お米と水が神様からの恵みならば、それらから造られるお酒も、とうぜん神様からの恵みの賜物になるわけです。本来、人は、食べ物も飲み物も、生活用品も、家も、町も、エネルギーなんかも、すべて神様からの恵みだけでよかったはず。その恵みの中で、やっていればよかったのです。自然に帰れ!神道の心に帰れ!・・・なーんて大きな話しをするつもりはなく、ただただ、「お酒を飲んで楽しい暮らしをしましょう」ってことを言いたいわけです。
「年間100銘柄を目指して」と副題に書いていますが、本当はそんなことどうでもよくて、何か飲む理由を考えてみただけ・・・。さあ、肩肘はらずに、飲みましょう~!
各社腕を振るった夏酒が店頭に並ぶこの季節、ひときわ夏っぽい雰囲気を出していたのがこちら、長野の「明鏡止水」です。
「日本酒が充実している」と謳う、うるさい飲み屋で、ときどき見かける銘柄です。「通を唸らせる実力派だけど、入手困難な幻のお酒ではない」という立ち位置でしょうか。同じ立ち位置ですと、「墨廼江」「亀齢」なんかが挙げられると思います。
味のほうはというと、甘苦いけど、くどくなくてカラッとしている感じ。スルスル飲めてしまうので、ある種、危険なお酒の部類に入るかもしれません。ラベルの絵が郷愁を呼び、懐かしい夏祭りによく似合う味に思えてきたりします。
箸置きに注目!
28日は「土用の丑の日」。でも、ウナギは最近バカ高くて食べれたもんじゃありません。なので、「せめて箸置きだけでもその雰囲気に浸ろうじゃありませんか」という訳でこれを。
明鏡止水、明鏡止水・・・おっと、あった!では、ペタっと♪