♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
２０１３年９月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを国虫にしようという高い志をもつようになりました。その思いは日をまして強くなっていき、ついに、その志を遂げるべく「大日本国虫会」を結成することを思い立ちました。総裁をはじめ要職にはわたしが就き、必ずや全国民をあげての運動に発展させていきたいと決意しております。みなさまの参加をお待ちしております。
総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長(兼)仕入部長(兼)飼育部長
こうやまあきら
駅前の大型スーパーでは、ゴールデンウィークに入ると、エレベーターで二階に上がったすぐの目立つ場所で「カブクワ祭り」をやっていました。外国産、国産のカブトやクワガタを売り出す企画です。
国虫会の歴史は、秋になっても買い手がつかず、縮小された売場に半額セールで売られていたかわいそうなクワガタを購入したことから始まりました。
毎年楽しみにしていましたが、何年か前から、祭りが開催されなくなりました。生き物ですので、係員が毎日エサをやったり、虫が気持ち悪いとかクレームつけてくる輩がいたり、売れ残ったやつをどう処分するかなど扱いが難しいからでしょう。
今では近くに専門のペットショップを見つけたり、ネットを活用しているので、やってもらわなければ困ることではなくなりました。しかし、誕生の地がなくなってしまう寂しさは残っていました。
そんなこんなの今日。用事があってそのスーパーの二階でうろついていたら、クワガタ、カブトが売られている展示場がありました。かつてのような目立つ場所ではないし、売られている種類も豊富ではないし、カブクワ祭りの看板も立っていませんし。それでも、縮小された形であっても、また売り場が復活していることに大変喜びを感じ、その前で思わず小躍りしてしまいました。この気持ちわかっていただけるでしょうか。
このなかの何匹かは、また秋に国虫会入りするかもしれません（そうならないうちに、心優しい飼い主に引き取られていくのを期待していますけど）
とりあえず、ほっと一安心。
いずれまた、大規模な復活を期待したいですね！
