パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、精一杯生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
先週、「鳥沢駅」でパワースポット巡りをした後、「来週は梁川駅でパワースポット巡りをやる」と書きました。しかし、天気予報を見ると、なんと大月・上野原に災害注意報が出ているではありませんか・・・。
昔だったら、そんな後先のことを考えずに突っ込んだものです。その結果、びしょぬれになったり、真っすぐ帰宅できなかったり散々な目にあったりしていました。しかし50を超えた今では、少しはお利口さんになっていて、こういう日には無理をせず自宅でゆっくりしようと考えるようになりました。
そこで、今日はおとなしく家にひきこもり、過去の山梨パワースポット巡りの日記を読みながら、来週の梁川駅周辺巡りに思いをはせることにしました。
パワースポット巡り(373)軍刀利神社 2017/01/15
さあ、いよいよ先週買って、「ノコギリ丸」と名づけた愛靴の初陣がやってきました。
ぼくにとって愛靴とは、「武将が命を預けて戦場へ駆け込む愛馬」のようなもの。こいつに乗って(履いて)、日常という名の戦場を駆けめぐるのです。
そして、当然ながら大切な愛靴ですから、初陣は「本物の場所」にしたいのです。まず最初に、「本物を味わって知る」ことが大切なのです。芸術家や職人や料理人がそうであるように。
栄養クリームの代わりに、そこから発せられる「本物の御神気」を塗って、ピカピカな靴になってほしいのです。
そこで、かねてから目をつけていたのが山梨県上野原にある「軍刀利(ぐんだり)神社」。かつて、ぼくの前世だった日本武尊が(妄想)、軍神として祭られているという縁と、東京からわずか三つ先の駅にあるという手軽さと、なんと言っても、最近パワースポットとして人気急上昇中で、ものすごいパワーを感じるという評判から選んでみました。
まずは早朝、京王線高尾山口方面に乗って高尾駅へ。接続する中央本線に乗り換えて、三つ先の上野原駅で降りました。7時台ですと、辺りはまだほのかに暗いようです。それにしても、「山があるのに山梨県」とはよく言ったものです。東京からたった三つ先で、四方がもう山だらけの別世界になっていました。
8時10分まで待って、井戸行きバスの始発に乗り込むと、20分ちょいで目的地である終点「井戸」に着きました。
上野原駅のバス停に置いてあった、手書きの案内図を片手に歩いていると、もうすぐに「キーンとパワースポット特有のこめかみ辺りにくる痛み」がきました。これが、まだ遠くにある軍刀利神社から発せられる御神気だとしたら、かなり期待できそうです。
10分ほどで、第一の鳥居に着きました。赤さびた鉄っぽい鳥居が軍神の雰囲気を出しています。
・・・それにしても・・・寒い!寒い!なにしろ今日はニュースで、東日本に最強寒波が来る、とやっていた日。辺りには雪がおおっていて、とてつもなく寒いのです。ザッ、ザッ、ザッと雪の残る急坂を登っていきます。産まれてはじめて経験する雪に、ノコギリ丸もびっくりでしょーよ。
こんな看板もー
へい、生プーさん、かかってこいや!(本音=ちゃんと冬眠しててね)
ツララが!
この写真を見て、危険な寒さの場にいることがわかっていただけたかと。ガクガク、ぶるぶる・・・
さあ、そして、この超高い石段を登っていきます。(まったく上が見えませんけど・・・)
そして、その上にあったのが、こちら。「軍刀利神社」になります。おおー、けっこうなパワースポット。御神気がキーンときます。
「よー、ひさしぶりー。2000年ぶりぐらいかなー。前世のおれ(妄想中)」
さらに上に「奥ノ院」があるというので目指してみました。その途中にあったのが、これらの巨石たち。形といい、頭を貫くようなキーンとくる痛みといい、これは今まで各地のパワースポットで見てきた「磐座」そっくり。ということは、ここは、「神社が出来る前から信仰の山だった」のではないか?という推測が・・・。
そして着きました。「奥ノ院」です。御神木として有名な大桂の大木ぶりに驚きます。なかなかの御神気を放っております。
さらにその奥に、「日本武尊の御座石」があるというので行ってみることにしました。案内図には30m先となっていたので、すぐに見つかると思ったのですが、石や岩があちこちにあって特定できませんでした。残念・・・。
・・・それにしても、
この巨石といい、とてつもない御神気を放っています。もう、この一帯は頭が割れるように痛くてたまらないのです。
これで、確信しました。ここは絶対に、「はるか古来より、磐座を祭っていた信仰の山」であったと。おそらく、その信仰を引き継ぐ形で神社が建てられたのではないでしょうか。
(「ノコギリ丸よ、たっぷり吸えよ。これが本物の御神気だ!」)
(「ゴク、ゴク、うんめー」)
この山の頂上に、「元社」もあるんだそうです。その続きは、ちょっとまだ雪が深いんで春になってからということで。それにしても、すばらしい御神気でした。ノコギリ丸も、本物を知って勉強になったでしょう。よかった、よかった。