永遠に一度しかない「令和三年のゴールデンウィーク」も今日で終わり。慌ただしく家の用事を済ませ、ちょっと出かけようとドアを開けたら・・・アパートの壁をこやつが這っていました。壁の色を保護色にして、隠れている(つもりの)カエルです。確か、去年もこの時期、この場所にカエルがいました。もしかすると、同じやつかもしれません。
ツバメの日記で、「ツバメは産卵のために、東南アジアからはるばる同じ場所に戻ってくる」と書きましたが、カエルも同じで(そこまで大規模な移動ではありませんが)、帰巣本能というものが備わっていて、産卵のために自分が産まれた田んぼに戻ってくるのだとか。
でも、残念なことに、この辺りでは田んぼが急速に失われつつあります。この時期になると夜な夜な聞こえてくるカエルの大合唱も、年々、その歌声が小さくなっているような・・・。
彼らの故郷がいつまでも残っている府中の自然環境を大事にしていきたいと思います。
<ぬき足・・・
<さし足・・・
<しのび足・・・あれ、バレちゃってる!?