によくある江戸時代から続く老舗ではなく、戦後発進の新興勢力のようです。

まずは、その建物を見てビックリ。パッと見ただけでは百貨店とはわからない、とても現代風な外装でした。店内に入ってみます。1階は「フードマーケット」でした。大抵の百貨店は、1階が化粧品売場で、食品売場は地下に在るものですが、なかなか珍しい作りです。2階、3階は「ファッション・グッズ」「ファッション・リビング」のフロアで、ファッションに特化した作りになっていました。斜陽した地方百貨店に見られる3大特徴「低い天井」「薄暗い店内」「ダミ声年配女性店員」とはすべてが真逆で、天井は高いし、店内は明るく風通しが良いし、若い女性店員が多く、なかなか好感の持てる雰囲気でした。

 

ただ、百貨店の格式を高める欧州のハイエンドブランドのお店が入っていなく、中心が国内の堅実な実力派ブランドなので、どこか「地方で、地元民を集客する『ショッピングセンター』」といった感もありました。「名を捨てて実を取る」戦略でしょうか。

 

2階に「ボンジョルノ」というパスタ屋が入っていました。そこでお昼を食べようと思ったのですが、商談の待ち合わせ時間があったので断念しました。その後、商談が終わると、地元民の商談相手から「高崎は小麦の産地なので、小麦を使ったパスタのお店が多い」と教えられました。お昼を食べていないことを伝えると、地元で一番好きなお店へ連れてもらうことになりました。そのお店こそ、スズランで入れなかったあのパスタ屋の本店とのことでした。何か縁がありそうです。わたしは豊富なメニューの中から、具材も高崎の地ポークを使った名物パスタを選んでみました。これが肉厚なのにトロけるような感触で、最高のパスタに仕上がっていました。何度も訪れて食べてみたい味だと思いました。

 

いつか、スズランで買い物を楽しんで、その後、あのボンジョルノで食事をしてみたいものです。