ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
今日は(22日、日曜日)、少し遠出して秋川の「都立小峰公園」で野鳥探しすることにしました。2月19日の日記を読んでみてください。この公園で青い鳥・ルリビタキに出会いました。あれから、余所では会えていません(というか、今まで2回しか会ったこと無し)。またあの美しい姿を見られるのか?期待に胸をはずまして向かいました。
普段使う京王線ではなく、少し歩いてJR南武線・西府駅へ。4駅先、奥多摩の玄関口・立川駅に向かいます。立川で五日市線に乗り換えると、約30分で到着しました終着駅・武蔵五日市駅です。見上げる空は、どんより曇った前回とは違い、雲が多いものの基本的に青空が広がる気持ち良い野鳥探し日和。石段を降りて、眼下を走る秋川街道へ出ました。
公園の前に、秋川渓谷へ寄り道してみます。
前回は野鳥の鳴き声一つ聞こえてこない状況でした。でも、見たところ、川面に垂れる枝の先に、いかにもカワセミがチョコトンと止まっていそう。
しばらく歩き回ったけどカワセミとは出逢えず。そんなとき、大きな石に何か黒っぽい羽根の塊がピョコンと飛び乗りました。
ん?キミはだれ???初めて見る種類のわからん奴がいます。ハトかな?その場で、スマホで調べてみたのですが結局わからず仕舞いでした。宿題ですね。
また、数で勝るハクセキレイに追い回わされて、奥のほうへ逃げていくキセキレイが。野鳥の世界では、色が違うと別の種扱いなのでしょうか。
30分程度で切り上げて公園へ向かいます。街道沿い生産緑地に植えられている梅の木。3か月後の爆発に備え養分を蓄えている状況か。
▼2月19日の日記より
さあ、目的地・都立小峰公園に到着しました。昨季、花火スターマインのように咲き誇っていた梅たちです。2月はまた頼みますよ。
▼2月19日の日記より
いよいよ、お待ちかねのルリビタキを目撃した「谷田戸」へ。さあ、来い来い!わたしの他バズーカ砲を抱えた野鳥撮影上級者が2名居ました。おそらく目的は同じでしょう。しかし、いくら待てど姿を現さず。時間ばかりが過ぎていきます。ブルル、おお寒い~。日差しは良いものの、少し日陰に入っただけで震える寒さがきます。しょうがない、諦めますか。
▼2月19日の日記より
ヒッヒッヒ♪ ヒッヒッヒ♪ ついにヒタキ類の鳴き声が聞こえてきました。おやっ、ついに現れたか!?と身構えたら、そこに飛び交っていたのはジョウビタキのメスでした。残念〜。でも、こんなかわいい女子に会えたのだから良しとするか。青い鳥とはまた梅の季節に再会できればと思います。
せっかくなので展望台へ向かいました。
前回の曇り空と違い、これだけ晴れていると奥多摩の山々がはっきり視認できます。
▼2月19日の日記より
視認できなかった霊山・御岳山もバッチリ。パワースポット巡り(800)の記念回で巡った、武蔵御嶽神社の社殿らしき建物も見えます。見えるのでご利益をもらえそうです。遠い所から、ぱん!ぱん!っと。
公園内を一回りし駅に帰ろうとしたら、秋川街道の向かい側にこのような標記を目にしました。「網代弁天山 2.1㎞」と書かれています。網代弁天山・・・思い出しました。2020年3月1日の日記を読んでみてください。武蔵増戸駅でパワースポット巡りをした際に登拝しました。
登拝の覚悟はしてきませんでした。でも、これぐらいの里山程度なら、雑木林の風情を楽しみながら歩いていけそうです。行ってみますか。
ザクザクザク、気持ちい良い空気の中を歩いていきます。所どころで、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガの鳴き声が聞こえてきます。残念ながら姿は確認できず。
ザクザクザク、とくに覚悟も必要ない軽量級な山道。苦しみの無い、楽しみだけの世界。
ドーン! ・・・と思っていたら、重量級の急傾斜が立ちはだかりました。・・・これは覚悟が必要そう。ひーひー、はーはー・・・(汗)
永遠に続くのではないか、と思われた急坂が終わり五日市、奥多摩の町が望める開けた土地が。案内板を読むと、この一帯は「網代城跡」らしいです。ふーん、なになに。「15世紀中頃に、武士たちが農山村民らの指導者として村単位の自営権力を保持し、南一揆と呼ぶ武装集団を成立させていた。この山城は、そうした者たちによって利用されていたと考えられている」のだそう。知らなかった。歴史ある山のようです。
一番奥にうっすらと筑波山が見えました。少し高いところに登れば、東京のいたる所から見える点が、古代より「西の富士山、東の筑波山」と並び称された由縁でしょう。パワースポット(800)記念回の御岳山に続き、(900)記念回の筑波山にも向かって、ぱん!ぱん!っと。思いがけず関東の二大霊山にご挨拶できました。
巨石がゴロン、ゴロンしてきました。弁天山の山頂はもうすぐです。出発点から1時間歩き、しかも予想外の急傾斜で体力を使ってしまった為に、ここで息も絶え絶えに。がんばれ、がんばれ、と自分に言い聞かせます。
やったー、ついに山頂を制覇!苦労を積み重ねて登ってきた成果は・・・なんと「292m」。なんか、われながらかわいい(笑)
そうそう、この山は巨石系のパワースポットでしたっけ。山腹に神社もあることだし、低山とはいえ「霊山」とみていいでしょう。しばらく休憩し、霊氣を充電します。
この一帯を「秋山丘陵かたらいの路コース」と呼ぶそうです。そそられますね。すべて巡る計画を立てみようと思います。