天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

コーポレート・アイデンティティ① ロゴの色

 

同人誌「多摩郷愁社」を立ち上げました。社名の由来は、「詩とは笑いと郷愁である」という、ぼくの揺るぎない信念からつけました。同じ志を持つ詩人さんがいるとは思えないので、「ひとり同人誌」の形式で活動することにします。これから発表する作品は、すべて「多摩郷愁社」名義になります。どうぞ、期待してやってください。

主宰 こうやまあきら

 

 郷愁社を本格的に活動するにあたって、そのロゴや色を考えています。企業がよくやるコーポレートアイデンティティーってやつです。

 ロゴの字体には、とくに思い入れはありません。明朝体でも、ゴシック体でも、その都度で楽しそうなものを使っていければいいと思っています。ただし、色については、存在意義や立場やらを伝えるという意味で大切なことと考えています。最初は、漠然としてですが、緑色だと考えていました。多摩といえば、文学的には「雑木林」がその象徴として語られる土地なので。

 でも、旧ブログに書きましたが、そもそも、ぼくがこの辺りに魅了され、越してきたのは、「夕焼け」の美しさから。なので、本来ならば、「夕焼け色=オレンジっぽい色」を一番手候補にすべきかもしれません。でも、多摩を象徴する色といえば、かなりあったりするのです。

 

多摩川にかかる夕焼けの色 ⇒ 多摩郷愁社 

雑木林の色⇒ 多摩郷愁社  

多摩川の色⇒ 多摩郷愁社 

河川敷にかれんに咲く日本タンポポの色⇒ 多摩郷愁社

 

こんな感じです。どうです?どれも捨てがたいでしょう。そこで、一色に決めず字体と同じように、その都度使い分けていくことにしました。なかなか華やかで楽しくなりました。使われている色で、そのときの心境なんかを想像していただければ、嬉しく思います。

 

 

《つづく》 

 

 

【旧ブログより】

美しい夕焼け  2010/12/02

 府中市中河原駅の周辺に住んで17年になる。ここに住んだ理由、それは美しい夕焼けスポットがあるからだ。
 その場所は、駅ちかくの多摩川沿いの土手を数分歩いたあたりにある。そこから、いま来たほうへ振り返ってみる。多摩川に関戸橋が架かり、その向こうに灯りがともった聖蹟桜ヶ丘の街並みがあり、そのまた向こうに富士山が見える。ちょうど夕陽は、その富士山の上あたりに降りてゆく。夕陽が完全に落ちてオレンジ色の空が真っ暗になるまで、わずか5分。4時55分から5時までの5分間だけ。その5分間のためだけに、いったい何度、足を運んだことか。とくに一番美しい11月に。
 ここ数年、すっかりご無沙汰していて、今年こそあの夕焼けを見るぞと思っていたのに・・・気がつけばもう11月が終わっているじゃないですか(苦笑)

 

所属  2012/09/02

 今日はアパ―トの更新の日。これで何回目の更新でしょうか。ほんと長いこと、ここに住んでおりますなあ。
 思えば、ぼくがまだ大学生の頃、夏の日に体を焼くために選んだ場所が、ここ中河原でした。夏休の間、国分寺からちょくちょく自転車でやって来ては河原に寝ころび体を焼いていました。そんなある日、ふと、体を焼きながら思ったのは「ここって冬になると夕焼けがきれいなのではないか」ということでした。やがて11月になって、あの夏のことを思い出しました。じゃあ、ちょっと行ってみようかと思いたち、夕方に、国分寺から自転車に乗って来てみました。すると、ああ、やっぱり思ったとおり、というか思った以上に、きれいな、息を飲むような夕焼けでした。

 ーではまず、真ん中に多摩川が流れ、その奥に関戸橋がかかり、聖蹟桜ヶ丘の町の灯がともっている、その町並みの背景に丹沢の山々と富士山がそびえ立っている、という光景を思い浮かべてください。それから、その富士山の頭上あたりに夕陽が落ちてゆき、次第に空が、山々が、町並みが、川面がオレンジ色に染まっていく様子を思い浮かべてください。

 どうでしょう?なんとなく、その雰囲気でもわかっていただけたでしょうか。そんな夕焼けに見惚れながら、ぼくは心に誓ったのです、「将来は絶対にこの近くに住もう、このきれいな夕焼けの近くに住もう」と。今でも、ここの夕焼けは日本一だと思っています、全国すべての夕焼けを見たわけではありませんけど。
 それから数年経ったところで、念願かなって、この中河原に住むことができました。夕焼けはもちろんのことですが、そのほかの点でも、ここはいいところです。

 ただ、この町はとてもいい町だけど、大好きな町だけど、しばられるつもりはまったくなくて、何かあればいつでも出ていく気でもいるのです。
 なんでこういう考え方をするかというと、昔から、ぼくは所属意識が希薄だったので。むしろ、どこかに所属することに恐怖すら感じていたのです。
 ですので同じ理由で、「詩人」に「こうやまあきら」が所属しているとは考えていないのです。あくまでも「こうやまあきら」の表現手段の一部門として「詩人」が所属しているわけです。「詩人」は「こうやまあきら」のほんの一部門であり、そのほかにも「永遠のヘッドスライダー」とか「永遠のシロオビスト」が所属しているのです。
 つまり「こうやまあきら」のアイデンティティーは「こうやまあきら」だってことですね。

 

現代版「冨嶽三十六景」  2013/01/16  
富士山のシルエットと飛んでゆく飛行機。これぞ、現代の「冨嶽三十六景」ですね。