天才詩人こうやまあきらのブログ!

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野川でハグロトンボ探索

 

昨日、上柚木公園でハグロトンボを見ました。

21年8月21日の日記を読んでみてください。狭山市の清流でこのトンボを初めて見たときの体験を書いています。それ以来、限られた清流でしか見られない大変貴重な種類だと有難がっていました。それが、昨年8月27日、地元の「野川」でけっこうな数を見かけて、意外と身近にいるトンボだと気づきました。(まあ、それだけ野川も清流だってことなのでしょう)また心に火がついてしまいました。そこで、15日、海の日を利用して野川でハグロトンボ探索することにしました。

 

京王線府中駅から、京王バス武蔵小金井駅行に乗り込みます。バス停・前原町で降りると、もうすぐそこは野川の世界。うわっ、緑がもっさり。基本、野鳥探しで冬季に来るので、そのときに見られる枯果てた風景との違いにビックリしてしまいます。

 

沿道を歩いていきます。途中、階段があったので降りてみました。

 

おお、いますね~。はやくも発見。

 

ここにも。やっぱり、野川はハグロトンボ王国の様相でした。

 

川面が見えないぐらいに緑が生い茂ってきました。

 

ここにも。ちょっとピンボケか。

 

ザクザク、ジュワジュワ。靴を雨露に濡らしながら草むらを歩いていきます。

 

「自然観察園」まで来ました。園内にもけっこう見かけた記憶があります。期待して、おじゃましまーす。

 

トントントン。木製の通路を歩いていきます。あれっ、いないなあ。

 

おっ、あそこにいました。

 

こっちにも。よかった。

 

シオカラトンボもいました。縄張りはどうなっているのでしょうか?トンボ同士、同じ言葉で会話ができるのか?気になります。

 

やっぱり、あちこちにいました。

 

これだけ見られて満足しました。野川という清流とハグロトンボの組み合わせは、多摩に住む多摩人にとって、いつまでも残っていてほしい心の風景なのです。

 

そのほかの生き物たちー

チョウが飛び回っていました。チョウは体が小さいく、しかも不規則に飛び回るので撮影は難しかったりします。しかし、このチョウはしっかり止まってくれたので、簡単に撮影することができました。良い子だ。

 

これ、どういう場面だかわかりますか?花に止まっているモンシロチョウに、モンキチョウがちょっかいを出している場面です。

 

相手にされなかったので退散~

 

河原でよく見るツマグロヒョウモン。河原で見るチョウの中では、最も華やかな種類だと思います。

 

どこかで見たことある葉っぱが。7月2日の日記を読んでみてください。独特の白い葉に緑の縁取り。神代水性植物園で見たハンゲショウでしょう。

 

この花も見ました。キツネノボタンでしたっけ。水生植物園で見られた植物だけに、野川の周りでも見られるようです。


キキっ!自転車のブレーキのような金属音が聞こえてきました。この独特の音はもしや宝石カワセミがいるのか!?目をこらすと、いましたいました。ただ、久しぶりの撮影なせいか、すっかり腕が鈍ったようで完全ピンボケしてしまいました。野川に生息していると聞きますが、実際に見るのは初めて。最後にきて予想外の大物と会うことができました。

 

一本の川が育む命の数はいったいどれぐらいになるのでしょうか?昆虫、植物、野鳥に菌類、微生物まで含めれば途方もない数になるでしょう。今までは、多摩の雑木林に対してそのような感情を抱いていました。しかし、川も同じく多摩の自然を構成する母なる存在として注目していきたい(ブログで発していきたい)と思います。