2月になると各地で「梅まつり」が開催されます。これまで、野鳥見たさに巡っていました。そのうち、徐々に「梅の花を見ること自体」が楽しくなり、今では「すべての花を見ること」が楽しくなり、すっかり「花巡り」がわたしの年中行事になっています。そこで、これから増ます楽しくなるように「花巡り」のカテゴリーを作ってみました。
昨年6月21日の日記を読んでみてください。神代植物公園で鑑賞した、国際色豊かなバラについて書いています。
今年も機会をうかかっていましが、忙しい日が続きなかなか実現できず。ようやく「春のバラフェスタ」最終日になって(6月2日、日曜日)、巡る機会ができました。昨年と同じく良い出会いがありますでしょうか。
京王線・中河原駅から各駅停車に乗り、調布駅の一つ先、布田駅で降りました。府中市内にある公園と違い、電車に乗らないと行けません。でも、通勤定期でタダで行けるので苦になりません(笑)駅から20分ちょっと歩いて着きました「神代植物公園」です。
前回来たのが4月9日のさくら巡りでした。あれから随分、緑化が進んでいます。
朝の雨で水分をたっぷり含み、しっとり。
いざ、お目当ての「ばら園」へ。
一番の注目株「クイーン・オブ・神代」はどうか?・・・あら、残念。最終日とあって残り一輪になってる。
来年はもっと早目に来ることにします。
気をとり直して、国際色豊かなバラを見て回ります。贔屓の引き倒しじゃないけど、我国のバラが一番美しいのではないかと、世界的にかなり高い位置にいると思います。
アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、国際コンクール受賞品種が並びます。わが国以外で一番のお気に入りはフランス。
とくにお気に入りなのが「伊豆の踊子」です。自己分析すると、わたしの好みはどうやら黄色のようです。残念なのは、我が国の大事な村下孝蔵の歌名を他国に名乗られていること・・・じゃなかった川端康成だ(笑)
クイーン・オブ・神代以外は今年も十分楽しめました。また来年が楽しみです。
次に、広い公園内を観て回ります。なんでも、東京ドーム3個分あるのだとか。まずは2月に巡った「うめ園」へ寄ってみました。見る影もなく、ぼっさぼさ状態です。来年の「うめまつり」まで十分英気を養ってください。
▼1月31日の日記より
4月に巡ったさくら並木も、こんな感じに。
▼4月9日の日記より
ツツジはまだ見頃を保っていました。
池のほとりに建つ裸婦像。最初に観たときは、はっきり「いらない」と思いました。しかし、さくらの花といっしょに水面に映る共演を観たとき感動してしまい、やっぱり「いる」と思いが変わりました。さくらの季節が終わり、今日また単体の姿に戻ったところを観ると・・・やっぱり「いらない」か(笑)
▼4月9日の日記より
モンシロチョウ、アゲハチョウにタテハチョウ、飛んでいることは飛んでるのですが、今日は少ないかも。今日はそういう日のようです。モンシロチョウ、アゲハチョウは被写体が小さいうえに不規則に飛び回るので撮影が非常に困難で、いつも写せるのは地表に降りて、じっとしているタテハチョウぐらい。今日もフラフラっと、目の前に降りてくれました。おまえはいいやつだ。
ひえーっ!糸で垂れ下がった先に緑色のイモたんがクネクネしてる!今季初めてのご対面。再三再四、このブログで書いてきました。わたしは、ケムたん(毛虫)とイモたん(芋虫)が大の苦手。あのオゾマシイ姿を見ると心臓が止まりそうになるのです。なので、やつらとご対面しそうな季節、場所は極力避けているのです。この恐怖感を克服できればもっと活動範囲が広まるんですけどねえ。
相変わらずカラスが多い公園です。木の上の方でシジュウカラの鳴き声が聞こえてきます。でも、カラスが地表にいるせいか降りてきません。じゃあ、カラスが地表で何をしているのか?地中から器用にミミズを引きぬいて食べていました。あんなの美味しいのでしょうか???だから、危険を冒してまで繁華街にやってきて、人間の食べ残したゴミをあさるんでしょうね。
ヤブツバキからパキパキと枝を折る音が聞こえました。振り返るとメジロちゃんがボケっとしています。葉に遮られ姿が見られない季節になり油断していたのかもしれません。