パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます!
13日(土)、母校の試合を観戦した後、タクシーは使わず歩いて帰ることにしました。途中、上空からけたたましい機械音が響いてきました。見上げるとヘリコプターが降りてきます。
おおー、あの陸上競技場に着陸するようです。
ドクターヘリと書かれています。ああ、よく聞くやつですね。訓練?
この陸上競技場は「上柚木公園」の中に位置するようです。さっきまでいた「スリーボンド球場」もその一部のようです。思ったより広い公園みたいです。
ちょうどこの辺りに立ったとき、「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきました。どうやらこの公園はパワースポットになっているみたいです。ちょっと巡ってみますか。
高台になっている「展望台」に着きました。そんなに高くはないのに、開放感は格別なものがあります。芝生がきれい。
先を行ってみましょう。ここに来て、キーンがまったく感じられなくなりました。「ソフトボール場」の前を通ります。学生たちが楽しそうに試合をやっていますが、氣は感じられず。どういうこと?
「多目的広場」に来ました。ここに来て、やや復活してきました。どうやら、氣がまだら模様になって放たれているようです。
雑木林に目をやるとガビチョウがいました。いつも、やかましく鳴いているうるさい奴がおとなしくしています。よく見たら、何かを咥えているようです。遠目にチョウか蛾のように見えます。さすがに、鳴くことはできないか。
ハグロトンボが飛び交い始めました。狭山市で初めて見たときは、その美しさにビックリしたものです。清流にしか生息していないイメージがあります。どこかに水の流れがあるのでしょうか。なさそうですけど。
少し歩いていった先に池がひっそりありました。公園案内図には書かれていなかったような。何かいわくがありそうな雰囲気。周囲に立つと、急にキーンが復活してきました。弁財天様でもあるのかと思い探してみましたが見当たらず。
池の周りにハグロトンボが飛び交っていました。どうやら、ここで繁殖しているようです。これだけ狭いと、ヤゴ時代はケンカが絶えなかったでしょうに。パワースポットの氣を浴びて育っているので、他の地域のトンボよりも元気が良さそう。
さほど強力なパワースポットではありませんが、自然散策を楽しみながらパワーをいただける点で、一石二鳥なパワースポットだと思います。
パワースポット(976)「上柚木公園」
そろそろ帰ろうと、南大沢駅へ向かうことにしました。都立大学の脇に出る閑静な小径です。ふと足元に、アブラゼミの羽根が落ちていました。夏はまだ始まったばかり、セミも鳴き始めたばかりなのに、すでに命を落としている奴もいるようです。過酷な世界です。また、頭の上をブオオオオーンと羽音を立てて金属色に輝くヤマトタマムシが飛んでいきました(あっという間で撮影できませんでした)。駅近くでこれだけ自然が残っているとは、この辺りすばらしい環境です。
ここにもハグロトンボの姿が見られました。みんな、あの池から飛び立った兄弟姉妹だったら面白いのに。近くに違う生息地があるのかもしれません。
先ほどの公園にいたガビチョウとは違い、やかましく鳴いているガビチョウがいました。近くに寄ってもまったく逃げる様子が見られず。わたしに向かって「この町、どう気に入ってくれた?また来てねー」と言われているような気がしてきました。実際、空気感が肌に合い、歩いていてどんどん好きになっていたのです。また近いうちに来たいと思います。