パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!
お盆休みのこの日(14日)、帰省していた実家で付近のパワースポット巡りをやることにしました。目的地をどこにしようか考えた結果、銚子にある「猿田神社」を選らびました。2012年のゴールデンウィークに巡った古社です。前回は、実家は香取市小見川にあるのに、なぜか氏神様は近場の神社ではなくてこちらなのだと聞いて、氏神様をお参りするという趣旨で巡りました。久しぶりに巡ってみたら、どうなっているのか?変わったところはあるのか?本当は旧ブログから引っ張ってきて比較したかったのですが、あまりに古い日記なので見つけることができず・・・。残念ですが記憶を頼りに向かいました。
さあ、まずは最寄りの小見川駅からJR成田線に乗り松岸駅へ。そこで総武本線に乗換えて隣の猿田駅へ向かいます。
約30分で到着しました。猿田駅です。駅から見える周囲の景観から、どれだけ地方に来たかがわかるでしょう。
神社に向かいます。地図に表記されている「そば」屋に、前回は行列ができていました。昼食はここでとろうと期待していましたが、お盆休みのせいか閉まっていました。残念。
線路沿いを歩いていきます。柵がなく線路がほんとすぐ目の前に。指をさして、「ほら、こんなすぐのところを歩いてますよ」という写真を撮っていたら・・・
ンゴゴゴーーーーー!と背後から特急が走ってきて思わずのけ反りました。この距離を見れば、いかに近いところを走っているかがわかるでしょう。あぶない、あぶない。
鳥居まで来ました。これを見ただけでも古社の雰囲気が伝わると思います。だんだん思い出してきました。
石段を上がり境内へ。「虚飾を排した質素で無骨な痛みがこめかみ辺にキーン」ときます。ああ、こんな感じでした。
やっぱり、日本の神様はこうでなくちゃ。きらびやかで余計な飾りは似つかわしくありません。「お盆休みも半ば。後半も楽しく過ごせますように」ぱん!ぱん!
周囲を取り囲む鎮守の森の巨木たち。氣を放つ源泉がこの一帯に潜んでいるような、前回は気づかなかった点です。
いったん境内を出て、ゆるやかな坂道を上がっていきます。そうこれ、情報量が多い案内板(笑)健在でした。「ー奥宮ー 御神砂・御神水」「親鸞上人旧蹟」「ー本宮ー 大神降臨之地」「猿田神社」広い範囲で聖域なのかがわかります。
まずは、「奥宮」「親鸞」の方から。細い山道を降りていきます。すでに、親子連れの先客がいました。子どもが、「ザリガニだ」「オニヤンマがいる」と騒いでいました。ザリガニもオニヤンマも撮影したかったのですが、やめておきました。わたしは、自分が真っ先に見つけたものしか撮らない主義なのです。わたしよりも先に人が見つけたものは、その人の獲物であり、絶対に撮りたくないのです。そんな変なプライドがあるのですよ(苦笑)
そして、「元宮」へ。こんなに整備されてたっけ?鳥居もなかったような。もう10年以上経つのではっきり覚えてませんが、こちらはきれいに整備されている気がします。
ふと、足元でピョンピョン跳ねるカエルが目に入りました。まるで、わたしの参拝を歓迎しているような動きをしていました。ここのヌシかもしれません。元宮に続き、このカエルにもぱん!ぱん!としました。
最重要ポイントへ。「聖域の中の聖域」に他ならない「猿田彦ノ大神御降臨之地」です。木製看板が置かれていただけで雑に扱われていた記憶があります。今は、その地位にたがわない立派な石柱が立っていました。氣の強さもさすがにすごい。
さらに、ここも強くきました。神職用の駐車場(笑)です。留めながら氣を充電できる一石二鳥的なパワースポットです。一般にも開放してくれませんかね。
駅を降りてから、ずうっと身の回りに虫たちがいました。シャツに飛び移ってくるカメムシやハナグモら、けっこう人懐っこい奴もいました。とくに目を見張ったのが一般駐車場で、オニヤンマ、ギンヤンマ、アゲハチョウらが飛び回っていました。虫の生息環境を古社が育み、見守り、その虫たちが今度は土地を鮮やかに彩り、人の心に温かみと癒やしを与えてくれる。一帯にはそんな理想環境が広がっていました。暑い中、来て良かったなあと思えるパワースポット巡りが出来ました。