天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

パワースポット(892)(893)伊那森神社、栗林神社 令和4年(2022)ゴールデンウィーク駒ヶ根を巡る旅②

 

パワースポット! 

パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!

 

パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

二日目最終日。「駒ヶ根駅」早太郎の反対側を巡ってみることにします。

 

駅観光案内所でもらった案内地図で順路を決めます。真っすぐ歩いていき、「駒見大橋」を渡り天竜川を越え、「伊那森神社」へ。その後、栗林交差点を右に行って「高鳥谷神社」へ寄り、交差点に戻ってから今度は左にある「筥石神社」で終わることにしました。筥石神社の後ろにある「奇石」の表記が気になります。磐座や巨石があるのでしょうか。巨石系パワースポット大好き人間にとって、こここそ旅の最終地点にふさわしいでしょう。

 

天気予報によれば、午前中は曇り空で、お昼からは雨が降るのだとか。早めに巡らないと大変なことになりそう。まずは、急ぎ足で駒見大橋を目指します。

途中で見た看板です。「アルプスがふたつ映えるまち」-そうですね。昨日から、前方に中央アルプスが、後方に南アルプス雄大な眺めが望め感動しきりでした。はじめて来ましたが、大好きな土地になりました。

 

1時間近く歩いて着きました。最初の目的地「駒見大橋」です。

 

天竜川はゴウゴウと音をたてて濁流になっています。確か、暴れ川で有名でしたっけ。おそらく、上流のほうでは大雨が降っているのかと。こっちに来る前に、早めに巡らないと・・・あせりますな。

 

恒例の野鳥シリーズ!

天竜川に近づくにつれ、野鳥の鳴き声が大きくなってきました。浅川を思い起こします。そこは東京と同じようです。

♪チョリ、チョリ、チョリ・・・小さく可憐ながら、よく通り渡る鳴き声が聞こえました。この鳴き声はホオジロです。見渡すと、枝の上にとまって縄張りを睥睨していました。

 

渡ったところに、またホオジロの鳴き声が。この周辺はホオジロ王国といった趣があります。

<おや、セットが乱れているやつがいるな。寝ぐせついてるぞー(笑)

<風が強くて、こうなちゃったんだよー!

 

こっちにいるのは、おっとりしているというか、清楚美人系な顔をしています。メスかな。

 

橋を渡ってから振り返ると、中央アルプスには大量の雲と霧が覆いかぶさっています。

 

そろそろ雨がきそう。早めに巡らねば・・・。

 

晴天だったら、さぞかし雄大な姿を見せていたでしょうに、残念~。

 

ゆるやかな坂道を上がっていきます。沿道には野生の藤の花が見られました。きれいですね~。

 

さあ、「伊那森神社」に到着です。一言で表現すれば「素朴」。洗いざらしジーンズのような、着飾ることのない素直で素朴な「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が充満しています。

 

晴天ならば、雄大中央アルプスの山々が背景になって、さぞかし映えた画像が撮れたのでは。機会があったらまた参拝してみたいです。

パワースポット(892)「伊那森神社」

 

つぎに「栗林交差点」を目指します。ここでポツポツと雨が。嫌だなあ。急ごうっと。

 

この辺りの沿道にも、藤の花がびっしりと咲いていました。

 

交差点に来たので、右側へ進んでいきます。すると、地図には書かれていない大きめの神社がありました。わかります?発せられている古社のオーラを。

 

チョコマカ、チョコマカ。鳥居をくぐると、目の前をキセキレイがチョコマカしていました。まるで拝殿までわたしを先導してくれているかのようです。ありがとう~。

 

なんで、こんなすばらしい神社が地図に載っていないのか不思議でなりません。掘り出し物のパワースポット神社に出会うことができました。

パワースポット(893)「栗林神社」

 

真っすぐ進んでいくと、目的地だった「高鳥谷神社」の鳥居が見えました。地図を見ると、神社の背後に「高鳥谷山 1,331m」があるので、おそらく山を御神体とするタイプの古社では?楽しみです。

 

覚悟はしていたけれど、けっこうキツイ。決して急斜ではありませんが、ダラダラした参道が続いていきます。地図によれば、そろそろこの辺りにあるはず・・・。

自然学校の施設や別荘風の建物が並んでいるだけで、それらしい建物が見当たらない、道を聞こうにも、人っ子一人いないという最悪の状況に陥りました。遭難しそう~(汗)

 

ついにきたー!

 

そこへ、突然、用意していた野外用の折り畳み傘がまったく通用しないほどの激しい雨が。冷たい雨が打ちつけ、次第にびしょ濡れになっていく体・・・。

 

帰りの電車の時間もあることだし、このまま彷徨って時間を潰しては、一番の目的地「筥石神社」「奇石」には行けなくなるし、雨で風邪もひきそうだし・・・。そこで、高鳥谷神社はあきらめて、そっちを優先することにしました。

高台から撮った中央アルプスの山々です。天候の悪さが伝わりますでしょうか。

 

栗林交差点に戻る途中、雨と霧で真っ白にあって何も見えなくなりました。あんな大きなアルプスでさえ、その姿がまったく見えない・・・。

どんどん激しくなっていく雨、この状況で奥地まで向かう行動を例えれば、「荒れる北海の海へ、小さな観光船を繰り出す」ぐらい無謀で危険な行動・・・おっと、このご時世、この例え話は不謹慎かな。

 

漁をあきらめて帰ってきたサギ。

<やめ、やめ!今日はお手上げだ


残念ですが、ここで筥石神社と奇石はあきらめることにしました。もし、また機会があれば巡ってみようと思います。

これ以上の旅はやめることにしましたが、駒ヶ根駅まで、行きの時間と同じ1時間半かけて帰らないといけません。ウンザリですが、こういう予定通りいかないことも旅の醍醐味ってもんです。

最後の最後で残念なことになりましたが、今年のゴールデンウィークパワースポットの旅も成功だと言えるのではないでしょうか。早太郎にまた会いたいですね~