お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただたをだ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
昨年11月にはじめた今季の野鳥探しも、いよいよ終盤へ。浅川、多摩川河川敷の景色も、3月に入り11月とはずいぶん変わったものになりました。枯れすすきの野原に、青々とした草が生え、花が開き、チョウが飛び始めました。
市内の行きつけの酒屋に寄ったら、そんな今の河川敷の風景に、合わせたかのようなラベルのお酒が置かれていました。「朝のさんぽ道」だそうです。面白そうなので即購入です。
どんな味なのか?ラベルからはちょっと想像ができませんね。では、一口ゴクリと・・・んー、ぬるい。。。甘さ・辛さ・濃度・舌触り、すべてにおいて「ぬるい」感じがします。
この場合のぬるいとは、「鋭さ」や「尖った」カドがとれて、丸くなっていることを意味します。そうつまり、ラベルに描かれた「『春うららか 河川敷 朝のさんぽ道』を主題に造られたのだとしたら、狙い通りになっている」というほめ言葉なのです。暑くもなく、寒くもない、この時期によく合う味に仕上がっております。
また、滋賀で造られたお酒のようですが、滋賀の何という川をモチーフにしたのか気になります。こっちの浅川や多摩川のような自然美と歴史文化に彩られた川が向こうにもあるのでしょうか。もちろん、あるでしょう、機会があったら、遠征してみたくなりました。
休日の朝に、ぼーっとしながら、のんびり飲んでいきたいお酒です。
肴に注目!
レジ脇に置いてあった「信州産なめたけ」を。子供のころから食べている、大手食品会社のものよりも細かくて、そのぶん繊細な味がします。
箸置きに注目!
今、梅まつり巡りをやっています。ちょうど、ぴったりの梅の花を。