天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

家康による「東照宮を巡る聖なる三本のライン」の旅②  【旧ブログより】

 

 「天才詩人こうやまあきらのブログ」も開始してからもうすぐ10年。これだけ月日が経つと、昔書いた人がもう亡くなられていたり、二度と会うこともない疎遠な関係になった人もいたり、あまり知られたくない恥ずかしい出来事なんかがいっぱい書かれていたりします。

 ーそこで、

 読んでいただきたい日記だけを、新しいブログ「天才詩人こうやまあきらのブログ!」へと移行させることにしました。

 ただ日記数が膨大なので(2500本以上!)、暇をみつけては少しずつの移行となりますので、よろしくお願いします。

 

 

17日の日記の続きになりますー。

今日はせっかくの休日だというのに、あいにくの大雨。こんな天気ではとても外に出る気になりません。そこで、旧ブログから、過去の「パワースポット巡り」を貼りつけて、旅の思い出に浸ることにしました。

 

パワースポット巡り(313)〜(320)鳳来寺山東照宮 2016/05/06 

 久能山東照宮で見かけた案内板からはじまった、「家康による『東照宮を巡る聖なる三本のライン』」巡り。先日の「日光東照宮」に続いて、鳳来寺山にある「鳳来寺山東照宮」へ向かいました。知名度は低いものの、全国各地にあるあまたの東照宮を差し置いて、「久能山」「日光」と並んで「三大東照宮」の称号を得ているんだそうです。

場所は新幹線の豊橋駅からJR飯田線に乗り換えて「本長篠駅」で降ります。そこから、鳳来寺山まで小一時間かけて歩いていきます。さらに、そこから1425段の石段を登らなくてはならないそうです。こりゃあ、大変だぞー。

 

早朝に家を出て、京王線、中央線、東海道新幹線飯田線と乗り継ぎ、本長篠駅から歩いて1時間、お昼前にようやっと表参道の入口「三の門」に着きました。ここまでに、けっこう体力を使ってしまいました。これからが本番だというのに、大丈夫かなあ・・・

 

さあ行くぞ!と気合いを入れていると、入口に強力なパワースポットがありました。「奥平仙千代の墓」です。「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンと痛み」がきます。父親が武田氏を裏切って家康についた為に、処刑されてしまった二男のお墓なんだとか。当時、まだ13歳!そう聞くと、この強力なパワーは恨みのこもった負のパワーなのかもしれません。丁重に手をあわせました。

パワースポット(313)「奥平仙千代の墓」

 

表参道はまだ平坦な道でした。並んでいるお土産屋をのぞきながら、ふらふらと歩いていきます。すると突然、超絶パワーがふき出している場所に出くわしました。ふと見ると、短い橋の向こうに弁天様がおられるようです。しかし、その只ならぬパワーに、足がすくんでしまって動かせないのです。なんとか勇気をだして渡ってみたのですが、こめかみにキリ!キリ!キリ!っとパワーが突き刺してきます。こいつは、強すぎて精神を破壊する危険なレベルです。

スマホで調べてみたのですが、ここをパワースポットだと認識している人は、まだいないようでした。第一発見者になったかもしれません。そのパワーは「あさひスカイワード」や「虎ノ門金刀比羅宮」と同じ「日本最強(凶)レベル」だと感じました。とんでもないパワースポットを発見してしまいました。


※日本最強クラス パワースポット(314)「なんじゃが池弁財天」

 

そうそうに逃げだし、また表参道を歩いていきます。山の風景が、なんだか「昇仙峡(山梨)」に似ています。

 

すると、またパワースポットがありました。ここも、けっこう強くきます。「安全に山を登れますように」と祈願。

パワースポット(315)「上浦不動尊

 

さて、ここから恐怖の石段になります。1425段を一気に駆けあがりますよ〜
えっちらこ、えっちらこ〜

 

大変に苦しい石段登り、随所にパワースポットがあるので充電していきましょう。
まずは「仁王門」です。通るときにきます。さて、まずはここでパワーを充電。

パワースポット(316)「仁王門」

 

ご神木の「傘すぎ」です。周囲にパワーを放っております。なんと、高さが日本一なのだそうです。日本一のパワーを充電させていただきましょう。

パワースポット(317)「傘すぎ」

 

「松高院」。今は使われていない様ですがきています。どうかパワーをお願いします。

パワースポット(318)「松高院」

 

さっきから、この蝶がヒラヒラと舞うように飛んでいました。まるで、ぼくを叱咤激励してくれているようでした。「山の精」かも。

さあ、もうすこしだー!

 

まずは、東照宮と並ぶ二枚看板「鳳来寺」です。さすが、かなり強くきます。

パワースポット(319)「鳳来寺

 

ここまで登ってくれば、目的地の東照宮まで目の先。5分ほどで着きました。やったー!ここが三大東照宮鳳来寺山東照宮」になります。うーん、やっぱり三大とは言っても、最初の二つ「久能山」「日光」に比べればずいぶん小さいものになるようです。でも、建物の見た感じは同じですし、なんといってもパワースポット・ソムリエとして(自称)、感じるパワーのテイスティングが、ほかの二つと同じで、支配者たる強い意志を感じさせる味になっていました。すばらしいパワースポットですねー。


 

なお、一番強くくるのは、境内の右はじにあるこの案内図あたりでした。ここまで、苦労して来たかいがありました。ありがとうございました。ぱん!ぱん!っと。
パワースポット(320)「鳳来寺山東照宮

 

また一時間近くかけて、ふー、ふー言いながら山を降りて「三の門」までいき、帰りは駅までバスで行こうと思ったら・・・なんと今が3時45分なのに、つぎが6時46分!

3時間バス停で待つのも大変なので、またここから駅まで歩いて帰るはめになりました。近くのお土産屋の方から、「ちゃんと帰りの時間を調べなきゃダメよー」と呆れられました。ほんと、事前の下調べは大切ですよねえ・・・

 
なお、「三の門」にかかる架線に、黄色いきれいな野鳥がエサをくわえて飛んできました。「おおー、きれいだなー」と見とれていると・・・


あっ、もう一羽きた!


その行先を見ていたら、「三の門」に巣を作っていて子育てしているようでした。心がいやされます。鳳来山に来たときは、ぜひ、野鳥の子育てにも注目を。

  

 

 

パワースポット巡り(516)世良田東照宮  2018/02/12

2014年2月22日、パワースポット巡りで足を運んだ「久能山東照宮」で、このような案内板を見かけました。「東照宮を巡る聖なる三本のライン」にまつわる伝承です。なんでも、家康は、関東の平安を護るために、「北極星←→日光東照宮←→江戸城」「御前崎←→久能山東照宮→富士山←→世良田東照宮←→日光東照宮」、「久能山東照宮←→鳳来山東照宮←→岡崎城←→京都」と、東照宮を中心にした三本のラインで結界を張らせたのだそうです。
アカデミック的には荒唐無稽な話しでしょうが、スピリチュアル好きなぼくには心高鳴るものがありました。「そのおかげで、江戸幕府が260年も続き、江戸から東京へと時代が変わった今でも、日本の首都として繁栄しているのだ」という主張も、わかるような気がしたのです。そこで、ぜひとも「パワースポット巡りの企画」として、ここにでてくる東照宮を、順に巡ってようと思いたちました。
それから、鳳来山東照宮日光東照宮は巡り、後は世良田東照宮を残すのみとなりました。しかし、なかなか機会がなくて延ばしのばしになっていました。すると、天候に恵まれた三連休というお誂え向きの日がやってきました。これを逃さない手はないでしょう。というわけで、急遽、群馬県太田市に向かいました。

 

京王線中河原駅馬喰横山駅日比谷線小伝馬町駅北千住駅東武太田駅と中継して、ようやく目的地の世良田(せらだ)駅に到着。中河原駅を出たのが6時45分で、世良田駅到着が11時20分なので、ほとんど5時間という大旅行になってしまいました。原因はケチって途中まで定期券で行ける順路をとり、遠回りしたこと。(だって、なるべく旅費は抑えたいから 苦笑)
北千住駅で、特急券を買おうとしていたとき、「日光」行はすでにお昼過ぎの便まで満席なのに対し(券が買えずに呆然としている家族連れが何組もいました)、「赤城」方面行は、まだまだ余裕で、ぼくの隣前後も空席のままでした。日光人気はすごいものがあります。さぞかし、向こうは賑わっていることでしょう。

 

じゃあ、こっちは・・・約5時間かけてやってきた世良田駅の駅前はこんな感じ。ちょっと不安になってきました。

 

とりあえず、こんな手書きのおぼつかない案内図を頼りに向かいます。順路は一本道なので迷うことなく着けそうです。

 

(途中、右手に頭がギザギザな異形な山が見えました。あの形はもしかすると、先々週に行った「妙義山」でしょうか?同じ群馬県だし、わりと近いのかも)

 

世良田東照宮に着きました。おおー、参拝客も多くて、清潔で明るい感じが。長い間滞在していたくなるような雰囲気があります。不安がぬぐわれました。他の東照宮と違うところは、他はみんな山の上にありますが、こちらは平地にあることです。

 

境内は、「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」でいっぱいでした。その痛みの性格がほかの東照宮といっしょで、厳めしくて、キツメのキーンでした。やっぱり、同じ方を祭っていると、そうなるんでしょうか。

 

とくにくるのは、
「開運稲荷社」、

 

普光庵跡」、

 

「鉄燈籠」、

 

一番強くくるなあと思った、
「日枝社」あたりになります。

 

(また、車清祓所には、四方の柱にくくられた青や赤や黄色のテルテル坊主が(?)かわいいけど、何でしょうか)

 

足かけ4年かかって巡り終わった「東照宮を巡る聖なる三本のライン」。終わってみて、「家康の計画の意図がわかった」などと大層なことは言いませんが、どこもパワースポットとして特別な力をもっているのがわかりました。家康は歴史的にもそうですが、この世界(パワースポット界)でも重要人物であり、スーパースターなのだと感じました。もしできることなら、ラインを張って護ろうとした、今の関東の姿を見て、どのような感想を持つのか?聞いてみたい気がしました。
また、「久能山駿河湾日本平の景色」「鳳来寺山は鳳来山登山」「日光は言わずもがな」「世良田は群馬の自然」と、どこも観光地としての魅力もあるので、「東照宮を巡る聖なる三本のライン巡り」がもっともっと有名な観光コースになってほしいと思いました。

 

 

《おわり》