ちょっと空を見上げるだけで
すこし耳を傾けるだけで気づく
豊かな世界「野鳥の世界」
それに気づいて生きるのと
気づかないで生きるのとでは
まるで豊かさの違う
人生になりそうです
パワースポット巡りをしていると、よく野鳥を見かけます。最初はおまけとして撮っていましたが、思い入れが日増しに強くなっていき、ついにカテゴリーを設けることにしました。
野鳥の生態はど素人、愛機はもうすぐにでも寿命が尽き果てそうなボロボロのデジカメ・・・。そんな低装備なわたくしですが、「かわいい野鳥を見たい」の一心だけで全国を探索していきます。実際の野鳥は、われわれ人間などには、はるかに及ばない過酷な一生をおくっているのですけどね・・・。
まあ、いいじゃないですか。かわいい野鳥を探して見つけることができれば、かわいいものを見たときに溢れる「幸せ脳内物質」に満たされ、幸せな日常をおくれるのですから。
そう、「野鳥」探しは「幸せ」探しに他ならないのです。「毎日が楽しくない、幸せを感じられない」という人には、ぜひオススメします!
今日は(30日)、「高幡不動」から「平山城址公園」まで連なる「かたらいの路(七生丘陵散策西コース)」を巡ってみます。雑木林を通るので、きっと野鳥たちに出会えるでしょう。楽しみです。
まずは、京王線・中河原駅から三つ先の「高幡不動駅」へ。駅から出発地点である「高幡不動尊」に向かいます。関東三大不動の一角として多摩地区では超有名なお寺。このブログでやっている「パワースポット巡り」の第2回目で巡った場所です。なつかしいな。
境内は、不動堂や五重塔へ参拝する人たちでいっぱいでした。ですが、わたしの目当てはこっち、裏山である「不動ヶ丘」の方へ。不動ヶ丘から住宅街に出て、「多摩動物公園」沿いを経て「平山城址公園」へ、最後は「平山城址公園駅」から帰る順路にします。
よいしょ、よいしょ~
まずは、「山あじさい鑑賞路」をゆっくり登っていきます。見ごろな季節に来たいですね。
不動ヶ丘は、四国八十八か所巡りを模した「山内八十八ヵ所巡拝路」が展開されていました。熱心に順番通りに回わって手を合わせている信心深い方もいます。
ほー、「高幡城址」とは。中世、ここに高幡城が築かれていたのだそうです。あまり知られていない歴史があるようです。
「見晴台」に着きました。世が世なら、城下町の風景。府中のほうまで見渡せます。
♪待ってました~
見晴台から降りたすぐのところ「第四十一番」付近で野鳥が集まっていました。
チラチラー、
茂みの陰から、こっちを伺う目が・・・
シロハラか。落ち葉をひっくり返して食べ物をあさっているようです。
ガサガサー、
いつでも、どこにでもいるシジュウカラ。注意して探してみると「スズメよりもいるんじゃないか」と思うぐらい目にします。ここでも、いっぱい目にしました。
ガサガサー、
かわいそうなほど国民的不人気ヒヨドリ。でも、日本でしか見られない貴重なやつなんだそう。
ソソクサー、
逃げられた~。あの後ろ姿はヤマガラでしょう。
キッー、
あれ、さっきのやつかな?藪の中から、キッとこっちを睨むやつがいます。野鳥をひきつける何かがあるのか集結していました。見ていて飽きません。一日中でも滞在できますが、今日は後が長いんでこれぐらいにしておきます。次回はもっとゆっくり腰をすえて探鳥してみたいですね。
シロハラ<もー、さっきから、食事の邪魔しないでくれる!
また、こんなものも・・・
野生動物とみられるフンです。何がいてもおかしくない、豊かな自然環境が残っているのは確かです。
境内はここまで。ここから、いったん住宅街に出て、つぎの「多摩動物園」を目指します。
途中、なんとも味のある手書き感のある案内表示です(笑)
さあ、多摩動物公園に沿って、雑木林を歩いていきます。フェンスの左側は動物園の敷地内。時折、猛獣の鳴き声が聞こえてきて、めちゃくちゃおっかないです。夜ひとりだったら、怖くてとても歩く気にはなれませんね・・・(怖)
<つづく>