ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
事前の天気予報は雨。濡れながらの観戦はいやだったので、今日は神宮球場に行かず、おとなしく近くを散策することにしました。結局、雨は降りませんでしたけど。
とくにあてもなく、関戸橋を渡り、聖蹟桜ヶ丘駅周辺をぶらついていると、あちこちで飛び交うツバメの夫婦を見ました。マンションの軒先に作りかけの巣があったりして、そういう季節になったことを実感しました。
一宮交差点を左に曲がり、野猿街道に入りました。丘陵地帯では盛んにウグイスが鳴いていました。どうやら、ウグイスとツバメに占領されてしまったようです。2月に散策したときは、メジロやシジュウカラがたくさん見られた一帯ですが、いまでは攻守交替、すっかり陣容が変わっていました。・・・あと、遠目に、枝から糸を垂らして空中でクネクネしているイモたん(芋虫)を見ました。ああ、もう雑木林には入れない季節になったのですね。何度も書いていますが、やつらのおぞましい姿を見ると、心臓が破裂しそうになるぐらい恐怖を感じるのです。とは言え、やつらがいてこそ、わたしの大好きな野鳥たちが命をつなぐことができるのも事実。おぞましいとは言え、やつらも「神様からもたらされた自然の恵みの一つ」と考えるべきなのでしょう。
また、春になって冬には見かけなかった生き物たちが、いっせいに動きだしたようです。
ハチ、
別のテントウムシも、
さらにネコも、
・・・あれ、なんか変だぞ?
これってネコ?・・・タヌキだな(苦笑)
初めて見た野生のタヌキにちょっと感動しつつ、聖蹟桜ヶ丘に戻りました。京王アートマン(生活雑貨専門店)に寄って、文房具売り場の前を通ったら、突然、呼び止められるように目に入ったイラストがありました。そこに置かれていたのは、タヌキの顔を描いたイラストと万年筆。なんと、「多摩丘陵に棲んでいるタヌキをモチーフにした聖蹟桜ヶ丘店オリジナルのセーラー万年筆」と表示されているではありませんか。おおおっ!初めて野生のタヌキを見た帰りに、そのタヌキの万年筆と出会うとは!!これは偶然を超えているんじゃないですか!?どう考えても運命の結びつきでしょう?灰色と茶色のまったく魅力的でない色の組み合わせと、3万3000円という高額なお値段が気にはなりますが、うーん、どうしようかなあ・・・。この間、誕生日だったので、自分への誕生日プレゼントにしてもいいし・・・。少し考えてから決断しようと思います。
<つづく>