天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

大栗川、大塚東公園、鹿島緑地、よこやまの道、小山田緑地、で野鳥探し(幸せ探し)

 

ちょっと空を見上げるだけで

すこし耳を傾けるだけで気づく

豊かな世界「野鳥の世界」

それに気づいて生きるのと

気づかないで生きるのとでは

まるで豊かさの違う

人生になりそうです

 

パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。

そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!

 

 

今朝はひさしぶりに早起きに成功(14日、土曜日)。たっぷり時間があることから、徒歩で行ける範囲で遠出してみようと思いました。そこで、府中四谷橋から、大栗川、大塚東公園・鹿島緑地、小山田緑地を巡る計画をたてました。

 

自宅アパートを出発し、府中四谷橋を渡っていきます。いつもは向こう岸に見える「七生丘陵」へ、交差点を右に曲がるのですが、今日は真っすぐ野猿街道に出ます。今の時刻は朝8時32分、はたして何時間歩くことになりますやら。

 

しばらく野猿(やえん)街道を真っすぐ進みます。普通「やえん」とは読めないでしょう。地元民にとっては、多摩地区を横断するための重要な幹線道路だったりします。さすがに休日の朝は交通量少なめ。

 

途中、左折して「大栗川」へ。右手にそびえる黄金タワーは帝京大学多摩センター駅前にそびえるベネッセと共に多摩地区の2大ランドマークタワーです。

 

定点観測地1

「中和田橋」に来ました。以前に、カワセミを見た場所です。最近、カワセミと出会う機会が増えました。良い縁で結ばれつつあります。期待しながら待つことにしました。すると、キキキッ♪と急ブレーキをかけたような響きが聞こえてきました。いるぞ、いるぞ~♪と期待が膨らみます。

(▼2023年1月31日の日記より)

 

・・・しかし、時間をかけて探したものの、結局姿は確認できませんでした。残念。ま、そういう日もありますよ。目の前を、黒い塊がワラワラ降りてきました。カワラヒワの群れです。よし、カワセミの代わりに君たちを写すか。カシャ。あれ、かなりぼんやりしているぞ。カワラヒワは撮影が難しかったりします。体色がぼんやりしているせいか、どうしてもぼんやりした写りになってしまうのです。なんて、いつもデジカメの性能のせいにしていますが、本当のところ、わたしの腕前のせいかもしれません。

 

先を急ぎましょう。堰場交差点を左へ。多摩モノレール通りのゆるやかな坂を上がると、「大塚神明社イチョウ」が姿を現しました。紅葉が美しい観賞用であり、パワースポットとして氣の充電用でもある巨木です。

 

定点観測地2:

「大塚東公園」に到着しました。こちらも、野鳥探しの定点地であり、パワースポットの充電地でもあります。

 

しっかり紅葉していました。こういう光景を見るのは初めてかも。ヒヨドリの鳴き声は聞こえてくるものの、他の野鳥を含めて姿はいっさい見えず。ガビチョウは簡単に見られる公園だったのですが、今日は運が良くないのかも。

 

定点観測地3:

橋を渡り隣接する「鹿島緑地」へ。以前はここで貴重なルリビタキを見ました。下に貼った「2021年1月17日」の画像を見て下さい。その直前に、デジカメの充電がきれてしまい、望遠の効かないスマホで撮影したため、残念な画像になった曰くつきの土地です。あれから、出発前にしっかり充電残量を確認するようになりました。わたしに教訓を与えてくれた土地でもあります。

(▼2021年1月17日の日記より)

f:id:akira-kami:20210111120934j:plain

 

コゲラ、シジュカラ、メジロ、ここで見られる野鳥の姿が見えません。すると、突き当り付近で右側の雑木林がごっそり抜かれ、団地群とその駐車場になっている残念な光景が目に入りました。なるほどね、これでは野鳥たちは近寄ってこないでしょう。ましてやルリビタキなんかが。ここへは今日が最後になるかも・・・。

 

高台から今日の足跡を確認しました。奥に見えるニョキニョキした白い2本棒が、先ほど渡ってきた府中四谷橋です。周りの景色をしっかり目に焼きつけて帰ろう思います。

 

また通りに出て少し歩いて京王相模原線小田急線の多摩センター駅に到着しました。このとき時間はちょうど正午。なんだかんだ言って、3時間半歩いてきました。駅前で昼食をとり、しばらく休憩を。英気を養って、最後の観測地「小山田緑地」へ向かいます。所在地が、小田急線に乗れば、つぎの唐木田駅なのであっという間です。しかし、それぐらいの距離だったら歩いて巡るのがわたくしの流儀。駅前案内図を見て向かうべき方角を頭に入れました。さあ、出発だ。多摩ニュータウンを構成する巨大な鶴牧団地を突き抜けていきます。

 

定点観測地:4

やがて、南多摩尾根幹線道路に出ました。おや、どこかで見たことある道路だぞ???と思っていたら、かつて何度か巡ったことのある「よこやまの道」に出くわしました。なるほど、ここへ繋がっていたんですね。すっかり頭から抜け落ちていました。

(▼2022年3月1日の日記より)

f:id:akira-kami:20220226143402j:plain

 

ゴルフコース脇を歩いていると、突然ひょっこりと。おおー、ジョウビタキの女子が柵の間から頭をひょっこり出して周囲をうかがっていました。仕草がかわいい❤

 

<ぽん

おっ、道路に出てきましたよ。お目めがパッチリ。わたしのコンタクトレンズを外して、あの目にチョンと取り付けてやりたい(笑)

 

黒目がちな目といい、仕草といい完全なわたし好み❤ 人間でもこんなに条件が合う女子はいないでしょう。ここは勇気をだして告白してみますか。ドキドキ。

わたし<あ、あのうー、よかったら、ぼくと結婚してください!

 

メス<ウーン、ドウシヨウカナ・・・

 

メス<ゴメンナサイ、ペコリ

 

メス<サヨウナラ

あっという間に飛び去ってしまいました。フラれても忘れることのできない素敵な女子でした。

 

定点観測地:5

さあ、気をとり直して歩いていきます。後悔を引きずっている場合ではないのです。ついに「小山田緑地」に到着しました。このとき腕時計は12時40分。すでに出発から4時間経っています。

 

ザッザッザ、枯葉を踏みしめて登ったり、下ったりを繰り返します。すごい木が。何本の木に分かれているように見えますか?わたしが数えたところ6本でした。1本の幹が2本に分かれているのはよく見かけますが、なかなか無い本数です。

 

小さなかわいい巾着袋のような柿が成っていました。野鳥が食べていないところを見ると渋柿なのでしょうか。

 

昨季、アオゲラを見た場所です。あの時、初めて見ました。それ以降、見ていません。残念ながら今日は居ないようです。それにしても、この倒木が怖い。こんなのを引っこ抜くのだから自然の力の恐ろしさがわかろうというものです。

(▼2024年3月15日の日記より)

 

おやっ、黒とオレンジ色したものがチラチラ動いているぞ?ジョウビタキのオスだ。そおっとそおっと近づいてカシャっと。写した画像をよき見てみると、そっくりな風に揺られている枯葉でした(苦笑)。よくある話しです。

 

♪野鳥よ、野鳥よ、野鳥さん~、どこに居るのかなあ~

 

おおーい~、

 

居ないなあ~

 

緑地内は広大で、1時間歩いてきたけど、現在位置を確認するとこのように、まだ半分しか来ていませんでした。野鳥を探す目も、だんだん散漫に。

 

注意力が散漫になってきました。でも、気をつけないといけません。ここの特徴は、都が管理する緑地と、私有地と、ゴルフ場が入り組んでいるという点にあります。なので、このような注意書きが。緑地内でカートに轢かれたら、こんな恥かしいことないですからね(笑)

 

はー、はー、

 

ひー、ひー、

 

ふー、ふー、

 

ようやく本園にたどり着きました。みはらし広場から見える眺めです。富士山は雲に隠れてしまい見えません、でも左端にちょこんと飛び出ている「大山」の山頂が見えました。パワースポット巡り(100)(900)で登拝した霊山です。多摩の高台だと、けっこうな割合で見えます。そのアドバンテージが霊山と呼ばれる所以かなと。「今日の行程を、あたたかく見守っていただきまして、ありがとうございました」と頭を下げて、ぱん!ぱん!っと。見れた野鳥は少なかったけれど、多摩の美しい雑木林、川を巡れて大変充実した一日となりました。

 

さて、そろそろ帰ろうかと、前回同様にバス停に向かいました。さすがに同じ行程を歩いて帰る気にはなれず、バスに乗って唐木田駅まで行き、小田急線~京王相模原線多摩モノレール京王線と乗り継ぐことにしました。しかし、バス停で時刻表を見て愕然としてしまいました。現在の時刻が3時ちょいで、つぎにバスが来るのが3時55分・・・。こんな何も無い場所で、そんな時間を潰す訳にもいきません。そこで、一大決心を。疲れた体にムチを打ち、唐木田駅まで歩くことにしました。「まあ、緑地を縁取るように歩いていけば、いずれは幹線道路にたどり着けるでしょ」と、わたしの無計画だけど何とかなる精神がさく裂。ガンガン歩いていきます。おら、おら、おら!

 

30分ほど歩いたところで、見たことのある道路標識が面前に現れました。おおー、これは。行きに、よこやまの道に入る際に通った場所ではないですか。思わず「ただいまー」と声をかけました(笑)

 

結局、唐木田駅までさらに20分かかり、駅に着いた時点で、朝の出発から7時間半かけて歩き続けたことになりました。大変疲れましたが、大変満足いった一日になりました。これだから楽しくて野鳥探しは止められないんですよねー。