天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

ヤマガラの日

 

ちょっと空を見上げるだけで

すこし耳を傾けるだけで気づく

豊かな世界「野鳥の世界」

それに気づいて生きるのと

気づかないで生きるのとでは

まるで豊かさの違う

人生になりそうです

 

パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。

野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。

まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。

そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!

 

 

今日も(10日)朝起きたら天気は良いし、野鳥たちはさえずったりしているしで、「高尾山気分」でした。「青空に映える富士山の雄姿」と「かわいい野鳥」を見たくなりました。そこで、二週連続で高尾山に向かいました。何度も登ったことはありますが、連続は初めてになります。

 

京王線中河原駅から「高尾山口駅」行きに乗りました。「たかお・やまぐち」ではありません、「たかおさん・ぐち」と読みます。座って寝たまま約30分で高尾山に連れていってくれるのですから楽なもんです。京王線沿線住民の特権ですね。

 

先週は「自然研究路第6号路」を登ったので、今日は「稲荷山コース」にしました。2年前に登ったコースです。天気が良くても日陰に入ると、この通り。けっこう暗くなります。足元もぬかるんでいるので、すべりだしは慎重に慎重に。

 

10分ほどで到着しました。「旭稲荷」です。「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が充満していました。おや、2年前はマスクをしていたお狐様たち、もうしていませんね。街を歩いていても、随分マスクをしていない人を見かけるようになりました。

 

この順路は、側壁だけでなく、足元にも巨石がゴロゴロしているのが特徴。

 

なので、巨石のパワーを足裏から吸収していきます。なかなか無い経験です。

 

40分ほどで「稲荷山 頂上」に到着しました。まあ良い景色ではありますけど、先週の富士山を見たら、これだけでは満足できませんな。高尾山本体の頂上を目指しましょう。

 

相変わらず野鳥たちの声は聞こえてくるのですが、肝心な姿が見えません。さっきからずうっと、まるで後をつけてくるかのように、上空で「ヴェー♪ヴェー♪」とヤマガラの鳴き声が聞こえてきます。足を止め、しばらく声の聞こえてくるほうを眺めていました。すると、どんどん声が大きくなってきます。何だか近づいてくるような・・・

 

ぽん!

そうこうしていると、一番手前の太い枝に飛び乗ってきた!

 

こっちを向いてくれ~

くるっ、

 

カシャ!ヤマガラは「好奇心が強く頭が良い」と聞きます。確かに、こっちが興味を持って見ていると、まるでむこうも興味を持ったかのように、近寄ってくることがあります。他の野鳥はみんな遠くへ逃げていくのに、真逆の行動をとることが度々ありました。もしかすると、このヤマガラもそうだったのかもしれません。「なんだ、あいつ?もっと近くで見てやろう」って。

 

すき間から、「大山阿夫利山」が見えました。9月にパワースポット巡り(900)記念回で登拝しました。「関東総鎮護」を称する霊山です。霊山から霊山を眺めることに意義がありそうです。

 

行くてを阻むように、そびえたつ木製階段がお目見えしました。まるで、巨大な跳び箱のようで躊躇してしまいます。上の方から、頂上に集まる家族連れのワイワイした声が聞こえてきました。さあ、ここが最後の関門でしょう。ラストスパートで登っていきます。するとー、

 

頂上が見えました。ここに着くのか。富士山を見る特等席というか、割と手前に着くのですね。

 

ドーン!

先週なかなかな眺めでした。しかし今日は、さらにその上をいく、雲ひとつ無いすばらしい眺めです。その存在感に圧倒されます。

 

いろいろなポーズをとって記念撮影する登山客たち。まるで、富士山を見るために登ってきたかのようです。それに対して、高尾山の「おいおい、おれは富士山を見るためにある安っぽい山じゃねーよ!」と嫉妬する心の声が聞えたような気がしました(笑)

 

帰りは「自然研究路第1号路」で。途中、強力パワースポット「薬王院」に参拝しました。ともすると、お気楽観光コース、お気楽グルメコース(お団子とか天狗焼とか)になりがちな高尾山登山を「修験道の霊山」だという本来の姿を教えてくれる有難い存在です。厳しさが張り詰めた境内の雰囲気に、登山ではなく登拝であることを否が応でも感じさせてくれます。

 

 

午後は買い物があるので、京王線高尾駅でJRに乗り換えて武蔵小金井駅へ。買い物がすんだ後、近くにある「武蔵野公園」に寄ってみました。昨季はツグミ、シメが見られた広場ですが、まったく見られず。今季もこの一カ月でジョウビタキメジロ、モズ、シジュカラ、エナガと冬のアイドルたちを見てきました。あと見ていないのはツグミコゲラぐらいです。ツグミは暖を求めてロシアから飛来してくるといいます。いま、どこらへんまで来ているのでしょうか?

 

 

 

遠くの枝の先に、鳴くこともなくじいっとしている茶色い塊がとまっていました。ヤマガラです。午前中は高尾山で、午後は武蔵野公園で撮影することができました。

 

今日は「ヤマガラの日」のようです。