2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、今では「ほかの花を見ること」も楽しくなり、すっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。2月は梅、3-4月は桜、5月はつつじ、6月はあじさい、8月はひまわり・・・というように。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。
今日は(6月16日、日曜日)、高幡不動尊のあじさい祭りを巡ります。わたしが住んでいる京王線・中河原駅から3駅、わずか10分で行けるあじさいの名所です。
今日は境内で骨董市が開かれていました。あじさい祭り目当てと骨董目当ての参拝者でにぎわっていました。こちらの特徴は、何と言っても「あじさいを本物の仏教関係の建造物といっしょに撮れる」ことです。
五重塔といっしょにパチリ。
お地蔵さんといっしょにパチリ。
やっぱり、あじさいと仏像は良く合います。パチリ。
これも、あじさい?変わった形しているけど。どこかで見たことあるような。
お×ぱい、か(笑)
見頃な花の前には、ズラリと人が並びちょっとした撮影会になっていました。
ではつぎに、印象に残った一輪を紹介していきます。
境内に咲いているだけで、公園に咲いているものよりも霊験あらたかに感じるのは錯覚じゃないはず。
右側の薄いピンクと左側の薄紫色がグラデーションになっている印象的な一輪。写真ではわかりずらいかも。
このような名札を見かけます。梅と同じく品種があるようです。
一番印象に残った花はこちらでした。深青色が目につきます。惜しむらくは、咲いている場所が駐車場側ということ。ほとんどの人が気づいていないようでした。もったいないなあ。
ふー、ふー。高幡不動あじさい祭りで困る点を唯一挙げれば、けっこう急勾配な山道が続くことでしょうか。ま、逆にそれが長所、魅力でもあるんですけど。今日は30℃を超える夏日。汗をふきふき登っていきます。山内第四十一番のお地蔵さんまで来ました。野鳥探索ポイントです。ギー♪ギー♪とコゲラの鳴き声が聞こえてきました。残念ながら葉に覆われて姿まで見えず。
視線を下に落とすと、シュタタタターと地表を駆け巡る鳥の影が見えました。あわててデジカメ撮影を試みたものの、ブレまくり・・・
しばらく野鳥撮影していないせいですっかり腕が落ちてしまったか。上手く捉えられない・・・
ん、これで何とか姿を捉えられたのでは。ガビチョウだ。反省、反省。少しは技術を保つべく実践練習しておかないと。
見上げると、青々と茂るカエデが。まぶしい。やがて、秋になれば紅葉となって多くの参拝者を楽しませてくれるでしょう。そのときにまた来ます。