天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット巡り(979)(980)濱口梧洞像、川口神社

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!

 

 

午前中に猿田神社を済ませ、空いている午後は隣駅の「銚子駅」に出向いてみました。昭和40年代を最盛期に人口減と町の衰退が進んでいると聞きますが、実際のところどうなっているのでしょうか?

 

駅前はこんな感じ。かなりのシャッターが閉まっていました。でも、シャッター街という雰囲気ではなさそうです。単にお盆休みのせいじゃないかと。駅前の観光案内所に「レンタサイクルはすべて貸出中」と貼りだされていました。それなりに観光客が訪れているようです。ま、歩いて巡るのがわたし流のスタイル、「自分の足で地面を踏みしめて、はじめて気づくパワースポットがある」という信条なのでなくてもいいんですけどね。とりあえず銚子は港町ということで海岸線を歩いてみることにしました。そういう行き当たりばったりなのも、わたし流のスタイルなんですよ。

 

 

大通りの十字路を右に曲がりました。少し進むと、突然「こめかみ辺りにキーンと響く、パワースポット特有の痛み」がきました。その出所に建っていたのはクラシカルな建造物「銚子市公正市民館」と「濱口梧洞(ごとう)像」でした。市民館の方も銅像になっている濱口氏ゆかりの建物のようです。地元の繁栄に尽力した方特有の強い責任感に満ちた氣を放たれています。飯能の双木利一先生像がそうでした。「銚子の町がどんどん発展していきますように。それと、今日の後半戦も楽しいパワースポット巡りができますように」と手を合わせました。

 

濱口梧洞先生は地元・ヒゲタ醤油の当主だったようです。銚子と醤油・・・そこで思い出すことがありました。もう何年も前のことです。民俗学の研究者に、その歴史を教えていただくことがありました。江戸時代、大阪で綿花業が盛んだったとき、和歌山の漁師が綿花の肥料としてサンマを獲りに銚子で漁をしていました。はじめは獲ったサンマを大阪まで運んで、大阪で肥料を作っていました。でもだんだん面倒くさくなって、だったらここで水揚げして、ここで肥料を作ってしまえ、と。やがて、それがさらに進んで、肥料じゃなくてもいいじゃないか。サンマを使って何か別なものが作れないか?ということになって醤油業が発展していったそうです。お酒を飲みながらの話しなので、どこまで正しいか確証は持てませんが・・・。

 

パワースポット(979)「濱口梧洞像」

 

銚子漁港の第一卸売市場に出ました。実家に近い準地元的な土地に、水揚量が全国有数の漁港があるなんて誇らしいことです。なお、目の前に広がっているのは海ではなく利根川のようです。

 

周辺地図を眺めていると、ふと、目に入る地名がありました。「吉田松陰詩碑」と「川口神社」です。これにはビックリたまげてしまいました。なにしろ、わたしの脳内で、松陰先生と銚子はまったく結びつかない関係でしたので。海岸沿いにある先生ゆかりの地ということで、下田の「渡海企ての跡」を思い出します。時間的に、今日最後のパワースポットになるでしょう。けっこう 距離がありそうですが、歩いていく覚悟を決めました。いざっ!

 

 

遮るものがないので直射日光を受け、ヒーヒー言いながら歩いていきます。吹き出してくる汗を拭きふき、決意を後悔しながら。

 

ハー、ハー・・・永遠に着かないような気さえしてきます。実際は30分も歩いていないのでしょうけど。しかし、この辺りから、前方の左手に建物が見えてきました。あれが地図に記載されていた銚子第二卸売市場では!?そうだとすると、地図上では詩碑と神社はその前にあるはず。右手にこんもりと繁る森は鎮守の森かもしれません。俄然、速度が上がります。

 

やっぱり、第二卸売市場でした。そこから右側を見やると・・・

 

ドーン!予想外の大型な神社がこちらを見ていました。古社の迫力があります。

 

かなり急勾配な石段を登っていきます。と思いきや、さほどキツさは感じられず。意外です。

 

古社の雰囲気がすばらしい。「今日一日、楽しいパワースポット巡りができました。ありがとうございました。」と頭を下げて、ぱん!ぱん! なお、こちらには仲吉丸がー、

 

こちらには御嶽丸の船名が。船が献上されているところが漁港・銚子の神社っぽい。

 

背後の鎮守の森から氣が流れてきました。やっぱり途中で見えた森がこちらの森でした。

 

ところで、松陰先生の詩碑は?キョロキョロ。かすれて見づらくなっていますが、よーく見ると「松陰先生會遊之地」と読めます。こちらでしょう。裏側を見ましたが詩は読めず。詩碑にも向かっても頭を下げました。

 

石段を降りていると、目の前に第二卸売市場と利根川の流れが広がっていました。この眺めだけでも、漁港町・銚子の守護神的な存在であることがわかります。

パワースポット(980)「川口神社」

 

周辺案内図を見ると、周囲にまだ他にも神社や文筆家の碑がたくさんあるようです。時間をかけてゆっくり一回りしてみるのも楽しいかもしれません。