♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
2013年9月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを「日本の国虫にしよう」という高い志をもつようになりました。そして、ついに、その志を遂げるべく「国虫会」を結成しました。総裁をはじめ要職にはわたしが就き、国民運動を巻き起こしたいと考えております。どうか、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
国虫会 総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長(兼)仕入部長(兼)飼育部長 こうやまあきら
長雨が居座る夏を遠い場所まで、押し流していきました。過酷な夏の暑さからは解放されましたが、そこで終わる一つの命がありました。最強武闘派任侠団体「大日本国虫会直参 北九州ヒラタ一家四代目の姐さん」です。
あの年も記録的な酷暑で、その影響か産卵数が極端に少なく、ふたを開けてみたら本来四代目を継がなければならないオスどもが一匹も孵らず、すべてがメスという異常事態へ。一家継承の危機に、憤然と立ち上がったのが、日本一気性の荒い土地(=北九州)で育った、日本一気性の荒いクワガタ(=ヒラタクワガタ)の、どのオスよりも気性の荒いメスでした。
エサをやろうと、飼育ケースを覗いただけで、噛みつこうとしてくるその態度や表情には、オスに代わって一家を継ぐ器量が十分ありました。しかし、やっぱりそこは任侠の世界。暫定にとどまってもらい、翌年、正式な四代目としてオスを養子に迎え、五代目産卵に集中させてきました。その成果がでたようで、過去一番の産卵数となりました。
四代目姐さんがあの世から<(綾瀬はるか似のべっぴんさんだったことも書いてほしい、っちゃ♪)
来春には、あの激しさを受け継いだ五代目候補たちでにぎやかになることでしょう。楽しみです~