2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、徐々に「ほかの花を見ること」も楽しくなり、今ではすっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。2月は梅、3-4月は桜、5月はツツジ、6月はアジサイ、8月はヒマワリ・・・というように。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。
8月になりました。花巡り暦では「ひまわり」の月になります。そこで今日は(10日、土曜日)、昨年のひまわり巡りで感動した昭和記念公園に向かいました。
自宅アパートからJR南武線・西府駅まで歩き、そこから立川駅へ。立川駅で青梅線に乗換え隣の西立川駅で降ります。西府駅から西立川駅まで、乗換えの待ち合わせ時間を含めて20分ちょいぐらい。駅を降りてすぐ目の前に公園・西立川口が見えてきました。今まで花巡りで足を運んできた「府中市郷土の森公園」「神代植物公園」とこちらの違いがわかりますでしょうか?実は運営母体が違うのです。郷土の森公園は市営、神代は都営、こちらは国営になるのです。ま、巡る側にとっては、どこでもいい話ですけどね。
450円を払って公園内へ。入ってすぐ目の前に「水鳥の池」が広がっています。この池を見ると昭和記念公園に来たなあ、と思わせる印象的な池です。
シュシュポッポ♪ 園内の見所を巡る汽車型の「パークトレイン」が通り過ぎました。一度は乗ってみたいと思いますが、なかなか機会がありません。
目の前をチョウが飛んでいきました。撮影してみるとチョウではなくガのようです。残念。
<差別だあー!
「昭島口」まで来ました。サルスベリの白とピンクの花が、青い空と白い雲に良く合う。
「かたらいのイチョウ並木」を通ります。右側は「バーベキューガーデン」、左側が「スポーツエリア」になっています。
トンボが飛んできました。ムギワラトンボか?トンボの種類まで知らないので曖昧です。
「こもれびの丘」に来ました。手つかずの原生林より、人間の手が入ることで、より豊かな生態系を育む・・・これぞ多摩の自然と称えるべき雑木林です。これから、世界の環境保護のお手本になっていくでしょう。
昨年、甲虫たちの大宴会場になっていたコナラ。今年もやっていました。夜になればクワガタ、カブトも飛んできそう。
昨年も見ました。アゲハのような大型のチョウです。美しいけど、特定外来生物。つまり「この国にいちゃいけないチョウ」なのです。人間界でいえば不法移民といったところでしょうか。ということは、チョウ界のクルド人みたいな・・・おっとっと、止めておきましょう。
心が洗われるなあ。ずうっと歩いていたい。
一面、キバナコスモスの花畑に来ました。これだけ花が咲いているのに、ハチの姿が見られません。あまり蜜がでないのかな?
黄色い花に見慣れると、ひまわりを見た時の感動が薄れてしまうので、ここまでにしておきます。
おおー、あんなところに磐座が!?・・・オブジェだな(笑)
「こもれびの池」。シオカラトンボ王国になっていました。
最近、追っているハグロトンボの姿は見られず。清流ではないからでしょうか。
シュッシュポッポ♪ 違う型のパークトレインが通り過ぎていきます。
「こもれびの里」に来ました。
スイレン畑。ピンクの花と青緑色した葉っぱの組合せ、最高の色の組合せではないですか。
ぐるっと回って、先ほど巡ったキバナコスモス畑を反対側から見ています。人の身長との対比でどれだけ広い面積だったかわかるでしょう。
さあ、もうすぐで、ひまわりが咲いている目的地「みんなの原っぱ西花畑」です。みんなが集まってワイワイやってます。ワクワクしながら近づいていきます。
ああー、壮観。わたしと同じか、もしくは高いひまわりに囲まれて、巨人の国に来た気分になります。
一番良い場所は、若い女性たちが順番待ちして、撮影会をやっていました。浴衣姿やアニメキャラでしょうか、コスプレをしていたりで、わたしらおじさんとは気合が違います。邪魔にならないようにこっそりパシャっと。
惜しむらくは逆光であること。デジカメの露出の調整がままならない。どうです、ちゃんと撮れてます?
さらにー、その裏手「ハーブの丘」に子どもの背丈、あるいはわたしの膝丈ほどのひまわりが咲いていました。サンフィニティという種類のようです。去年は気づきませんでした。自転車のお兄さんは、園内を回って落ちているゴミを拾ったりしている係員です。
かわいいなあー。ひまわりは確かに美しいけど、背丈があるのでつい変な想像をしてしまいます。人間が魔法にかけられてそこに立たされているような想像です(わたしだけじゃないと思います)。それにくらべて、この種類は膝丈しかないので、そんな変な想像しないで、ただ、かわいいーと思えるところがいいです。
目の前でギンヤンマがホバリングしていました。デジカメで撮影を試みましたが、あまりにも速すぎて撮れず。ハーブの丘の向かいに池があって、そこで生まれ育った奴で、この一帯を縄張りにしているとみました。池には残念ながらロープが張ってあって近寄れないようです。
最後、「ハーブ園」に寄りました。以前、園内でここだけ強力パワースポットになっていることに驚いた場所です。相変わらず強力な「こめかみ辺りにキーンとくるパワースポット特有の痛み」を放たれていました。しばらく滞在して、今日から始まる夏季休業のためにパワーを充電しました。