天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

高尾山で紅葉巡り

 

山頂を埋め尽くす人、人、人、人・・・

その顔にあふれる笑顔、笑顔、笑顔・・・

そこは、笑顔の人しかいない世界・・・

老若男女、国籍の洋の東西を問わず、みんな笑顔でいる様子を見ていると、

こここそ、人類が目指す理想の楽園なのではないか?と思えてくるのです。これが、他では見ることができない高尾山の魅力なのです。これを見るために、高尾山は何度も登ってしまうのです。

 

 

11月後半になりました。そろそろ高尾山も紅葉の季節。桜を目当てに登った4月以来の高尾山に、この休日(24日、日曜日)を利用して向かいました。

 

予想していたとはいえ、ものすごい数の登山客で賑わっていました。さすが「世界一の登山客数を誇る山」の「紅葉という一番人気のある季節」だけあります。前を行く人との距離がギュウギュウで、満員電車のように「リックは他のお客様に迷惑にならないよう、前に抱えてください」とアナウンスしてほしいほどです(笑)

 

さあ、出発だ。

 

ザッザッザッ

高尾山で一番キツイのは、じつは最初の坂だったりします。初心者のほとんどが序盤部分で絶望を味わうのです。とはいえ、登り慣れた中級者もこの辺りで「なんで、こんな苦しい思いをするのに登りに来てしまったのだろう」と後悔するもの。なので、わたしはここを「後悔の坂」と呼んでおります。

 

ザッザッザッ

 

いつもは、よくヤマガラの鳴き声が聞こえてくるのに、今日はまったく聞こえません。ハズレの日なのかも。

 

まずは最初の観光地点に着きました。「金比羅台」です。左側のはじっこに白いドームが見えました。西武ライオンズの本拠地「ベルーナドーム」です。ヤッホー!の代わりに「来年は優勝頼むぞー」(ファン歴40年以上のライオンズ・ファンなので)。一番奥に、うっすら横たわって見えるのが「筑波山」です。パワースポット巡り(800)の記念回に登拝しました。霊山から霊山に向かって、ぱん!ぱん!っと。

 

黄色くなった葉を背景に、あれやこれやと配置を考えながら「浮世絵の構図」で撮ります。三保松原曽我梅林と、ここぞという名所でこのような撮り方をしてきました。今やシリーズ化しております。ますはデジカメでカシャっと。

 

つぎにスマホでカシャ。スマホは実際よりも青色が色濃く写ります。思い出を残すために、その方がキレイで良いと考えるか、現実を超えるのはあまり良くないと考えるか、賛否が分かれる問題かと。

 

紅葉を背景に、みなさん思い思いのポーズをとって撮影しています。まだ、全開になっていない木もあるので、これからも楽しめそうです。

 

 

 

薬王院の石段が行列になっていて身動きできないようでした。どうしたものかと途方に暮れていたところ、山頂方面に迂回する案内板を見つけました。何回もここを通っていますが、知らなかった。

 

すぐにパワースポットが在りました。「福徳弁財天」様です。キーンとキツメの「パワースポット特有のこめかみ辺りにくる痛み」を放たれております。では、ご挨拶を。

 

なんと「そのご威光は広大無辺」!広大無辺、初めて聞く四字熟語ですが、果てしなく強大で、比類の無い強さが伝わってくる言葉です。これは期待できそう。

 

わたしの前に入っていった人がなかなか戻らないなと思ったら、大人が一人、かがみながらやっと通れる程の深い洞窟になっていました。真っ暗でかなり怖い雰囲気。恐々、進んでいきます。鉄格子の奥に弁財天様が置かれているよういですが、暗すぎて見えず。とりあえず、そちらに向かって「お初にお目にかかります。その広大無辺なお力の、ほんの一握りでもよろしいのでお力添えを」と邪な心が見え隠れしながらも、ぱん!ぱん!っと。

 

この山道は表通ではないので人の気配も少なく、自然の清らかな空気に包まれていています。これからは、こっちを主要順路にしますか。

 

上空から、枯葉といっしょに白いものがフワフワと落ちてきました。これは、まさか伝説の妖怪・ケセランパセランでは!?ケセランパセラン自体が謎の存在なので、本物かどうか判断しかねますけどね。

 

山頂に到着しました。ものすごい人だかりです。盛んに中国語、韓国語が飛び交っています。真っ青なすばらしい天気なので、富士山を期待しましたが見られず。雲に隠れた方向に、ぱん!ぱん!


こちらの霊山はハッキリと見えました。パワースポット巡り(100)(900)記念回で登拝した「大山」です。その日の天候で見えたり見えなかったりする富士山に比べ、いつでもどこからでも拝められる点が、江戸時代から、江戸っ子たちに霊山扱いされてきた理由かと。霊山から霊山からに向かって、ぱん!ぱん!

 

今日の2本。どこの団子屋も長蛇の列になっていて、かなり時間がかかりました。


いつもは甘い黒ゴマですが、今日はしょっぱい味噌味の「金ごま団子」を。わたしの口には甘い方が似合いますが、金とつく方が縁起良さそうなので。

 

「十穀力団子」。口拭き用のティッシュを持参しないと大変なことになります。でも、今日はすっかり忘れてしまいました。唇についた味噌を手で拭いベトベトに。

 

紅葉、眺望、運動、食事と高尾山を楽しむことが出来ました。しかし、野鳥の姿を見られなかったことが唯一悔やまれます。そこで、せっかく来たのだから小仏川へ向かうことにしました。先週再会できなかったジョウビタキも、さすがに居ることでしょう。

 

 

 

あれれ???居ないなあ。今日はとことん、野鳥とは縁のない日のようです。ま、そんな日もありますよ。諦めて高尾山口駅へ。

 

思案川に架かる「落合橋」まで来ました。ふと、向こう岸の駐車場に目をやるとー、

 

 

おおおっ、あそこにちょこんと居るのはカワセミじゃないですか!あわててシャッターを押したものの、背景になっている車の色と被さってハッキリ写せないー、

 

すぐに、下に降りてきたので、狙いを定めてカシャっと。どうだ?距離があるので、ややぼんやりしていますが、ま、これぐらいなら合格点でしょう。

 

昨年8月7日の日記を読んでください。ここで、カワセミが飛んでいく後ろ姿を目撃しました。あれから、ここを通るたびに探していましたけど、結局、一度も目にすることが出来ませんでした。もうすっかり諦めていたところで、こんなにハッキリした姿で見られるとは。最後の最後にきて、大金星をあげることができました。これで、心置きなく帰えることができます。よかったよかった~