パワースポット!
パワースポ ッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・等、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
バスで武蔵五日市駅に戻りました。まだ近場なら、もう一か所巡れる時間があります。いったん休憩してから行き先を探すことにしました。
・・・それにしても、駅舎の立派なこと。平成になってすぐの頃、知人宅を尋ねに一回だけ乗り降りしたことがあります。何にもない小さくて寂しい駅舎でした。隔世の感がありますね。
駅前の案内地図を見てみると、歩いていける範囲に「阿伎留(あきる)神社」という社名がありました。けっこう大きそう。
では、こちらにしますか。
「その前に、トイレ」ということで、交番脇の公衆トイレに駆け込むと、なんと「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が。
まさか、トイレがパワースポットとは(苦笑)
パワースポット(703)「武蔵五日市駅前の公衆トイレ」
地図の通り、檜原街道をまっすぐ歩いていました。すると突如、痛みがきました。
そこにあったのは公園と祭られた石でした。説明版によると、江戸時代には地名の由来になった市の中心に置かれ、繁栄を見守ってきた神様だそうです。ぱん!ぱん!っと。
パワースポット(704)「五日市の石神様」
やがて地図の通り、五日市派出所前交差点を左へ曲がります。割にあっさりとたどり着きました。「阿伎留神社」です。
広めな境内には、ご神氣がたっぷり張りつめていました。
まずは、古社の貫禄たっぷりの拝殿へご挨拶を。ぱん!ぱん!っと。
他の神社がそうであるように、こちらでも発されています。「神輿殿」です。格納されているお神輿の美しいこと。
小さくても、きています。「大鳥神社」です。ぱん!ぱん!
そのとき、突如!上空から鋭利な視線を感じました。見上げると、そこには怪鳥が止まっていて、ぼくを見降ろしていました。さては、ここの守護神だな。ぼくのことを不審者と判断し見張っているようです。
おおっ、今度は地表から鋭い視線が!暗闇に紛れて、これまた黒猫がぼくの動きを見張っていました。あちこちから見張られています(苦笑)
最も強くきたのは、ここでしょうか。「白光稲荷神社」。
最後に「忠霊塔」です。お疲れ様でした。
境内を出ると向こうには、「秋川」が流れ、緑豊かな風景が広がっていました。これこそ、心に美しく響く「東京人にとって理想郷のような多摩の風情」ではないでしょうか。
パワースポット(705)「阿伎留神社」
《つづく》